東京大田区の馬込東中学校は校庭にテニスコートが二面取れるか取れないかの
非常に狭い校庭しかありませんでした。
片隅に砂場があり、走高跳び用の器具は備わっていましたから、
遊び半分で毎日皆んなで飛んでいたのを思い出します。
1メートル25を飛んで大喜びしたことが鮮明に思い出されます。
教育の場、学校に部活動があるのは、
いろんな活動を通して机の上では体験できない様々なことを経験して
身につけ成長して行く大事な手段だからでしょう。
毎日毎日、明日はこうしよう、こうやればどうだろう⁉
身体だけではなく頭も同時に使って仲間との絆も築いて行く、
本当に欠かすことの出来ない場なんですね。
私の場合は皆で遊びの感覚で、何もないところから陸上競技部を作り上げてゆくという
貴重な体験をさせてもらいました。
そのころの私が13~4歳だったとすると、その中学校は60周年を迎えようとしているわけですね。
既に伝統ある陸上競技部になっているのだと思いますが、
「伝統とは守るものではなく創ってゆくもの!」 という京都西川の大河内社長のお言葉を思い出します。
後輩たちにその言葉を伝えてあげたいものです。
そして更なる伝統を築き上げてゆく中で成長してほしいと思います。
今、新入生たちは大切な選択の時期を迎えているわけですから
何でもよいので一心不乱に取り組める対象を探してもらいたいと思います。
部活万歳!