Chang! Blog
福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです




 久留米の酒イベントといえば、2月の城島酒蔵開きが毎年かなりの集客を集めてますが、昨日・今日は久留米の街なかで、筑後SAKEフェスタが開かれています。

 新幹線全通記念イベントの一つで、久留米をはじめ太刀洗や八女、大川など、筑後広域の蔵元からの日本酒が勢ぞろい。
 しかも前売り1,500円(当日2,000円)のチケットを買えば、10時~17時の開場時間の間は飲み放題という大盤振る舞いです。


 というわけで1日目の昨日、酒好きの友人と、さっそく東町公園へ。城島に勝るとも劣らず、かなりの人が集まってます。子どもの姿は、ほとんどなし。イベントの趣旨が趣旨だけに、しょうがないか!

 酒の個性ごとにブースが分かれているのですが、同じカテゴライズのお酒でも味ははっきりと違って、なかなか面白い。自分のお気に入りのお酒を探すには、いい機会になりそうです。
 というわけで張り切って、「筑後の酒ガイドブック」を片手に、最初の2杯くらいは味の特徴なんかをメモっていたのですが、ぐいぐい呑んでいる間に、酔いでペンが動かなくなってきました。

 うまい酒に欠かせないのは、うまい肴。会場内には、久留米焼き鳥や特製弁当のブースも出ていました。でも屋外型イベントなんで、日本酒に合う生魚の類は出せないようなのが残念。
 仕方ないので、近くのしげなが鮮魚店で買出しに行ってきました。戻りカツオのたたき一皿で、5杯はいけましたw


 六ツ門の六角堂広場もサブ会場になっていましたが、こちらは東町公園に比べると少なめの人出。飲み放題チケットは使えず、「有料試飲」になっているからかな? 2~3杯試せれば充分という人は、こちらがオススメ。

 今回初開催のイベントだったけど、初日の集客を見る限りでは第2弾もありそう。また街なかで、昼間からグイグイ飲める日が楽しみです。

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 天草への連絡特急として走り始めたA列車ですが、乗り継ぎ拠点となる宇城市三角町も「通過点になるものか!」と、独自の取り組みを始めました。九州の近代化遺産として注目を集める、三角西港エリアへの無料シャトルバスの運行を始めたのです。
 午後便になるA列車3号からの接続バスもあり、真新しいマイクロバスに乗り込んでみました。


 10分弱で、三角築港記念館前に到着。






 石畳のような、重厚な岩壁に目を奪われます。角がなく、ゆるやかな曲線が優しい印象を与える岩壁です。




 橋梁や水路も石造り。天草産の砂岩を積み上げたものです。




 レトロな建物群に、目の前に広がる天草の海。






 記念館内のオランダカフェでは、天草の海を渡ってきた風を浴びながら、喫茶や食事を楽しめます。素晴らしく、いい時間です。
 折り返しのバスまでの50分では時間が足りないくらいで、思っていたよりもずっと素敵な港でした。

 それだけに残念だったのが、せっかくの取り組みなのに、無料バスの情報がほとんど事前に得られなかったこと。僕自身は、このバスの存在を西日本新聞のサイトで知ったのですが、ネットでどう調べても、バスの具体的な時刻までたどり着くことができませんでした。
 結局、情報を得ることが出来ないままA列車に乗車。車内で乗務員さんに尋ねてみましたが、そんなバスが走っていることすらご存知ないようでした。運行初日という、もっとも集客が見込める日だったのに、14時50分と、折り返し15時40分のバスに乗ったのは、僕1人だけ…。

 運行が決まったのは9月で時間もなかったのかもしれませんが、列車内でアピールすれば、もっと訪れる人は増えるのでは?
 多くの方に訪れてほしい場所ですので、バスの時刻と運行日を記しておきます。

【三角西港送迎バス】
●運行日/A列車で行こうの運行日に合わせて運行
 10月8,9,10,15,16,22,23,29,30日
 11月3,4,5,6,12,13,19,20,23,26,27日
 12月3,4,10,11,17,18,23~31日
 1月1~9,14,15,21,22,28,29日
 2月4,5,11,12,18,19,25,26日
●運行時刻
 三角駅発…11時25分、13時00分、14時50分
 三角西港発…12時10分、13時30分、15時40分




