湯船につかりながら太鼓の音、神輿のかけ声、交通整理の笛の音を聞きながら湯上がりでのぞいてみようと思いながら時間は午後8時少し前だった。隣の町内の祭りで子供たちデ賑わいを見せていたが神輿はすでに終わり三々五々帰宅へ向かっている。屋台が一軒残っていたので、祭りの気分をとカメラを向けた。
我が家では昨日梅干しをおこなったので、梅干し人生の詩を記してみた。
二月三月花盛り、うぐいす鳴いた春の日の たのしい時もゆめのうち。 五月六月実がなれば、枝からふるいおとされて、きんじょの町へ持出され、何升何合はかり売。 もとよりすっぱいこのからだ、しほ(塩)につかってからくなり、しそにそまって赤くなり、七月八月あついころ、三日三ばんの土用ぼし、思えばつらいことばかり、それもよのため、人のため。
しわはよってもかわいい気で、小さい君らのなかま入り、うんどう会にもついて行く。ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。 『(梅干しの歌)は、1910年(明治43年)発行の「尋常小学読本巻五」で発表された』
二月三月花盛り、うぐいす鳴いた春の日の たのしい時もゆめのうち。 五月六月実がなれば、枝からふるいおとされて、きんじょの町へ持出され、何升何合はかり売。 もとよりすっぱいこのからだ、しほ(塩)につかってからくなり、しそにそまって赤くなり、七月八月あついころ、三日三ばんの土用ぼし、思えばつらいことばかり、それもよのため、人のため。
しわはよってもかわいい気で、小さい君らのなかま入り、うんどう会にもついて行く。ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。 『(梅干しの歌)は、1910年(明治43年)発行の「尋常小学読本巻五」で発表された』