Something-New

710は私の好きな数字。
西海岸をDATSUN710で走った記憶・・・
その道は今も続いている。

そら豆

2010-06-01 | R’s Kitchen

幾人かの方から 最近 【R’s Kitchen】に関する記事が少ないぞ!

と言われます。

スミマセン・・・ 

いくつか理由はありますが いくつかのうちのひとつに

料理ができたら写真なんぞ撮っていないで早く食べたい!

というのが 私や家族の視線の中にあります。

もうひとつは 逗子の畑で取れる野菜は順調で

順調ということは 春菊なら春菊 蕗なら蕗 大根なら大根

そして そら豆ならそら豆ばかりが取れるということなので

そればっかり 順調に食べている・・・ ということもあります。

ある日の夕方 取ってきたそら豆は ドーン! と大袋いっぱい。

それを自宅の玄関先でサヤから取り出し

1日目は 塩茹でで白ワイン

2日目は 昨日の塩茹での残りを中華風に炒めて白ワイン。

・・・ という具合に食べ続けます。

3日目は明日ですが 翡翠のようにきれいに甘く煮ますか。

どの野菜も そのように食べ続けるのですが

どの野菜にも滋味があり 本当に美味しい。

とても写真どころじゃ ないんです。

天ぷらもいいし 白和えは?

やっぱり 塩茹でで もう一度?

 

じつは家族でお酒を飲むのは ツマである

私 ひとり。

白ワインは ある日雪解けの清水のように私の喉を過ぎていき 

春を告げたと思ったら 夏が突然やってきた。

その日ざしのあまりの眩しさに しばらく目をつぶっていたら

家族は1日を終え 私は夜中のお目覚めになったこともありました。

このように 私は マジメに畑の御物を食事として食べ

ココロは自由に家庭セイカツをさまよっているのです。

 

そうです。

今夜も白ワインは私の身体を駆け巡っております。

 

でも これは 本当だ。

しばし 私の酔っ払いにオットがお付き合いをしてくれて

ちょっとづつ いろんな話しをするのですが

そういう時に 夏の前の夜の風が窓から入ってくるのを感じて

シアワセだと思う気持ちは ホンモノだよ。

 

明日のワインは赤にしようかな。

真っ赤なウソって言うしね。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽 の 汗

2010-06-01 | Say it with Flowers
【鳥浜公園】

【お父さんの藤】


ようやく見つけた 父が分離帯に植えた藤。
先日 まだ太陽が西の空に沈まないうちに
オットと行ってきました。




そこは もう雑草におおわれていましたが
草を刈ればこのとおり。





この道路は無線の客待ちに個人タクシーが次々とやってきます。
この藤の木と同じように植えられている桜も
タクシーの運転手さんが植えて育てていたもの。
オットと草を刈っていると 私たちは委託された造園屋にも見えませんから
幾人かの運転手さんが話しかけてきました。
この藤の木を植えた運転手の娘だと名乗ると
みなさん この藤の木が小さな鉢植えだった時のことや
父がパイプで藤棚(のようなもの)を作ったことも知っていて
「それはよい供養だ」とか「自分が死んだらウチの娘も同じようにしてくれるだろうか」
などと お話もしました。




藤の木の幹にあるこの傷は
ホンモノの造園業者が電動の草刈り機で うっかりつけたものでしょう。
そしてその根元にいまでは見かけなくなった「蓑虫」を見つけました。

太陽が沈む前の時間
こうして父の藤の木に会えることの幸せ。
誰かの口から 生前の私の知らない父の姿が
夕焼け色に語られる不思議。

また 会いにくるね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする