
アメリカ、イギリス、スペインなど各国で大ヒットを記録し、世界で最もヒットした
実話をもとにしたジェームズ・ワン監督による大傑作、正統派、オカルトホラー「死霊館」
に出てくる不吉なドール、アナベル人形にスポットを当てたスピンオフ「アナベル 死霊館の人形」の続編
(というかこちら、前日譚!だった)
というわけで、死霊館から数えて時系列でいうと本作が一番最初の(古い話にさかのぼる)
「死霊館」シリーズ(二作)は監督がジェームズ・ワンとその続編(前日譚で相棒のリー・ワネル)なのでそりゃ面白いんだけど
スピンオフになってから監督は交代してジェームズ・ワンはプロデュースのみ。
なので面白さは脚本含めてかなり下がって、「アナベル」はオススメできるほど面白くなかったんだよね。
この続編、
全米ではこういうの皆キャーキャー言いながら楽しんで観るので興行収入としては制作費の倍稼ぎ、評価もそこそこ。
というわけでもちろん公開直後、行ってきた
人形系だからか?女子が多く、笑 わたしの並びは若い女の子がずらっと。一人で来てる子もいたし
ホラーで両隣がカップルではない女の子なんて珍しい。
日本ももっと女同士、または女の子が一人でどんどんホラー観にくるっていうのが浸透していけばいいなー。
さて、キャスト。
あまりメジャーな人は出てこない。
もちろん、主役はアナベルちゃん。寄り目すぎてかわいくない。
神父、ではなく死んだアナベルのお父さんにアンソニー・ラバリア。
わけありで12年も引きこもりの妻にミランダ・オットー。
孤児院のシスターに美人メキシコ女優、ステファニー・シグマン。
あと孤児院からの子供達。
主に活躍するのはこのお二人。
「ウィジャ」のルールー・ウィルソン
こんなホラーばっかでてトラウマにならないか心配。
姉妹3人で女優。タニタ・ベイトマン。
5/10(58点)
1時間50分の上映時間のうち、前半1時間くらいはダラダラして話すすまないしつまらなすぎー!
ツッコミどころ多いし内容全然、なかった(脚本ダメ)
前作「アナベル」を監督したのは、ジェームズ・ワン作品の数多くの撮影をしたジョン・R・レオネッティ。
にかわって今回、監督したのは根っからのホラー好き「ライトオフ」のデヴィッド・F・サンドバーグ。
そもそも「死霊館」で描かれた実話。
本当にアナベル人形という呪いの人形があって、その呪いの話が死霊館なわけだけど
実際に元凶となったアナベル人形がいて(死霊館の時にも書いたけど)
左)こんなカントリー人形がそもそもの発端。(本作のラストでカメオ出演 笑)
今回、なぜこのアナベル人形が呪われることとなったのか、が描かれるわけだけど
脚本が浅すぎるせいで、アナベルという一人娘の女の子が両親のいる目の前で車にはねられ、
家に取り付いた悪魔が、魂を欲しいがために娘になりすまして、
娘の姿を見れるだけでも癒しになった夫妻が、自分の子供ではないと薄々感じつつもその悪魔の要望に応えるうち
つけこまれて、そこにいる人形に魂が入って 恐れた夫妻(今回出てくる二人)が
人形を閉じ込めて聖書のページをドアに貼って神父によるお祓いをして何事もなくなった。
そこへその当時の償いもあって12年後に孤児院からの子供達を数人(って多すぎると思ったけど)
受け入れて住まわせていたところ、一人の子供がアナベルの部屋に入ってしまい
そのドアも開けられてしまったがために人形が解放されてまた新たな命を狙ってくる。
というもの。
鑑賞後は、悪魔とかの話だったんだっけーとか言ってる人もいたけど
はい。基本はオカルトです。
でもそもそもの元凶となったアナベル人形が今回は振り向くとか捨ててきたらまた元のとこにいた!
とか音で脅かす系だったり特に驚くようなシーンがないしやってることはこれまでのと一緒。
襲ってきて逃げて。
最初に襲われた子もあんな怖い思いしてもまだここに住むのがそもそもおかしい(笑)
ここには何かいる、みんなで逃げなきゃとか言いながら住んでるんだからすごい。
それにしても悪魔がなぜいきなり現れたのか、
子供が交通事故でなくなったからってたまたまそこに居合わせた人と人形に憑依。
ってなんか理由はないんだね。というのが不思議。
実際にはどうだったんだろう、と調べてもそこんとこ日本語では詳しくわからない。
座って振り向く、とか捨てたのにまたいる!とか
脅かし方がもう古いんだよー!アナベルちゃん!
素手で掴んで夜中に一人で井戸に捨てに行っちゃう勇気がすごい
(というかこのシーンのアナベルの顔ウケた)
こんな顔して捨てちゃう女の子の顔も結構すごい 笑
内容としてはもっと掘り下げたり面白くしてほしいかったなーせっかくのスピンオフシリーズなのにもったいない。
ただラストで本当のアナベル人形(本物は今はもちろん厳重に保管されてるけど)がプレゼントされて
登場させたのはわかる人にしかわからないって感じで面白い。(上に載せたアナベル人形の写真参照)
そして「アナベル 死霊館の人形」の冒頭にちゃんとラストで繋がってたのはよかった。
あのラスト、前作見てないと全くわからないので本作観る方は必ず復習してから是非
というわけで、本作「アナベル 死霊人形の誕生」は、
アナベル人形の製作者・ムリンス夫妻に焦点を当てたストーリーで、
前作『アナベル 死霊館の人形』より、さらに20年ほど前の出来事が描かれるので、気になる方は
リリースされた順番じゃなくて
「死霊館」
本作
の順番で観るのをお勧め。
今後の予定と過去の一覧としては
- 『死霊館』(2013年)
- 『アナベル 死霊館の人形』(2014年)
- 『死霊館 エンフィールド事件』(2016年)
- 『アナベル 死霊人形の誕生』(2017年)
- 『The Nun(修道女)』(2018年)
- 『The Crooked Man(クルックドマン)』(公開日未定)
- 『死霊館3』(公開日未定)
なんとチャッキーとアナベルの対決?コラボ作品も出てくるらしいので
そっちも密かに楽しみだな
12年前に最愛の娘を亡くして以来、悲しみから立ち直れずにいる人形師のサミュエル・マリンズとその妻エスター。そんなある日、夫婦は孤児院の少女6人とシスター・シャーロットを受け入れる。家の中が賑やかになり、元気を取り戻していくエスター。しかし孤児たちは不気味な現象に遭遇し不安を募らせる。足の不自由なジャニスは特に敏感で、何者かの気配に怯えるあまり、夫婦の亡き娘の部屋に忍び込み、図らずも恐るべき力を秘めた人形アナベルの封印を解いてしまうのだった…。
プレミアにて。
演出的な問題も大有りですが
(奥さんいきなり真相話しだすとか)
旦那さんが指一本ずつ離されていく映像と
奥さんの殺され方が悲惨だったところは、
良かったと思います
それ以外はごくふつーでしたが…^;
リンダ役の少女、ウィジャにもでてたんですねー
可愛い子ですよね
アナベル人形(ワン仕様)の首根っこガッと捕まえて捨てに行く勇気も良かったかな
演出が結構古い手ばかりでありきたり感が残念なせっかくのスピンオフ。
もうちょっと面白くならないかなぁ。
ワンが関わり薄いとダメですね。
今年全米の修道女と、死霊館3がはやくみたーい!