例年3月の最終週に開催されている、韓国・済州島の菜の花国際ウォーキング大会ですが、今年は1週間前倒しの日程になりました。折りしも日本は、春分の日3連休。有休を取らずして参加できるチャンスです。
というわけで島旅仲間(含むヨメさん)にも声を掛け、4人で春うららかな韓国の島を目指しました。昨年に続き、2年連続の参加です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9b/c8090383e3a620fb6c04f8497476cd0d.jpg)
アシアナ航空の福岡~済州直行便は、残念ながら昨年から休航のまま。仕方なく、今年もエアプサンの釜山・金海空港乗り継ぎを利用しました。
これまでの経験上、あまり定時に動かないイメージのあるエアプサン。今回も、釜山の天候の影響とかで1時間遅れになってしまいました。金海での乗り継ぎ時間に、余裕を取っておいて良かったです。時間が空いたのでやむなく、免税のくせに安くないビールで乾杯。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/3e/05c4081d30d8995483acfe517c829e88.jpg)
9時頃、ようやく釜山発便が到着しました。同じく韓国大手系のLCC、ジンエアと熱い火花が飛び交います(?)。
釜山拠点のアシアナ航空系LCC・エアプサンは就航9周年。今回も2ヶ月前の予約で済州まで往復32,180円と、LCCらしい値段で飛べました。LCCと言いながら、手荷物預かりは無料だし、座席指定もできて、使い勝手の良さは相変わらずです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/08/d5a51be68a1adc62f9cf718f6bbac313.jpg)
定刻から50分遅れの10時に、ようやく搭乗開始。ボーディングブリッジが使えないのはLCCらしいところで、階段を上り下りして搭乗しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/2c/67e0ad5fcf3574991f7c79328c439157.jpg)
福岡~釜山間の飛行時間は、わずか35分。同区間でビートルがシェアトップを誇ったのも今や昔、現在はエアプサンだけで4往復にまで成長しています。
サービスのドリンクを飲み干す頃には、もやに覆われた釜山・金海の街並みが見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/b0/c09966f27b9087d0b625daeb55b725d3.jpg)
金海もボーディングブリッジは使えず、ターミナルへはバス連絡。土曜の午前中とあって、入国審査場に並ぶのはほとんどが日本人です。こういう時は、韓国人の列の隣に並ぶと有利。案の定、空いたところで随時日本人も通してもらえて、早く審査場を抜けることができました。
釜山~済州はエアプサンだけでも頻発運航。1時間遅れにも関わらず1本早い便に間に合いそうでしたが、満席で断られてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/91/97f3fa7f3e2b541b9ba3c7bb061c2d16.jpg)
釜山までが定刻だったら街に出てランチでもよかったのですが、そこまでの余裕もありません。仕方ないので、国内線ターミナル2階のフードコートでランチ。「思い出の王トンカツ」を食べてみたら、ふっくら厚い「日式」のトンカツでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/51/922a672a487c480cf25a7811c2d770e4.jpg)
済州行きも30分遅れ。予告どおり満席で、済州までの流動の多さを物語ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/8c/da3975ad5716062b986de4fd4e38c145.jpg)
済州までの飛行時間は45分と、福岡~釜山間よりやや長め。なのに運賃は、福岡~釜山が10,000円、釜山~済州間は5,000円と、国内線の安さが際立ちます。
韓国のハワイと称される済州も、春霞なのかPM2.5なのか、晴れなのにすっきりしない空模様。島影よりも先に、韓国最高峰の漢撃山(ハルラサン)の山頂が見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/5e/ff04025f14f7c5b545cdd0265cb2b191.jpg)
もやを抜ければ、済州島北部の40万都市・済州市が姿を現しました。ビルが立ち並ぶ都市は「島」のイメージではなく、沖縄に来たような感覚です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/04/c2ab76cb150b1dc47e02a14ba3e45a37.jpg)
空港ターミナルを出れば、南洋系の木々が並んで南国の雰囲気。ただ、見た目の雰囲気ほど暖かくはありません。福岡とさほど変わらない感覚です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/06/2bb38a6898173c414469c2e82fd25143.jpg)
今日の宿泊先、そしてウォーキング大会の出発点でもある西帰浦(ソギポ)市・中文(チュンムン)へはリムジンバスがアクセスします。リムジンバスとはいっても600の系統番号が振られ、空港以外での乗降もできるので、実質的には市外バスにあたります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/05/7490e0023f363a5e62d12857dc6becaa.jpg)
案内のおじさんに従いとりあえず乗車すると、発車前に女性の係員さんによる切符販売の巡回が。カードで払いたいというと、とりあえず座っておくよう言われました。
回った後にカード支払いの人は運転席に呼ばれ、カードタッチで減算の上、写真のような切符を渡すという見たことのないシステム。ちなみに途中から乗車する場合は、運転士に目的地を告げてからカードタッチをします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/69/61ff3ec2955848bb0fe84440e136b2a2.jpg)
ラグビーボール型の済州島の「短辺」を結ぶ600番バスでも、島の反対側の中文までは30分以上を要します。幅の広い国道は高速道路のようで、「島」のスケール感とはほど遠いものです。
天気は快晴なのに、どこかもやっとした天気が続きます。漢撃山も、もやの向こう側です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/18/bd7b82487bed8a066930dea7f00d676c.jpg)