 帰路は、キハ31系の普通列車に揺られて熊本へ。途中、この3月に開業したばかりの富合駅に降りて、新幹線の基地を柵越しに見学してきました。
 熊本からは、久留米までノンストップの「さくら」でワープ。21分という所要時間は、本当に驚異的です。

 充実の日帰り旅行でしたが、帰ってきたら荷物を再度整理して、その日の夜行バスで出雲へと旅立ちました。

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 午後2時8分発の「A列車で行こう3号」に乗り込みます。
 「ゆふ」や「九州横断特急」に使われる、キハ185系が大変身。黒がベースに黄金色の帯が入る外観は、シックで重厚。「大人の特急」というコンセプトにふさわしい外観です。


 リベット風の凹凸が、クラシカルな雰囲気もかもし出します。


 座席は「九州横断特急」時代からモケットが変わった程度で、背面テーブルにも「TRANS KYUSHU LIMITED EXPRESS」の文字が残っています。カーブを描いた網棚も、以前のままです。


 しかし車内全体の雰囲気は様変わり。LED照明が明るく輝き、華やかな雰囲気です。


 グループ用のボックスシートは4区画。今日は満席のはずでしたが、この席の主は現れませんでした。


 タネ車の持ち味だった前面展望も健在です。


 「大人の特急」とはいえ子ども禁止というわけではなく、最近の「水戸岡デザイン」列車ではお馴染みになった子ども用座席もあります。


 そして、この列車の「目玉」とも言える施設が、重厚な木の扉の向こう側にあります。


 その名も「A-BAR」。わずか40分の列車にはもったいないような、しっかりしたビュッフェカウンターです。






 お洒落な調度品でまとめられた、レトロな空間になっています。


 サーバーから注がれるのは、ビールではなくハイボール。天草特産のデコポンをブレンドした「Aハイボール」をオーダーすると、メジャーカップで計って作ってくれて、バーの気分が盛り上がります。味も、甘酸っぱさの中にウイスキーの苦味が溶け込んでいて、なかなか美味しかったです。


 有明海を眺めながらの美味しいお酒は最高。わずか40分の旅とはいえ、天草へのワンクッションには最高のひと時になりそうです。


 トンネルに入れば、「BAR」の雰囲気もいっそうに。




 40分の旅はあっという間で、ハイボールの2杯目を頼もうかと思っていたら、もう到着です。2番列車とはいえ、三角駅は大歓迎のムードでした。


 天草四郎もお出迎え!?


 こちらは、地元の学校のブラスバンドが「A列車で行こう」で出迎えてくれました。


 折り返し熊本行き向けに、横断幕を変える芸の細かさも。


 教会風の可愛い駅舎も、A列車の運行開始に合わせてリニューアル。


 ちょっとした教会堂の雰囲気になりました。

 今日は天草まで足を伸ばす余裕はないけど、せっかくなので三角の町を散策することにしました。続く。

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 10月の3連休の初日、熊本で新しい観光特急が走り始めました。その名も「A列車で行こう」。熊本から三角まで、わずか40分のショートランナーですが、新幹線から天草へのアクセス輸送という重責を担った、新しい観光特急です。
 1番列車こそ取れなかったものの、なんとか午後の3号の指定席を確保。せっかくなので、1番列車の出発式を見届けようと、朝の「つばめ」で熊本へと下りました。不振が伝えられる各停新幹線ですが、さすがは3連休で、自由席も含めて7割程度の乗車率で賑わっていました。


 熊本駅に到着。子どもに大人気の特急「あそぼーい!」の発着するホームのお隣から、新しい観光特急が走り始めます。


 出発式に先立ち、玉名スイングオーケストラによるジャズの名曲「A列車で行こう」の演奏が行われていました。


 注目を浴びる中、黄金色に輝く2両編成の「A列車」が入線。


 JR九州の社長をはじめ、来賓の方々が車内の見学へ。この日の出発式には、国の熊本の出先機関の重役や熊本市長の他、天草の自治体の首長も臨席しており、期待の高さが伺われます。


 マスコミの注目も高く、在熊の各局も総出で取材合戦を繰り広げていました。


 時間も限られ、慌しく出発の時刻に。1日駅長の「A」のサインを受け、タイフォンを鳴らし1番列車が動き始めました。




 お昼は以前の職場の先輩と市内で楽しく過ごし、午後2時の3号に乗車します。続く。

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 10月に入り、急に秋も深まってきた今日、久留米の秋の風景を切り取りに行ってきました。


