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大統領の執事の涙/LEE DANIELS' THE BUTLER

2014-02-22 01:05:00 | 劇場&試写★5

 

 

アカデミー賞作品賞ノミニーやGG賞ノミニー、トロント映画祭で最高の観客賞受賞の「プレシャス

ペーパーボーイ 真夏の引力のリー・ダニエルズ監督が、

1950年代から80年代という長い間ホワイトハウスで

アイゼンハワー、J・F・ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カー ター、レーガンら7人の大統領に仕えた

実在の黒人執事。その波乱に満ちた生涯を、実話をベースに描くドラマ。

 

その黒人執事、セシルにフォレスト・ウィテカー。

 

 その妻グロリアに、オプラ・ウィンフリーショーのあのオプラと思ったけど

「カラーパープル」でデビュー後はちょこちょこ女優してたね。

 

母親役には、「プレシャス」でもスッピンで出演していた

マライア・キャリーが。

 

そして同様、「プレシャス」にも出ていた

レニー・クラヴィッツという二人の大物シンガーが出演。


ほかに、
キューバ・グッティング・Jr、テレンス・ハワード

 

歴代大統領に

ロビン・ウィリアムズ→ドワイト・アイゼンハワー。

ジェームズ・マースデン→ジョン・F・ケネディ。

リーヴ・シュレイバー→リンドン・B・ジョンソン。
ジョン・キューザック→リチャード・ニクソン。(似てない)

 

アラン・リックマン→ロナルド・レーガン

妻ナンシー・ウィルソンにジェーン・フォンダ。 


 

5/10(57点)

 

 

うーん。この監督だから期待したのだけど、

まじめに描きすぎてて面白みも、映画としての吸引力も足りない。

これまでも幾度となく、映画で語られてきた黒人差別問題をベースに

歴代の大統領の側にいて大事な存在として使えてきた一人の男の

社会的立場の変遷を映し出す。

奴隷時代から、黒人の大統領 バラク・オバマの誕生まで。

そして、考えの違う息子との対極と和解、

これが前作でぶっこわれた強烈な熱風の感じる「ペーパーボーイ」を撮った同じ監督か?

ってくらい、正統派すぎてアカデミー賞とか狙ったのかな、という感じ。

オスカー候補(作品賞も主演男優賞なども)から漏れたと聞いて

観る前は、えー。と意外だったけど

観たら納得、そこまで感動するというほどでもないし

黒人の人種差別問題を描いた作品はこれまでにもたくさんあるし。

 

なにしろ観ているときとくに前半、すごい眠気が襲うほど淡々としてて面白味がない。

次々に登場して大統領になりきった役者たちは見所のひとつかもだけど、

実際のその総理がどんな感じだったかも元々詳しくないから比較もできないし

似てる!とか見かけや雰囲気でしか殆ど判断できないし 笑

とりわけジョン・キューザックが出てるシーンは眠くて睡魔と戦ってたんだけど

あれ、大統領だったのか。補佐かと思うくらい、大統領っぽさなかったな

やっぱりアラン・リックマンのレーガンがいちばん良かったんじゃないかな☆

ケネディのJ.マースデンはいくらなんでも若すぎじゃない

まぁ、似てる似てないはそっくり大賞じゃないからいいとしても

どうしてもこういう実在の人物の実話って

相当興味深く映画としてみせてくれないと退屈なもの。

今回もリー・ダニエルズ監督としてはすごく真面目に作ったのはわかるけど

とにかく面白さが足りなすぎた。(←しつこい)

 

本作についての感想、コメントを一言で述べているオバマ氏の名前も劇中出てくる。

この時代の流れのなかで

黒人大統領が誕生したのは偉大ですごいことだった。

その世紀の瞬間、彼セシルは何を思ったか。

 

あ、いつも力入り過ぎでクサイ演技と感じちゃうウィテカーつるべーさんは

今回もそつなくこなしていた。

どうしても毎回、「演じてます」に思えるのはなぜだろうーうまいんだけどね。笑

 

 