リムジンバスらしく中文観光団地の高級ホテル群を巡り、ウォーキング1日目のゴール地点として賑わうコンベンションセンターに到着。今日の泊まり先は歩いて15分離れた中文の旧集落なので、歩道をとことこ歩きました。
沿道は、背の高い葉の花が満開です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/bc/6d63add67c3e9cb036e1cfb088c8f784.jpg)
本日の泊まりはこちら、エグリーン・レジデンスホテル。昨年訪れた時、3日目のお昼ご飯を食べるためにバスを止めた場所の目の前でした。昨年は現地アテンドによる「お任せ」の旅だったので、現地の地理はまったく覚えなかったのです。
やっぱり自分で考え、動かないと、旅先の地図を描くことはできませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/8f/f5a25fedb6d78f5acfc20b52691efeb6.jpg)
観光地・中文にあってツイン1部屋8万ウォン(8,000円)なので、さして期待はしていませんでしたが、まだまだ新しくてきれいなホテルです。ツインはベッドが2部屋に別れ、広々しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/41/cb8505c76398dc5629b53f9392d1273b.jpg)
レジデンスの名の通り、長期滞在にも対応。ランドリーは標準装備です。食器は入っていませんでしたが、フロントに言えば貸してもらえるとのこと。油を多量に使う調理や、匂いの強い部屋での焼肉などは禁止事項でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/9f/79736b88219416b73438d82112844aaf.jpg)
そして部屋からの眺めも、なかなか。中文の集落にありながら、ホテルの目の前だけは畑になっていて、のんびりしたムードです。その向こう側には、水平線が広がります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/3b/4624aa09ccdef85135491f952c21f8f6.jpg)
ひとまず男性陣2人で街をぐるっと一回りしてみましたが、ホテル1階の黒豚焼肉屋でも充分よさそうな雰囲気だったので、夕食はホテル内で食べることに。ひとまず黒豚三枚肉を2人前頼みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/6c/8655258954cdab429afef3d725882633.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/ba/886364fe4f34b94e949666772644f086.jpg)
油がのっててジューシーな黒豚に、付け合せもつまんでいれば、2人前でも充分な量。今日は体も動かしていないので、満腹になってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/fe/ea9aaa256fd445a7ec308a80b6f2f61e.jpg)
消化を促すべく、夜の中文を散歩。高級リゾートの中文観光団地とは対照的に、中文の集落には気軽に入りやすい雰囲気の店が並びます。名物の黒豚や魚介を扱う店も多く、庶民の味を楽しみたいのなら、観光団地より集落の方が選択肢が多そうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ac/1c40b7b21dfd6edce134690608ad7bed.jpg)
コンビニの窓には、航空機の発着情報がリアルタイムで流されていました。沖縄と同様、飛行機は本土との生命線です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/e8/a0b98f7d39fe66040531b0e16efa7c19.jpg)
夕暮れは九州より遅く、午後7時を過ぎてようやく陽が落ちてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/6d/9578c09d678b465ffc3bfd024a2aa4bd.jpg)
明日は20kmウォーキング。寝酒をぐびっと飲み干し、早寝です。
というわけで島旅仲間(含むヨメさん)にも声を掛け、4人で春うららかな韓国の島を目指しました。昨年に続き、2年連続の参加です。
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アシアナ航空の福岡~済州直行便は、残念ながら昨年から休航のまま。仕方なく、今年もエアプサンの釜山・金海空港乗り継ぎを利用しました。
これまでの経験上、あまり定時に動かないイメージのあるエアプサン。今回も、釜山の天候の影響とかで1時間遅れになってしまいました。金海での乗り継ぎ時間に、余裕を取っておいて良かったです。時間が空いたのでやむなく、免税のくせに安くないビールで乾杯。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/3e/05c4081d30d8995483acfe517c829e88.jpg)
9時頃、ようやく釜山発便が到着しました。同じく韓国大手系のLCC、ジンエアと熱い火花が飛び交います(?)。
釜山拠点のアシアナ航空系LCC・エアプサンは就航9周年。今回も2ヶ月前の予約で済州まで往復32,180円と、LCCらしい値段で飛べました。LCCと言いながら、手荷物預かりは無料だし、座席指定もできて、使い勝手の良さは相変わらずです。
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定刻から50分遅れの10時に、ようやく搭乗開始。ボーディングブリッジが使えないのはLCCらしいところで、階段を上り下りして搭乗しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/2c/67e0ad5fcf3574991f7c79328c439157.jpg)
福岡~釜山間の飛行時間は、わずか35分。同区間でビートルがシェアトップを誇ったのも今や昔、現在はエアプサンだけで4往復にまで成長しています。
サービスのドリンクを飲み干す頃には、もやに覆われた釜山・金海の街並みが見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/b0/c09966f27b9087d0b625daeb55b725d3.jpg)
金海もボーディングブリッジは使えず、ターミナルへはバス連絡。土曜の午前中とあって、入国審査場に並ぶのはほとんどが日本人です。こういう時は、韓国人の列の隣に並ぶと有利。案の定、空いたところで随時日本人も通してもらえて、早く審査場を抜けることができました。
