Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

公共交通とカーシェアで久留米快適生活【6】2018年11月編

2018年11月30日 | □久留米発えことりっぷ
 嫁さん、息子とともに始まった3人暮らし。周囲からは、
 「すぐに車が要るようになるよ~」
 「いつまでクルマなしで耐えられますかね?」
 なんて言われてますが、僕だって意地を張っているわけじゃなく、必要になったら買えばいいと思ってます。まだまだ「ねんね期」の息子。今のところは特に不自由なく、車なしの快適な都市育児です。
 そして今月、いよいよ息子も「カーシェアデビュー」を果たしました。


【カーシェア】「産後ケア」で城島へ

 久留米市では昨年6月から、産後間もない母子向けに「産後ケア事業」に取り組まれていて、我が家でも3泊4日で利用してみることにしました。
 勧められたのは久留米市城島町の産院。調べて見れば、西鉄バスの鐘ヶ江バス停からすぐの場所です。しかしバスは1日数本、日曜日に至っては夜に上下1本のみという、超過疎ダイヤ。そもそも、産後間もない息子をバスに乗せるのは不安…
 というわけで今回、息子のカーシェアデビューと相成りました。


 子連れカーシェアで悩ましいのが、チャイルドーシード。タイムズには幼児向けのジュニアシートは装備されていますが、乳児向けのチャイルド、ベビーシートは自前で準備が原則です。
 家の車なら固定しておけばいいけど、シェアカーでは利用の都度設置せねばならず、着脱しやすく、軽量なものが求められます。そこで友人から、joie製のベビーシート「juba」のお下がりを購入しました。シートベルトで割と簡単に固定できるので、カーシェア向き。しかも同じメーカーのベビーカーに載せられるのは、大きなメリットです。
 家で赤ちゃんをシートに載せ、シートをベビーカーに載せてカーシェアステーションへ移動。車に積み替えて出発なんて芸当も可能です。


 西鉄高架下ステーションは2台配備。今まではハスラーがお気に入りでしたが、息子のカーシェアデビューを期に、ウェイクに切り替えました。


 ボタン1つで開けられる電動スライドドアが、便利この上ない。背が高いので、自分の体ごと乗ってベビーシートをしっかり固定できます。


 片道40分の産院に送り届けたらすぐに帰るつもりだったけど、父親の僕にもいろいろアドバイスしてもらえたので、時間延長を重ねました。
 利用料金は送りの時は2,266円、迎えの時は3,090円になったけど、タクシーで行けば5千円は下らない距離。生まれた産院とは違う先生からの指導は、新たな技も習得できて、大変有意義でした!


【電車+バス】一人で行くなら公共交通

 産後ケアの中日も、育児指導を受けたくなり、産院を訪ねることにしました。一人だし、時間を気にしたくもなかったので、カーシェアではなく公共交通を選択。
 鐘ヶ江のバス停は不便だけど、別ルートの三又校前バス停なら1時間に1本のバスが走ります。徒歩15分の歩きを覚悟すれば、無理な場所ではありません。


 西鉄久留米から電車に揺られて、大善寺へ。育児に追われ、趣味は2の次3の次の日々。電車に乗るのは、2ヶ月ぶりになります。
 大善寺駅間にもカーシェアステーションがあり、遠方から久留米市南部を訪ねる際はこっちが便利です。


 バスに揺られ30分、さらに歩いて15分で産院へ。今日もいろいろと指導してもらえました。遠路訪ねた甲斐があったってもんです。
 夕方、産院を後にして、大川方面のバスへ。終点の大川橋で降りて、ライトアップされた昇開橋を見ながら、プラプラ筑後川沿いを下りました。


 おなじみ、大川昇開橋温泉の「選べる定食プラン」(定食+温泉で1,000円)でのんびり。気ままな一人時間は、本当ひさしぶりです。


 もちろん、コレもね(笑)。


 帰路は、大川橋~柳川~西鉄久留米のルートをとりました。かなりの遠回りだけど、電車が早い分時間は短く、運賃もわずかながら安いです。
 柳川駅の新駅舎は、ライティングがきれい。


