Chang! Blog
福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです






 九州新幹線全線開業から、2週間を迎えた土曜。お昼ご飯に中央軒のうどんを食べようと、昼下がりの新鳥栖駅へ行きました。







 駅前に鳥栖市が設けた、24時間100円のパークアンドライド駐車場には、数百台のクルマが駐車中。
 それでも総駐車台数は630台に上るそうで、まだまだ余裕がありました。



 新鳥栖駅を、新幹線と観光バスの乗り継ぎ拠点にしたいと語っていた鳥栖市ですが、さっそく大分の観光バスが停車していました。
 読売旅行主催の「九州新幹線さくら体験乗車と、新名所JR博多シティ&鳥栖プレミアムアウトレット」なるツアーだそうです。



 一方で新鳥栖駅の目玉とされている がんセンターも、用地の造成が進んでいました。

 肝心の駅利用者ですが、列車ごとに数十人の乗り降りがあり、ぱっと見た印象では久留米駅と同程度の利用客を集めている印象を受けました。



 13時03分発、各駅停車「つばめ」熊本行きは、約20人が乗車。



 13時09分発、熊本発の速達「さくら」からは、約20人が乗車、約50人が下車。半分以上は、長崎本線に乗り継いで行きました。

 停車本数は久留米とほぼ同程度ながら、新大阪直通列車では大きく差を付けられている新鳥栖駅。しかし今後の集客次第では、直通列車の新鳥栖駅シフトもあり得るのでは…と感じられた、土曜日の昼下がりでした。



※九州新幹線開業前後の詳しい様子は、「九州新幹線カウントダウン」で紹介しています。

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 久留米に新幹線がやって来て、1週間を迎えました。
 出控えムードからか、当初見込みからは少ない乗客で推移しているという、九州新幹線。しかし3連休の初日を迎え、各列車とも賑わいを見せていました。




 博多行き、つばめ348号。各駅停車の新幹線ですが、半分近い座席には乗客の姿が。久留米から乗り込む人も、多く見られました。


 続く、さくら570号。先発となるつばめを見送る人も、多く見られました。
 久留米で「新大阪」の文字は未だに見慣れませんが、直通の恩恵は大きいものがあります。


 指定席の乗車率は8割以上と見られ、好調。
 まだまだレジャーの旅行は控えられる雰囲気ですが、早く新幹線が本領発揮できるようなニッポンに戻ってほしいと願っています。



※九州新幹線開業前後の詳しい様子は、「九州新幹線カウントダウン」で紹介しています。

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 3月12日、博多~新八代間の開業で全線開通した、九州新幹線。

 ご存知の通り、前日に発生した東北関東大震災に配慮し、開業式典や出発式などのイベントは一切自粛。しかし、
 「生活を支える鉄道はきちっと運行する。だから粛々と」(JR九州唐池社長)
 予定通り開業することになりました。

 筑後船小屋を6時に出発し、博多までを結ぶショートランナー「つばめ320号」が、筑後船小屋、久留米、新鳥栖駅にとっての初列車。静かに、日常に近い姿で営業を始めた筑後平野新幹線の初日の記録です。




 開業準備を整えた、筑後船小屋駅。800系新幹線も、発車の時を待ちます。


 駅構内には、かなりの数のスタッフが。イベントの類は中止ですが、予定通りのスタッフを配置させたのだと思います。




 前夜から筑後船小屋駅に留め置かれ、折り返す つばめ320号。通常は熊本、鹿児島方面の乗り場になる、13番ホームからの発車です。


 前日の地震の影響からか、博多発の1番列車ですら空席を残して発車したそうですが、320号の車内もご覧の通りでした。もっとも筑後船小屋駅に6時にたどり着く手段はクルマしかなく、徒歩圏内に宿泊施設も皆無。指定席も売り切れておらず、もともと余裕はあったようです。


 午前6時、出発。新幹線らしい長いタイフォンが鳴らされ、見送るスタッフからは拍手ではなく手を振って見送られました。久留米、新鳥栖ともに同じで、ギリギリの範囲で認められた「セレモニー」だったのでしょう。


