Chang! Blog
福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです




 GW2日目は、由布岳へ登ることに!
 学生時代の通算4年間を過ごした大分でしたが、山登りの機会はなく、由布岳も高速道路や列車から眺めるだけの山でした。今回は、現役ワーンダーフォーゲル部員がリーダーなので、怖いもの知らず!?午前8時半、久留米を出発です。


 麓に着いたのは11時過ぎ。既に帰る人もいる時間で、ちょっと出遅れた感じですが、おかげで無料の駐車場に停めることができました。


 芽吹いたばかりの新緑や…


 健気に咲く可憐な花々に目を奪われつつ…


 少しずつ、少しずつ遠ざかっていく湯布院の街。
 森の中を歩いている間は傾斜もゆるく、ハイキング並みの余裕のコースだなと思ったものですが、森を抜けると傾斜が急になり、息も少しずつ上がっていきます。山頂直前は急傾斜の岩場で、もう手を使わずには登れない…と思っていたら、ひょいひょいと登っていくリーダー。さすがは、ワンフォーの現役部長です。
 その先に待っていた景色は…


 日出、杵築、国東半島から…


 志高湖、別府、高崎山、別府湾、大分市から…


 湯布院の街をはるかに見下ろす絶景!
 空で描ける大分県中部の地図が、実際に目の前に広がっていました。


 下界は汗ばむ夏日でしたが、山頂はウインドブレーカーを着込んでも肌寒い気温。ウエイトにしかなってなかった2リッターの水を使って、カップ麺とミルクティーを沸かします。もうこれが、うまいのなんのって。
 山頂で食べる飯のウマさを目的に山登りしている軟弱者ですが、止められそうにもありません。

 登り2時間、下り1時間半の行程でしたが、さほどの疲れがなかったのは、リーダーの休憩配分の上手さ故かな?
 「下山後の温泉」も楽しみの一つで、由布院の湯に浸かり、爽快な気分で久留米へバック。その後の打ち上げは、日付が変わる時間まで続いたのでした。

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 ゴールデンウイーク1日目は、南阿蘇の名水めぐりに出かけました。5年前の3月に一人旅したコースとほぼ同じですが、今回は職場の同期7人を巻き込んでのグループ旅行。気分と季節を変えて、新鮮な気持ちで旅することができました。

 今回使ったきっぷは前回と同じく、「旅名人の九州満喫きっぷ」。市電やモノレール、地下鉄も含む九州の全鉄道の普通列車が乗り放題で、3回分10,500円という使い甲斐がある切符です。僕にはお馴染みの切符ですが、同期7人は「こんな切符があったんだ!」と驚いた様子でした。
 青春18きっぷのように毎年設定されてきた切符でしたが、この4月には晴れて通年販売に昇格。ただし有効期限は1年から、発売日から3ヶ月間に短縮されています。

 同じ職場とはいえ、住んでいる場所はばらばらなので、JR、西鉄の各駅から分かれて乗り込み。大牟田駅で7人が集まり、さらに熊本在住の一人も新水前寺で乗り込んできて、無事に全員が揃いました。


 立野駅から乗り込んだのは、名物トロッコ列車。当日券の行列は長く、席が取れるかやきもきしましたが、なんとかギリギリで8人分を買うことができました。小学5年生の時に乗って以来だから、もう20年ぶりくらいになる列車です。この間、機関車とトロッコは新型車に変わりました。
 先頭で写真を撮っていたら、運転士に帽子を貸してもらって記念撮影。シャッターサービスまであり、ローカル鉄道ならではの思い出が、リピーターを生んでいくのでしょうね。


 新型車に変わっても、大迫力の車窓はもちろん変わらず。汗ばむ陽気だったこの日ですが、渓谷を渡る風が吹き抜けていきました。
 長陽駅では忍者が登場!駆け寄ってきた親子忍者は、お菓子を車両にバラ撒いてくれました。駅舎カフェからのサービスなのだとか。