 駅前のイルミネーションも、気合いが入っています。


 さげもん風のイルミネーションも。
 気ままな一人の時間でしたが、来年は家族3人で見れたらいいなと思いながら、特急電車に揺られ帰りました。


【カーシェア】水天宮にお宮参りへ

 城島行きでは息子がぐずることもなく、カーシェア外出の大きな自信につながりました。延び延びになっていたお宮参りにも、行っておこうか…
 城島行きの翌週、自宅から車で片道10分の水天宮へお参りしました。


 まだまだ不安もあるので、今回は手短にお参りだけ。それでも紅葉真っ盛りの中でのお参りは、いい思い出になりました。
 時間も短く、カーシェアの利用時間は45分。給油をしたので15分の料金がサービスされ、30分相当額の412円で済んでしまいました。


【タクシー】タクシーでもベビーシート利用

 息子の定期健診は時間がかかるので、カーシェアではなくタクシーを往復利用。プレミアム商品券を利用して、実質1割引きの恩恵に預かりました。
 タクシーは法律上、チャイルドシートの装着義務はありません。しかし安全の面からは使った方がいいのは当たり前で、「juba」はタクシーでも重宝します。


 タクシーのシートベルトの仕様はちょっと違うようで、一度引っ張ると、さらに追加で伸ばすことができずに焦りました。
 最初は固定を諦めていましたが、設置時にベルト一気に伸ばす「技」を習得し、今は安全に乗れるようになりました。


【自転車】マックスバリュの「お届け」利用

 番外編。これまで日用品の買い物は、自転車や徒歩でスーパーに行っていました。しかし子どもが生まれると、やれオムツだ、やれお尻ふきだと重量物の買い物が激増。運ぶのが辛いシーンが出てきました。
 解決策の一つはネット通販だけど、計画性がないと使いづらい。カーシェアに頼っては、お金もかかる…

 そこで今回初利用してみたのが、マックスバリュ久留米南店のお届けサービス。平日の18時までに買い物したものなら、なんと無料で届けてくれるんです。昼休みのうちに買い物して預ければ、夕方、家へ直行できますね。
 配達は店員さんが直接、袋に入れて持って来てくれるので、余分な段ボールゴミが出ないのも好感でした。

 さて来月は、息子と迎えるはじめての年末年始。楽しい思い出、作ろうね!

公共交通とカーシェアで久留米快適生活【5】2018年10月編

2018年10月31日 | □久留米発えことりっぷ

 私事ですが、9月27日に長男が誕生しました。慣れぬ育児に悪戦苦闘しつつ、無垢な笑顔に癒される毎日を送っています。
 趣味と交通に関する環境も激変。愛用していた西鉄バスの週末乗り放題定期「ホリデーアクトパス」を6月に更新しなかったのは、妻が身重になりなかなか出かけられなくなったためでした。2017年12月~2018年5月の間、僕は購入額の倍近く利用できたのに対し、妻は2千円の赤字に…まあ、子どもが生まれる喜びに比べたら小さな話です。
 一方でカーシェアに手を出したのは、妊娠期や出産後には、車を使う必要も出てくると踏んでのことでした。

【カーシェアorバスorシェアサイクルorタクシー】産院通いのモビリティ

 出産後、妻が約1週間で退院できたのに対し、子どもの退院には3週間少しかかりました。退院までは毎日、家と産院を往復する日々。交通機関の選択には、頭を悩ませました。
 我が家から産院までは、自転車やクルマなら10分、バスだと遠回りで15分という距離です。僕一人で病院に駆けつける時は自転車、妻と行く時はタクシーが主たる足になりました。


 タクシー代は1,000円近くかかるので、買い置きしていた久留米商工会議所発行のプレミアム商品券が大活躍。1割のプレミアを差し引いて、実質900円で乗れたのはありがたかったです。


 梅満の「西松屋」や櫛原の「バースデイ」でベビー用品の買出しが必要なこともあり、その際はカーシェアを活用。妻と共にベビー用品店に寄り道して産院に向かい、妻を産院で降ろしてステーションに戻り返却。その後僕が単独で産院へ…という使い方を、3度しました。
 手間ではあったけど、同じコースをタクシーで行ったら2千円以上(待機料込み)かかったのに対し、カーシェアなら412円~618円で済んだのは助かりました。