 車内放送も、開業の事実自体を告げられず、通常通りの内容に終始しました。


 白み始めた筑後平野を駆け、久留米市内へ。


 久留米駅到着。指定席に乗り込んでくる人もおり、少し車内の人が増えました。


 駅員に加え、久留米市のスタッフも手を振って見送ります。


 再び筑後平野をユルユルと走り、新鳥栖駅。こちらも、多くの見送りの人が出迎えました。


 大勢の報道陣の姿も。

 トンネルを抜ければ、福岡市内へ。到着の車内放送も特別な内容ではなく、マイクの後ろからは無線の音声が流れ聞こえてきます。日豊本線が津波警報の影響を受けており、ソニック利用の方は駅の案内放送に注意とのこと。




 博多終着の列車ですが、小倉方面にスルーできる15番ホームに到着。ホーム向かい側から発車する、東京行きのぞみと接続します。




 博多駅での800系新幹線。今日からは日常の姿です。


 「のぞみ」が発車した向かい側のホームからは、「さくら」の一番列車が、こちらも空席を残したまま、静々と発車していきました。



※九州新幹線開業前後の詳しい様子は、「九州新幹線カウントダウン」で紹介しています。

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 今日、九州新幹線が全線開業しました。

 昨日昼までの祝賀ムードは一転。各駅での出発式は取り止めになり、沿線自治体の開業イベントもほとんどが中止・延期になりました。このような非常事態下では当然であり、仕方のないことと思います。

 そして今日は有明海沿岸地域にも津波警報が発令され、在来線の鹿児島本線は荒尾~玉名、熊本~新八代で運休になりました。
 しかし山側を走る新幹線には影響がなく、定時通り、運行を続けました。

 新幹線の効果として分かりやすいのはスピードですが、在来線と合わせて2つのルートが確保され、不通になっても片方が機能するという点も挙げられます。
 何も祝いの言葉がない開業でしたが、初日から見舞われた非常時に、九州のメインルートを守るという大事な役割を果たしてくれたと思います。


※九州新幹線開業前後の詳しい様子は、「九州新幹線カウントダウン」で紹介しています。

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 開業前の新幹線に向かって、1万人が手を振る…

 前代未聞のイベント「九州縦断ウェーブ」で撮影された映像で作られた開業記念CMの本編が、いよいよ公開されました。
 180秒に渡る超ロングバージョンもあり、しかも2種類が用意されています。

【特別編】


 特別編では、ほぼ手を振る沿線の映像オンリーで構成。僕が手を振った筑後川河川敷も、2分9秒で出てきます。
 ウエディングドレス姿あり、特撮ヒーローあり、野球の練習試合中に手を振る少年の姿あり…各地で、それぞれが、めいっぱいのパフォーマンスを繰り広げる3分間の映像は、圧巻です。

【総集編】


 よりCM「らしく」構成されている総集編からも、熱気が伝わってきます。

 開業日の特番では、これらのCMも大々的にオンエアされる模様。地デジの高画質で、より鮮明に見たいものです。

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 3月12日、九州新幹線開業というビッグイベントに合わせ、在福のテレビ局では全局で特別番組が放送されます。

 その中でもKBCは、朝5時59分から2時間にわたる、ブチ抜きの特別編成。各局の中でも唯一、一番列車を上空から中継で放送します。ゲストには、車内メロディーを作曲したカシオペアの向谷実氏も登場するとか。これは、一番見逃せない局です。

 NHKは朝に「九州新幹線全線開業 中継リレー」なる特番を組み、中継で各地を結んで放送します。夕方には「九州新幹線全線開業関連特番」、その他の時間にも再放送の鉄道番組が目白押し。これも見逃せません。