●山辺の道文化館(草野町)


●鹿毛家住宅(草野町)


●彼岸花の咲く農道(田主丸町)


●ケイトウ畑(田主丸町)


●コスモスパーク(北野町)


●西鉄バスと西鉄電車(宮ノ陣町)


●酒蔵のある風景(城島町)


●六五郎橋(城島町)

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 23年度も下半期に入った10月1日、九州新幹線でも割引きっぷの衣替えが行われました。
 特に利用が低迷している新規開業区間では、大いなる試金石として博多までの「九州新幹線日帰り2枚きっぷ」が登場。来春3月31日までの発売、当日限り有効という制限付きながら、2~3割引きと、なかなかの割引率をぶつけてきました。
 期待の新商品は、どのようにアピールされているのか?さっそく、発売初日の久留米駅に足を運んでみました。


 JR久留米駅の自由通路。特に変わらない、いつもの様子です。日帰り2枚きっぷのポスターもパンフレットも見当たらず、10月1日からの割引きっぷを紹介した「JRのお得なきっぷ!」というパンフレットの片隅に、ひっそりと紹介されていただけでした。


 唯一の案内と言えたのは、この看板。日帰り2枚きっぷでは、在来線を利用できない…旨の告知でした。深夜早朝には在来線特急しかない時間もあるのだし、乗れるようにしてくれてもいいのに。


 一方で、発見も。
 ニュースリリースでは「窓口で『九州新幹線日帰り2枚きっぷ』とお申し付けください」と書かれていたことから、自動券売機での発売はないものと思っていましたが、新幹線用の多機能型券売機にしっかり納められていました。


 最初の画面で「おトクなきっぷ」を選択すれば、左下に「久留米~博多 九州新幹線日帰り2枚きっぷ」の口座が現れます。これなら、窓口に並ぶ必要もありません。

新鳥栖は案外上向く?久留米もまずまずの運賃レベルに

 中間各駅の活性化に向けた実験的な試みとも言える「日帰り2枚きっぷ」ですが、さて現実に利用増へと結びついていくのか?

 新鳥栖駅から博多駅へは、所要時間15分で、これまでの片道1,370円が1,100円(2枚きっぷの1枚当り、以下同じ)に。快速電車なら、鳥栖駅から30分弱で540円なので、新幹線なら時間半分、料金は倍という図式になりました。
 ただ鳥栖~博多間は、在来線の2枚きっぷを使って長崎本線の特急を使う人も少なくありません。所要時間は20~25分、片道あたり800円ですが、新鳥栖駅の方が近い人は新幹線に足が向くようになるかも。特にマイカーで乗りつける場合、鳥栖駅前の駐車場が1日300~500円かかるのに対し、新鳥栖の駐車場は100円と割安なので、トータルでの料金の差は縮まります。

 一方の久留米駅から博多駅へは、1時間に1本の新鳥栖駅通過列車ならば16分なのですが、その他は19分で、「値段の割にそれほど早くない」という評になっていました。それが今日からは、1,550円が1,200円に。所要時間に見合う値段に近付いたかどうか?
 35分・720円の快速電車に対して、「速達料」に加えて「快適料」をプラスしたと考えれば、まずまずの適正価格になったのかもしれません。

筑後船小屋・新大牟田の苦戦は続くか

 すでに2枚きっぷが設定されていた、筑後船小屋・新大牟田の両駅にも「日帰り」を新設。今日中に戻ってくる(あるいは片道で2人使う)のならば「日帰り」、2回目を明日以降に使うのなら従来の2枚きっぷを選択することになります。
 「日帰り」を選べば、筑後船小屋ではこれまでの2,000円から1,600円に、新大牟田では2,500円が2,000円に。単純に博多までの所要時間を考えれば、適正価格といえるレベルだと思います。

 ただ両駅とも、昼間時間帯は1時間に1本しか列車が来ないというダイヤ上の不便さは変わりません。特に大牟田駅には全ての在来線特急が止まっていたのだから、新大牟田駅にも九州島内の「さくら」くらい もう1本停めてもよいのでは?と開業時から思っています。
 現状のダイヤのままでは、駅の立地の不便さも相まって、JRの想定する「定期外2割増」の達成はなかなか困難ではないかと見通していますが、さて結果はどうなるか。半年後の利用動向の発表が楽しみです。

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