 シェアカーを返却後、僕一人で産院まで行く際には、天気がいい日はシェアサイクル「くるクル」を利用。100円で済むのが、これまたありがたかったです。いろんなモビリティがあるのは、いいことですね。


【カーシェア】祝復活!イオン小郡店

 10月に一度、イオンに行く用事ができました。我が家最寄りのイオンは、小郡店。出産直後の妻に無理させるわけにもいかないので、電車との価格を比較するまでもなく、カーシェアを選択です。
 九州内のイオン各店は、事前登録しておけば、30分相当のプラスEチケット(カーシェア利用券)を出してくれるドライブチェックインポイントになっているので、予約時に忘れずに登録しておきました。


 7月の西日本豪雨で冠水被害に遭い、長期休業を余儀なくされた小郡店。半年は再開できないんじゃないかと思っていましたが、9月29日に直営店舗が復活オープンしました。
 内部のレイアウトは以前とガラっと変わり、事実上のリニューアルオープンです。


 ただテナント部分は、被害を受けて撤退したまま、新たなテナントの予定がない区画が目立ちます。専門店街のエリアは、少し寂しいことになりました。


 残念ながらホームセンターのホームワイドも撤退。イオンの物流拠点になっています。


 産院に妻を送り、ステーションに帰った時間は2時間25分後。正規の利用料金は2,060円ですが、途中で20L以上の給油をしたので206円割引に。さらにイオンへのチェックインで412円分のチケットが貰えたので、実質1,442円で利用できました。
 小郡駅まで電車で行って、コミバスに乗り換えてイオンに行けば、2人分の電車・バス代は1,560円。高くてもカーシェアでOKと思っていたのに、プラスEチケットのおかげで、カーシェアの方が安く済んでしまいました。

 というわけで10月は4回、2,884円分を利用。本格的な家族3人暮らしが始まる来月以降は、どんな使い方になっていくのかな…。

公共交通とカーシェアで久留米快適生活【4】2018年9月編

2018年09月30日 | □久留米発えことりっぷ
 鉄道・バス大好きな僕が、なぜカーシェア推しなのか? それは、マイカーに代わってカーシェアが普及すれば、鉄道・バスの利用増にもつながると思うからです。
 マイカーとして車体本体代や保険料、税金を払い込んでしまえば、ガソリン代以外の出費が意識されることはありません。ガソリン代と電車・バス代を比較すれば、そりゃガソリン代の方が安いです。車を一度所有してしまえば、車を使わにゃソンの状態になってしまいます。

 しかしカーシェアなら、毎回の利用の度にコストが意識されます。そして電車やバスの方が経済的なことも、本欄で度々取り上げている通り少なくありません。マイカーからカーシェアに切り替わることで、電車・バスの利用も自ずと増えるのではないか…


 図書館で借りたこの本も、同じ理論で展開されていて我が意を得たり!の思いでした。2011年発刊のこの本、タイムズプラス黎明期の状況もよく分かり、興味深かったです。

 出版当時は大都市圏以外では展開が難しいと書かれていましたが、9月、久留米でもステーションが3ヶ所新設、1ヶ所で増車となりました。


 「タイムズ文化街第2ステーション」は、雑居ビルを取り壊してできた広い敷地。うち北側の1台分が、カーシェア用として確保されています。
 ちなみに駐車場は、昼間最大400~500円が相場のこの地域にあって、300円で殴り込みをかけています。一気に需要を取り込み、追随値下げに踏み切る駐車場も。まわりにとっては、勘弁してよ~ってな展開でしょうね。


 「六ツ門町ステーション」は名前に"タイムズ"が付かない、カーシェア専用ステーション。このタイプは、久留米では初登場です。しかも一挙に3台の配車。
 周囲にはオフィスも多く、再開発でできたマンションも建て込んでいるので、安定した利用になるのでは?


