Something-New

710は私の好きな数字。
西海岸をDATSUN710で走った記憶・・・
その道は今も続いている。

資生堂クレ・ド・ポーにないもの

2021-04-04 | 無題

 

 

わたしは

お化粧品なら資生堂のファンだ。

わたしくらいのお年頃の女性は

高校3年生の卒業が近づくと

資生堂の美容部員のお姉さんたちが学校にやってきて

これから社会にでるために 当時は必要だろ思われていた

「お化粧」を教えてくれるのだった。

その時には お化粧に使うためのミニサイズのアイテムが

プレゼントされて

すごくうれしいことだった。

 

わたしはその時から

日本人のお肌には日本のお化粧品と思っていて

それ以来40年以上 資生堂を使っている。

時には、Dior の色にも気持ちが傾き

使っていた頃もある。

 

ジンセイの半世紀を過ぎた時からは

クレ・ド・ポーの品質を信頼してユーザーを続けている。

 

 

それなのに この新型感染症に対応するための

クレ・ド・ポーのあり方には

もう がっかりするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

京急百貨店の中のクレ・ド・ポーに

先々週だったか化粧品のアイテムのひとつを買いにいった。

ワタシはこんなにもエラそうにしていることもあるが

それなりに気は使っていて

この百貨店のクレ・ド・ポーには

かなりお年を召したわたしよりずうっとジンセイの先輩もいらっしゃる。

また、先客がいた時には

クレ・ド・ポーは接客も丁寧と思っているから

他の売り場を見て廻って

そろそろ頃合いかと思って

又 クレ・ド・ポーの売り場に戻ったりもする。

 

 

 

 

 

 

 

クレ・ド・ポーのアイテムは

どれもそれなりにexpensiveな 価格である。

わたしはファンデーションの下地を買ったのであるが

担当した美容部員の人から

オンラインでの購入を勧められた。

「ワタシポイントもつきますよ」とオマケのコトバもついていた。

 

 

 

 

 

 

 

資生堂の

クレ・ド・ポーの担当の人が  こう言わなければならない時代だとも

思えるが

ものには言い方ということも ある。

 

 

 

 

 

 

資生堂の理念は知らぬが

モノを売ることが 今の理念になってしまって

高校3年生のわたしにお化粧を教えてくれた時の

女性の社会進出の応援だとか

それから50年以上も経ったいまでは

どのような社会貢献をしているかは知らぬが

モノを買うなら コンビニにいきます!

わたしは。

 

 

 

 

 

 

 

 

と いうわけで

昨日 お化粧品を替えた。

接客してくれた若いお姉さんは

自分の腕の内側に

わたしからヒヤリングしておおよその希望を聞いた色を

いくつか組み合わせて塗って 見せてくれる。

自分の腕の内側が

これまでのお客さんのお顔に見立てたやり方である。

 

ヒヤリングも丁寧で楽しく

お姉さんとのやり取りをしているうちに

最初の好みとはちがう色の一揃いになっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

このように お化粧品を買うという行為は

モノを買う作業なのではなく

自分では気が付くことができなかった自分を

お化粧という行為を通して提案してもらい

自分においては

その方法を教わるという謙虚な時間なことなのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

資生堂はいま

汐留の本社に出勤するのにも

出社する理由が必要だと聞く。

それは会社の維持に必要なことだ。

 

残念なことで  ある。

 


カメラ女子ランキング

 

→ コンビニも あり!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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