 中松駅で降りて、駅内そば屋でランチ。大きくない店だったので、満席だったら困るなと思ってましたが、8人入ることができました。
 二八蕎麦と十割蕎麦の食べ比べセットに、昼から冷酒を合わせての贅沢ランチでした。


 高森まで移動して、湧水トンネルへ。国鉄新線建設のために掘られていたトンネルですが、大規模な湧水に遭い工事中断。現在は観光施設として活用されています。


 中はひんやり、幻想的なオブジェにも目を奪われました。


 高森から立野へは、白川水源コースと下田駅温泉コースの2パターンを用意していたのですが、温泉は月に一回の休業日!ということで、全員が水源コースへ。GWのかきいれ時にお休みとは…。
 白川水源へはこの3月、「南阿蘇白川水源駅」が開業。水源まで5分もかからなくなり、ぐっと便利になりました。駅舎の建設工事は、看板には「3月31日まで」となっていましたが、現状はようやく躯体が立ち上がった段階。どんな駅舎になるのか、楽しみです。


 底からごぼごぼと湧く阿蘇の恵みに、毎回ながら圧倒。久留米から持ってきていた「南阿蘇天然水」のボトルに補充しました。


 南阿蘇での自然いっぱいのひと時を終え、熊本市内へ。ここからのガイドは、現地人にバトンタッチです。
 JRとの連絡駅舎が完成し、市内へのアクセスが便利になった熊本市電。今日は城まつりに合わせて、なんと全線無料運行になっていました!いつも乗客の多い市電ですが、輪を掛けて大混雑になっていました。
 さらに今日は、街なかにある熊本市現代美術館も無料開放ということで、葉祥明展も見学。描く地平線の美しさに見ほれました。


 いつも賑やかな熊本の市街地ですが、今日は祭りの一環でイベントも開催中。文字通りのお祭り騒ぎです。


 夕ご飯は、馬刺しに辛子蓮根、一文字のぐるぐるなどなど、酒がうまくなる熊本名物が目白押し。特に馬刺しはいつも地元で食べるものとは大違いで、こんなにもうまいものかとビックリでした。

 熊本で飲んで泊まらずに帰るというのも、また一興。仲間内で余韻に浸りながら、817系普通電車の革張りシートと、8000系急行のクロスシートにゆったり揺られれば、久留米まであっという間でした。
 自由な一人旅もいいけど、こんな旅も楽しくて最高です。

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 遅くまで飲み歩いた式の翌日は、帰りの「こだま」の時間までちょっとした趣味活動に走りました。


 中国地方のJR電車は、黄色への単色塗装化がじわじわ進行中。まだ広島都市圏では以前の地域カラーが多く見られますが、塗り換わった編成もいくつか目にしました。
 写真は115系の体質改善車。車内を新快速並みにグレードアップした豪華版も、黄色一色になり、外観からは区別が付かなくなってしまいました。


 一方、ディーゼルカーは「首都圏色」と呼ばれた国鉄時代の塗装に逆戻り。車両ごとに塗り替えが進んでいるため、以前の中国地方カラーとの混色編成も多く見られます。以前、JRカラーへの塗り替えが進んでいた時にも見られた光景です。
 この車両本来の色だけに似合わないわけがないのだけど、広島駅が黄色とオレンジ色に席巻されたら、駅の雰囲気も変わってしまいそうです。


 普通電車に乗って山陽本線を上り、瀬野へ。小高い山の上にある住宅街とを結ぶ、スカイレールに乗ってみます。
 スカイレール瀬野駅から、丘の上に開発された住宅地・スカイレールタウンみどり坂を結ぶ新交通システムで、住宅会社が設立した会社が運営しています。このあたりの経緯は、千葉の山万に通じる所もあるかも。


 スカイレールは、ロープウェイとモノレールの中間的要素を持った乗り物。駅間は回るロープを掴んで、駅の出発・到着時はリニアモーター駆動で走ります。
 運賃は150円。さほどの移動距離ではないけど、高低差はロープウェイやケーブルカー並みで、それらに比べるとかなり安い印象。ゴンドラ風の車両ながら昼間は15分間隔で、立派な構造物の割に乗客はそんなに多くなさそうだけど、住宅街そのものへの付加価値向上策でもあるわけで、採算は度外視なのかもしれません。