【カーシェア】JR久留米駅までお出迎え
 久留米を訪ねてくれることになった、韓国の友人夫婦。JR久留米駅に着いて、西鉄駅前の東横に泊まる予定だとか。
 JRから西鉄まで、どのバスに乗っていいかも分かりにくかろうし、バスで迎えに行ってやるかな…バス代もおごってやるか…170円×4=680円…あれ、カーシェアの方が安くね??
 というわけでスマホでささっと予約、「くるまで行くよ」とだけ伝えてJR久留米駅に向かいました。


 昨年の結婚式以来、1年ぶりに再会した韓国人鉄っちゃん夫婦は、変わらず仲が良い様子で安心。そして かわいいハスラーは、奥様にも大好評!料金は30分、412円でした。
 カーシェアなんて言葉や概念が韓国にあるか分からなかったので、「短時間のレンタカーみたいなもんだよ」と説明しておきましたが、後日「韓国のsocarに似てますが、socarより安いみたいです。いいサービスですね」とメールが届きました。


 調べて見ると、なるほどこれが韓国版のカーシェア(現地では略さず、カーシェアリングと表現します)か。
 車種や曜日で細かく料金が分かれていて、最も安い平日の軽自動車(韓国の軽は1,000ccまで)で36円/10分+17円/kmとのこと。え、かなり安くない? しかも呼出し配車や片道利用にも対応って、なかなか便利じゃん。さすがIT大国と、感心することしきりでした。


【カーシェア】ナイトパックでのんびり帰省
 実家に顔出し&ディカウントストアでの買出しという、いつもの理由でアーリーナイトパック(18~24時2,060円+16円/km)を借りました。
 23km走行で2,428円、占有時間は4時間4分。ショートプランだったら3,502円になってしまい、やはりのんびり使いたいならパックですね。


 今回は西鉄久留米駅前第2ステーションのソリオをチョイス。思ったより大柄だけど、扱いやすいクルマです。さすがはスズキ。


 視界の広さも良好でした。(停車中に撮影)


【カーシェア】落とし物にはご用心
 ご近所での所用にハスラーを利用。ステーションに戻った時点で1時間14分が経過しており、ギリギリで次の課金を逃れた~と安心していたら、カギがない!
 いわゆるキーレスのリモコンキーなので、ポロっと落ちてしまうと行方不明になってしまうのです。


 エンジンはかかるので、車の中にはあるはずなのに、どこにもないないないない!その間にも時間が経てば容赦なく課金されるので、気持ちは焦るばかりです。
 見つけたのは、座面のベルトの穴の中。ポケットの中から落ちやがったのか~余分に課金された206円は、勉強料ですね。


【電車+路面電車】ひとりのお出かけなら
 熊本の同期を訪ねる旅は、ひとりなので迷わず鉄道で。在来線経由で行けば、往復3,000円ちょっとです。西鉄+JRで行けば1時間半くらいだから、所要時間も高速道路経由の車と大差ありません。


 高速道路から外れる大牟田も、鉄道なら難なく寄り道。非常に「映える」話題のスポットにも立ち寄れました。


【電車+チャリ】福岡市内はバス、地下鉄、そして自転車優位!?
 福岡への所用も、迷わず安い西鉄電車。福岡に着いてからカーシェアを借りるという方法もあるけど、駐車場も高い地域なので、そもそも選択肢にありません。


 代わりに新たな交通モード「メルチャリ」を試す!1分4円で使える、お気軽シェアサイクルです。カーシェアと違って、目的地で乗り捨てできるのが気軽。
 今のところ福岡と国立の2ヶ所でサービス展開中。全国に広がれば、旅先での機動性がグンと増しそうで期待してます。

公共交通とカーシェアで久留米快適生活【3】2018年8月編

2018年08月31日 | □久留米発えことりっぷ
 カーシェア入会から3ヶ月。基本料金無料期間も終わり、いよいよシビアに損得を考える時期に入りました。
 結果的には、使用頻度も利用額も増加。手放せないツールになってきた…かな?


【実家帰省】3人乗ればカーシェア優位

 義理の母が久留米へ遊びに来てくれることになり、ならばとウチの地元(みやき町)もご案内することに。いつもは夫婦2人のバス代とカーシェア料金を天秤にかけていますが、3人となればぐっとカーシェアに傾きます。
 それでなくとも40度に迫る猛暑。義母に無理させるわけにもいかないというのも、カーシェアを選択した理由でした。


 3人で乗るなら普通車がいいので、少し離れた西鉄久留米駅前第2ステーションへ。予約したアクアは、ゲートの手前に配置されています。
 直接道路に面している上に、電柱もあってちょっと出し入れに難あり。