綿花畑の奴隷として生まれたセシル・ゲインズは、父親を雇い主に殺され

一人で生きていくため、見習いからホテルのボーイとなり、遂には大統領の執事にスカウトされる。

それ以来 30年間、ホワイトハウスで過ごし、7人の大統領に仕えてきた。

キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争・・・目の前で時代が大きく揺れ動く中、セシル は忠実に働き続ける。

黒人として、そして身に付けた執事としての誇りを胸に。

だが、執事であると同時に“夫”であり“父”でもあった彼は、世界の中枢にいながらも家族と共に歴史に翻弄されていく。

理解を示す妻とは別に、白人に仕える父の仕事を恥じ、反政府運動に身を投じる長男。

兄とは逆に、国のために戦う事を選びベトナム戦争へ志願する次男・・・。

激動の時代の中で、彼が世界の中心で見たものとは?そして人生の最後に流した、涙の理由とは―

 

 

 

 公式サイト

LEE DANIELS' THE BUTLER           2013   アメリカ   132min

2月15日より、公開中~

 

 

 

 

 



8 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
qさん★ (mig)
2014-03-30 21:53:01
あらーー、、、
それは大変でしたね。お疲れさま。
真面目にやってたのはいいけど
今までのが面白かったからねー
拍子抜けだよね。笑

確かに黒人差別問題や過去の歴史の教科書みたいな部分あってそれはそれでいいんだけどね★
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入院してた2月丸々 (q 遅コメント失礼)
2014-03-29 21:20:33
 2月丸々一か月 入院して
現在、復帰真っ只中だよん

。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。

さてさて、この作品
確かに真面目に描きすぎてたよね← 「ペーパーボーイ・・・」が好きだから、期待しちゃったかなぁ
ちと、所々取り残されちゃったし
人種差別が残る時代、そこからの公民権運動の時代
なんかというのか「お勉強しましょー」
っていう世界だったよ
オバマ大統領誕生というものが
また違ったものに感じたなぁ
レーガンを演じたアラン・リックマ、
ナンシー夫人を演じたジェーン・フォンダ
にやっとしちゃったけどね
返信する
りおさん☆ (mig)
2014-03-02 21:40:39
やっぱりー?
だよね。真面目に描きすぎちゃって
面白みなさすぎ。これがあの前作面白いのとったリーダニエルかって。オスカー狙いだよね!
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うーん (りお)
2014-03-02 19:03:49
なんていうか…フツーでしたよね。
確かに、オスカー狙ったのか?と言われてもしょうがないくらい、カタいし。。。
ちょっとだけ意識が飛びました
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ノラネコさん☆ (mig)
2014-02-28 11:29:09
そうですね、ノラネコさんは好きなタイプの作品だと
思います、
私はあまり自伝みたいな、歴史はすきだけど教科書風に完璧に描かれると面白みなくてだめなんですよね~。この監督は面白いのとるから好きなんですけど。手堅い作品でした。
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こんばんは (ノラネコ)
2014-02-27 23:22:57
私はこういう大河ドラマ的な作品は好物です。
まあその分細かなエピソードを突っ込んで描けないので、ドラマ的な盛り上がりとかは希薄だったりするのですけどね。
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yue☆ (mig)
2014-02-26 20:47:34
お!
ここyueだけだ!笑
興味ないとこにありがと!
これはゆえはみないねー。マライアは
前にこの監督のトロント映画祭観客賞の
プレシャスにも出たからだよ☆
もちろんシュワのそれ知ってるけど
ご存知のとおり、シュワとかスタローンとか
ジェイソンステイサムのとか興味ないんだよねー

面白いんだー、意外!
ウィテカーは出過ぎだよ 笑
あ、ウィテカーならラストキングオブスコットランド
オススメだよー
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ウィテカーさん (yue)
2014-02-26 06:40:00
はろー!
忙しい中最近いっぱい映画行ってるね~♪
たまに出てくるウィテカーさんが主演かー。
あんまり観たいと思わなかったけど★の数みて
やっぱり観ないかなぁ。。。
ロビンウィリアムズも久しぶりだ。
そして、なんで母親役にマライアなんだろうね・・・^^

そういえば、シュワちゃんのThe last standって観た?
これにウィテカーさん出てるんだ。
TVで観たんだけど、意外にも面白かったの!
アクションコメディね。ジャッカスの男も出てるよ。


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