 高台の、更に高い軌道を走るゴンドラからの眺めは、爽快のひとこと。はるか眼下の山陽本線のカーブを走る、長編成の貨物列車も見えました。


 立ち並ぶ住宅に迫る区間もあります。スカイレール側の窓のカーテンは締め切られている家が多いですが、家の設計の際に考慮すべきだったことかもしれません。


 みどり中央駅からは、歩行者専用道路が伸びています。その名の通りみどり豊かな環境で、住環境としては良さそう。


 分譲も順調なようで、区画図には「済」の字が並びます。
 ただ「商業用地」とされている駅の両側は空き地で、思惑通り商業施設が入る様子はなさそう。駅と銘打っているとはいえ、集まる人の多さは本来の「駅」には及ばず、駅前商売は難しそうな環境です。

 車社会の中で大変だとは思いますが、ユニーク鉄道の一つとして頑張って欲しいものです。

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 大学の先輩がついにゴールインすることになり、広島までお祝いに駆けつけることになりました。
 広島までの交通手段は新幹線に高速バス、マイカーと、いろいろ選ぶことが出来ますが、今回は新幹線「こだま」にしました。「こだま指定席往復きっぷ」を使うと、博多~広島間が往復11,000円。「ひかり」「さくら」に比べて6,400円もお安くなります。
 時間は2時間余りと倍かかるけれども、高速バスに比べれば半分。列車指定、変更不可ですが、今回のように予定が確定している旅には、うってつけのきっぷと言えるでしょう。

 本当はもっと使いたいきっぷなんだけれど、「2人以上が同時に使用すること」という条件があり、今まで使う機会がありませんでした。玖珠から高速バスで出てきた先輩と共に、新幹線版「鈍行の旅」に出発です。


 0系、100系なき今、山陽新幹線の「こだま」は500系と「レールスター」が主役。今回は往復ともレールスターでした。


 レールスターのウリは、4列の「サルーンシート」。グリーン車を思わせる大柄な座席は、ゆったり感が抜群です。「ひかり」の運用は「さくら」に追い出される形でほとんどがなくなってしまいましたが、乗り心地のよさは今もって健在でした。


 ただ、主役の座を降りてしまったことが現れている部分も。
 6室がある普通個室は、8号車が自由席の際には「業務用室」と表示され、使用できなくなっています。「こだま往復割」は子ども用が安く、家族連れのニーズはあるだろうに、なんとももったいない。2人以上で使用可にするとか、売り方次第では人気を博しそうで、ぜひ開放してほしいものです。


 車内販売はない「こだま」なのに、自販機すら営業終了とは。もっとも列車退避のため駅ごとに数分止まるので、ホームに買出しに行けばさほど実害はありません。
 僕らも新山口駅でビールを買い足し、飲み食いしながらの2時間はあっという間でした。


 式は16時からなので、時間まで市内をぶらぶら。
 カープのデーゲーム開催日のようで、新市民球場への道のり人で溢れていました。


 式場のある西広島まではJRで行くのが早かったのですが、せっかくなので広電のグリーンムーバーに乗ることに。1号編成は、99年製造。もう13年選手ということになりますが、優れたデザインからは古さをまったく感じさせません。


 車椅子で乗れるのも、グリーンムーバーがあればこそ。1人の補助で、負担なく乗り降りできます。


 式場は、広島市内を一望できる高台に。夕暮れから夜景へと移り変わる、街と宮島とともに、宴の席は華やかに進んでいきました。

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 今年の桜は、例年より遅く咲き始め、例年通り散ってしまったような印象でした。
 まばたきをする間に過ぎ去ってしまったかのような、久留米の春の足跡です。


 小頭町公園(4/6)。


 えーるピア(4/7)。




 百年公園(4/7)。

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