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710は私の好きな数字。
西海岸をDATSUN710で走った記憶・・・
その道は今も続いている。

灯屋2 継ぎ裂展

2021-01-01 | 箪笥

 

 

 

 

 

 

 

11月の灯屋2さんの継ぎ裂展でいただいた着物が

仕立て上がって 大晦日に届きました。

それは「雪の光」と名付けられた着物で

畳紙(たとうし)に銘が書かれています。


 

 

 

 

 

 

灯屋2さんではずいぶんと前に

黄八丈の裂を継いで作られた羽織もいただいた。

その頃は、今のように着物を着る機会も少なくて

自分の身体の大きさに合わない着物や

裄がちょっと足りない羽織を着ると

どんなことになるのかもよく知らなかったし

案の定その黄八丈の羽織も裄が足りなくて

着物の袖口が羽織から顔をのぞかせてしまうのでした。

今年はそのお直しの相談等もしようと思って出かけた灯屋さんで

継ぎ裂展に展示しようとする着物たちに出会ってしまい

それではあらためて継ぎ裂展の本番にも伺って

よく見てみようと再度でかけたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

ご興味ある方は 浦野理一さんや灯屋2さんのHPでご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

継ぎ裂展の図録です。

 

 

 

 

 

 

 

 

雪の光りの写真です。

継ぎはぎの着物といえば時代劇などを見ると

毎日着ていてどうしても傷みやすい場所…

例えば袖とか衿でしょうか の裂を

他の着物の布を用いて交換したり

あて布をして継ぎをあてたりしているでしょう?

だから 継いだ布のものは きれいに着ないと

落ちぶれた感じになってしまう。

「気合い」が要ります。

着物はどれもおおよそ同じ形をしています。

それなのに「ムスメ」に見えたり

盗賊改め長谷川平蔵の妻ユキエに見えたり

長屋のオッカサンに見えたり 

売れっ子の水商売の見えたりするのは

着こなしと髪型の違いかもしれません。

ワタシの個人的意見では

それらの違いが顕著に現れるのは「胸元」です。

胸元にセイカツ感が出る 

そういっても過言ではないでしょう。

「雪の光」は気合いと作戦を持って

纏ってみたいと思っています。

 

 

 


カメラ女子ランキング

→ ジンセイのセンパイ方から、ご自分の置物をいただくこともたびたびあります。大変光栄に幸せに思い、裄の出せるものはお直しに出し大切に仕舞ってあります。どんなに栄養を摂っても自分の身体が増えるわけではないので、そして箪笥の引き出しをそろそろいっぱいになっているし、ワタシも長屋のオッカサンを超えるお年頃になってきました。ジンセイで最後に仕立てる着物を何にしようかと考えることがあります。

 

 

 

 

 


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