釜山~済州はエアプサンだけでも頻発運航。1時間遅れにも関わらず1本早い便に間に合いそうでしたが、満席で断られてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/91/97f3fa7f3e2b541b9ba3c7bb061c2d16.jpg)
釜山までが定刻だったら街に出てランチでもよかったのですが、そこまでの余裕もありません。仕方ないので、国内線ターミナル2階のフードコートでランチ。「思い出の王トンカツ」を食べてみたら、ふっくら厚い「日式」のトンカツでした。
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済州行きも30分遅れ。予告どおり満席で、済州までの流動の多さを物語ります。
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済州までの飛行時間は45分と、福岡~釜山間よりやや長め。なのに運賃は、福岡~釜山が10,000円、釜山~済州間は5,000円と、国内線の安さが際立ちます。
韓国のハワイと称される済州も、春霞なのかPM2.5なのか、晴れなのにすっきりしない空模様。島影よりも先に、韓国最高峰の漢撃山(ハルラサン)の山頂が見えてきました。
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もやを抜ければ、済州島北部の40万都市・済州市が姿を現しました。ビルが立ち並ぶ都市は「島」のイメージではなく、沖縄に来たような感覚です。
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空港ターミナルを出れば、南洋系の木々が並んで南国の雰囲気。ただ、見た目の雰囲気ほど暖かくはありません。福岡とさほど変わらない感覚です。
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今日の宿泊先、そしてウォーキング大会の出発点でもある西帰浦(ソギポ)市・中文(チュンムン)へはリムジンバスがアクセスします。リムジンバスとはいっても600の系統番号が振られ、空港以外での乗降もできるので、実質的には市外バスにあたります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/05/7490e0023f363a5e62d12857dc6becaa.jpg)
案内のおじさんに従いとりあえず乗車すると、発車前に女性の係員さんによる切符販売の巡回が。カードで払いたいというと、とりあえず座っておくよう言われました。
回った後にカード支払いの人は運転席に呼ばれ、カードタッチで減算の上、写真のような切符を渡すという見たことのないシステム。ちなみに途中から乗車する場合は、運転士に目的地を告げてからカードタッチをします。
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ラグビーボール型の済州島の「短辺」を結ぶ600番バスでも、島の反対側の中文までは30分以上を要します。幅の広い国道は高速道路のようで、「島」のスケール感とはほど遠いものです。
天気は快晴なのに、どこかもやっとした天気が続きます。漢撃山も、もやの向こう側です。
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リムジンバスらしく中文観光団地の高級ホテル群を巡り、ウォーキング1日目のゴール地点として賑わうコンベンションセンターに到着。今日の泊まり先は歩いて15分離れた中文の旧集落なので、歩道をとことこ歩きました。
沿道は、背の高い葉の花が満開です。
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本日の泊まりはこちら、エグリーン・レジデンスホテル。昨年訪れた時、3日目のお昼ご飯を食べるためにバスを止めた場所の目の前でした。昨年は現地アテンドによる「お任せ」の旅だったので、現地の地理はまったく覚えなかったのです。
やっぱり自分で考え、動かないと、旅先の地図を描くことはできませんね。
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観光地・中文にあってツイン1部屋8万ウォン(8,000円)なので、さして期待はしていませんでしたが、まだまだ新しくてきれいなホテルです。ツインはベッドが2部屋に別れ、広々しています。
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レジデンスの名の通り、長期滞在にも対応。ランドリーは標準装備です。食器は入っていませんでしたが、フロントに言えば貸してもらえるとのこと。油を多量に使う調理や、匂いの強い部屋での焼肉などは禁止事項でした。
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そして部屋からの眺めも、なかなか。中文の集落にありながら、ホテルの目の前だけは畑になっていて、のんびりしたムードです。その向こう側には、水平線が広がります。
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ひとまず男性陣2人で街をぐるっと一回りしてみましたが、ホテル1階の黒豚焼肉屋でも充分よさそうな雰囲気だったので、夕食はホテル内で食べることに。ひとまず黒豚三枚肉を2人前頼みました。
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油がのっててジューシーな黒豚に、付け合せもつまんでいれば、2人前でも充分な量。今日は体も動かしていないので、満腹になってしまいました。
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消化を促すべく、夜の中文を散歩。高級リゾートの中文観光団地とは対照的に、中文の集落には気軽に入りやすい雰囲気の店が並びます。名物の黒豚や魚介を扱う店も多く、庶民の味を楽しみたいのなら、観光団地より集落の方が選択肢が多そうです。
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コンビニの窓には、航空機の発着情報がリアルタイムで流されていました。沖縄と同様、飛行機は本土との生命線です。
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夕暮れは九州より遅く、午後7時を過ぎてようやく陽が落ちてきました。
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明日は20kmウォーキング。寝酒をぐびっと飲み干し、早寝です。