Chang! Blog
福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです




 JR九州は11月15日、九州新幹線各駅の7~9月の利用者数(推計値)を発表しました。全線開業時から好調な伸びを見せていた熊本以南に対し、低調と報じられてきた北部区間の各駅とも、伸びを見せているとのこと。

 これまで熊本以北の駅で、乗降客数が当初の目標値に達していたのは新玉名駅のみでしたが、今回調査で目標値に達しなかったのは筑後船小屋、新大牟田駅の2駅のみ。両駅でもそれぞれ50人、100人の増加が見られるとのことで、少しずつですが定着してきているようです。

 我らが久留米駅も、前回より12%増。1日の利用者数は2,800人に達しているようで、目標値を100人上回っています。熊本駅も12%増で、9月の単体では鹿児島中央を上回っているとか。

 増加率でダントツの勢いを見せたのが新鳥栖駅で、なんと24%増。目標値の1,700人に到達しました。大阪直通「さくら」と停車駅を分け合う久留米との比率も2:3にまで迫っており、来春の直通「さくら」の停車駅配分にも影響を与えるかもしれません。
 もっともJR、鳥栖市とも、鹿児島・熊本方面と佐賀・長崎方面への乗換え客の増加を主因と見ているようで、そうなれば九州内の「さくら」が多く停車する現行ダイヤでもOKなのかも。

 なお、近距離向けの大幅割引きっぷ「九州新幹線日帰り2枚きっぷ」は10月1日の発売で、今回発表の数値には影響していません。次回発表時には、さらなる増加も!?

 各紙の記事の情報を組み合わせて推計した6~9月の利用者数は、以下の通りです(カッコ内は当初推定値)。

新鳥栖:1,700人(1,700人)
久留米:2,800人(2,700人)
筑後船小屋:700人(950人)
新大牟田:800人(1,150人)
新玉名:不明
熊本:14,000人(12,500人)

※推計に利用したのは、以下の記事です。
新鳥栖駅、利用26%アップ 九州新幹線(佐賀新聞)
乗降客想定を9駅で上回る 九州新幹線7-9月(西日本新聞)
九州新幹線:熊本以北、高い伸び率 南高北低の傾向は続く--4~9月、駅利用状況(毎日新聞)
新鳥栖駅、乗降客が予想下回る 九州新幹線(佐賀新聞)

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