 RKBはさくらにリポーターが乗り込み、中継を交えつつ送る番組「LIVE!九州新幹線・全線開業~九州の未来をつなぐ~」を午前中に放送。見逃せません。

 TNCでも、「祝開業!九州新幹線 生中継で発車オーライ」を、午前・午後に2部構成で編成。めざましどようびも博多駅からの中継で放送するとかで、これも見逃せません。

 TVQは、九州版ワールドビジネスサテライトとも呼ばれる「九州けいざいNOW」で、中継を交えつつ新幹線を特集。新幹線に関する特集を続けている番組だけに、見逃せません。

 FBSでは午前中に特番はなく、春に恒例の「FBS元気まつり」を新幹線特集で、3時間25分に渡って放送。これも見逃せない…かな。

 特に午前中は重なる時間帯で特番が組まれていますが、全部見たいので、DVDレコーダーを持っている友達の協力を取り付けました。皆さん、よろしくお願いします!

 新幹線で結ばれる熊本や鹿児島でも、上記番組を一部でネット。さらに熊本のKKTとKABでは、通常枠の土曜朝ワイドで特集を放送。鹿児島でも午前中、KTSとKKBで特番が同時進行します。
 福岡とは違う視点で放送されるであろう両地域の特番も見たいのですが、熊本でも鹿児島でも頼めそうな友人は一人ずつなので、これは番組表を見て、面白そうな1局選ぶしかなさそうです。

 ちなみに特番中には、九州縦断ウェーブの3分バージョンのCMも流れるようなので、こちらにも注目です。

 すでにHDDは新幹線関連番組で埋め尽くされつつありますが、計画的に!?見ていきたいと思います。

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 新幹線の開業で訪れる劇的な変化は、都市と都市を短時間で結ぶこと。今までは遠かったあの場所へ、新幹線ですぐに行ける…新幹線のテレビコマーシャルは、そんな切り口のものが多かったように思います。


 古くは、山陽新幹線の岡山開業編。


 飛行機への露骨な対抗心で、話題と物議をかもした秋田新幹線。


 今までの九州新幹線のCMも、鹿児島が博多が、より身近になるというものでした。


 ところが、東北新幹線の全線開通で流れたコマーシャル「MY FIRST AOMORI」は、一味違った全7話のドラマ仕立て。東日本では、話題になったようです。
 CM中から新幹線のスピード感は感じませんが、青森に行ってみたいと、ぐっと情感に訴えかけるような構成です。JR東日本のCMは昔からクオリティが高いと思っていましたが、存分にその力量を魅せてくれた名作と思います。


 そして九州新幹線全通でJR九州は、3段構えのCMを用意しました。


 まずは1月、「新九州起動」のタイトルで所要時間をアピール。期待を高めます。

九州新幹線2枚きっぷCM
 続いて2月には、九州新幹線2枚きっぷのCMで、お値段を宣伝。


 そして開業直前の3月に始まったのが、「九州の歴史の先に」。
 古代から近代へ、九州の歴史をフラッシュバックで。高度成長期の交通機関の発達の映像を織り込みつつ、井上陽水、アジア太平洋博覧会、ホークス優勝、シーサイドももち…それぞれの時代で九州をワクワクさせてきた映像を織り込み、
 「どうして立ち止まってるの?」
 「未来は明るいに決まってる」
 と、新幹線に乗って新しい時代へ向かっていくという構成です。今まさに時代の転換点に立っているのだと、思わず感じられるようなCMになっていると思います。

「間もなく開業」編
 これに平行して、九州縦断ウェーブで撮影されたCMも流されていますが、こちらも「一つの九州を作っていく」というJRの決心と、沿線の期待感を高めていくかのよう。
 時代が変わり価値観も変わる中で、新幹線に期待されるものも変わってきているのでしょうか。これもまた一つの転換点なのかなと、東北、九州両新幹線のCMを見て思ったのでした。


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 JR久留米駅前のバス乗り場はこれまで、駅から一番近い「駅前乗り場」と、そこからさらに100m歩いた場所にある「京町乗り場」の2ヶ所(+降車場まで含めれば3ヶ所)に分かれていました。

 JRから市内や西鉄久留米駅に向かうバスには、市役所経由と荘島経由の2ルートがあり、これが2つの乗り場から分かれて発車するものだから、初めての人は戸惑うことに。また乗り慣れた人であっても、次のバスがどちらから発車するか分からなかったので、みすみす先発のバスを見送ることもありました。




 これが新幹線開業に合わせた駅前広場の整備に合わせて、バスロータリーが開業。昨日、運用を始めました。博多シティのオープンに比べれば小粒な話題ですが、おかげで便利になったのです。




 まず、バス乗り場が駅から近くなりました。駅の自由通路から、エスカレーターを降りればすぐにバス乗り場。雨の日も、傘をささずにバスに乗れます。




 そして別れていた乗り場が1ヶ所にまとまり、市役所経由が1番乗り場、荘島経由が2番乗り場と、隣りあわせで止まることになりました。これからは、JR久留米から六ツ門や西鉄久留米方面へは、
 「西鉄久留米方面って書いたバスが来たら、1番乗り場でも2番乗り場でも、先に来た方に乗ればOK」
 と案内できます。

 残念なのは、もう一つの荘島経由のバスである堀川バスが、離れた4番乗り場からの発着であること。これが西鉄バスと同じ2番乗り場から発車するのであれば、便利で分かりやすいのにと思います。
 またJR久留米駅を通過する人にとっては、一旦ロータリーに入る「もどかしさ」も感じそうです。


 バスロータリーの横には、ラーメン屋台のモニュメントも設置されています。小さいですが、なかなか精巧。一見の価値有りですよ。

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 鉄道好きを周囲にアピールしておくと、いい話が舞い込んで来るもの。新幹線試乗会に続いて、3月1日に開かれたJR博多シティの内覧会にも参加することができました。




 地元テレビでは連日取り上げられている、話題の駅ビル。




 どんな規模か分からないままやってきた内覧会でしたが、かなりの人数が招待されたようです。テナントの予行演習的な意味もあるのかもしれません。行列を作り、10分ほど並んでようやく中に入ることができました。


 内覧会は午後1時開始でしたが、お昼ご飯がまだだったので、話題のレストランゾーン「くうてん」へ。自然光が差し込み、緑も多い気持ちのいいフロアです。




 「沖縄リパブリック 談四朗キッチン」で、沖縄テイストなランチ。おいしかったです。




 屋上の「つばめの杜ひろば」に出れば、眼下に博多の街が広がります。




 曇り空なのが残念!山並みも雲の向こう側です。




 タイル画の中を抜けていくと…


 列車展望スペースへ。


 新幹線やソニックが行き交う絶景が広がります。






 屋上には、鉄道神社なるユニークな施設も。


 博多駅をはじめ、数々の列車のデザインを手がけた水戸岡先生も、テレビのインタビューを受けられていました。


 SL列車も運行されます。今日は雨天のため、運行されていなくて残念!


 9Fには映画館「Tジョイ」も入店。久留米のTジョイに比べても、ぐっとゴージャスに作られています。


 吹き抜け。


 一気に3階へ。阪急の入り口は、ゴージャスで風格が漂います。


 駅ビルへは、ホームから3階に上がって、直接入ることもできます。


 2層吹き抜けの豊かな空間には…


 ネスカフェのカフェがあり、ブレンドコーヒーを200円で楽しむことができます。これは待ち時間にいいかも。




 ここも列車の展望スペースで、窓に沿って子ども用の椅子が並んでいます。


 子どもだけではなく、大人も何時間いても飽きないかもしれません。


 2階のアンデルセンのカフェからは、


 窓の向こうに、ホームに止まっている列車が見えます。列車の「気配を感じる」程度ですが、ふと目に入ってくる列車の姿もいいものです。


 地下街から地下を結ぶ通路も、これまでの地下鉄駅の通路に比べると、ぐっと豪華。


 噂のドーナツ屋さんも、開店の時を待ちます。


 新幹線も間もなく開業、だんだんと楽しみになってきました。

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