 このステーションも西鉄電車とのレール&カーシェアに対応しているので、以前に登録したnimocaで開錠することもできます。


 カーシェアの車は不特定多数が使うとあって、大手レンタカー並みの品質を期待してはいけません。ドアノブの傷が、結構目立つ車です。
 でも乗り心地は良好。ハイブリッド車独特の運転感覚に戸惑いつつも、快適なドライブを楽しめました。


【筑紫野】特典もありのSCハシゴ

 立派な郊外型SCのゆめタウンがある久留米でもすべてが揃うわけではなく、筑紫野まで買出しに出ることもままあります。電車賃は往復800円なので、これまでは迷わず西鉄に乗って出かけていました。
 しかしこの日は、筑紫野のイオンとゆめタウンの2箇所双方に用事あり。それぞれは朝倉街道駅から真反対にあるので、はしごするなら、買い物袋を手に相当歩かねばなりません。そしてこの日も、40度近い猛暑…
 ついついカーシェアを選んでしまいました。だんだん甘くなってきたな。


 この日もややロングドライブなので、西鉄久留米駅前第2ステーションでフィットを予約。ゲート内に配置されているので…


 車内に搭載されている、出入り用のカードを通してゲートを開けます。返却忘れがないよう、カードを抜いている間には電子音が鳴る仕掛けが仕込まれてました。


 ちょっとマットに砂が上がってて残念。ただ時間課金のカーシェア、なかなか使用後の掃除にまで手が回らないのにも、理解できます。


 まずは30分ほど走らせて、第一の目的地・イオン筑紫野SCへ。実はここ、ドライブチェックインのポイントに指定されていて、予約時に目的地として設定しておけば、15~30分の利用券(プラスEチケットといいます)が貰えます。「駐車中のコスト」が意識されるカーシェアでは、嬉しいサービスです。


 チケットを貰うには、目的地で30分以上エンジンを止めておくのが条件。しかしイオンに着いても、カーナビが反応しません。


 もしチケットが貰えなかった時には、証拠として提出してやろう!と駐車後の画面も撮っておきましたが、出発後ほどなくして画面に、「ドライブチェックインの条件を満たしました」と表示されました。さすが。


 ゆめタウンに加え、シュロアモールにも立ち寄り。確かここ、福岡初のショッピングセンター「筑紫野とうきゅう」の跡地だったはず。幼心に驚いた、東京資本のでっかい郊外型モールも過去のものになって久しく、少し寂しくも感じます。


 12時半に戻り、利用料金は2,678円。30分のチケット412円分が発行されたので、実質的には2,266円相当で済みました。
 4台が配備されている車両のうち、戻ってきた僕以外の3台はすでにどこかへ。周囲はマンションが多い場所ゆえに、休日でも稼働率は高いんですね。

 この他、駅へのお出迎えや近所での所用にもカーシェアを活用。今月の利用料金は5,459円、累計走行距離は78kmになりました。
 一方でバスは、通院や雨の日の通勤に利用。いずれも目的地での滞在時間が長く、カーシェアを活用しづらいシーンでした。

~~~~~~~~~
 というわけで今月1ヶ月間、夫婦二人で使った交通費は、トータルで約1万1千円。マイカー生活に近い利便性を享受しつつ、ガソリン代、駐車場代、車検代、保険料もろもろを考慮した車の維持費より、かなり安く済んでいることに間違いありません。
 ただもし車があれば、公共交通機関の不便な郊外の家でもOKなわけで、今の家賃より1万円以上抑えられる思います。郊外型のディスカウントストアでまとめ買いすれば食費、生活費も抑えられるし、公共交通&カーシェア生活と郊外型マイカーライフの経済的な差は、地方都市だとトントン程度なのかもしれません。
 トントンであれば、加害事故の際の賠償リスクや地球環境への負荷が低くて、心置きなく酒が飲める(←これが一番?)今の暮らし方を、僕は選びたい。あくまで、今の環境ならね。

公共交通とカーシェアで久留米快適生活【2】2018年7月編

2018年07月31日 | □久留米発えことりっぷ
 公共交通機関とカーシェアリングを組み合わせて、地方都市・久留米を快適に暮らすシリーズの第2回。西日本豪雨に襲われ、その後は歴代タイ記録の連続猛暑日に見舞われた、記録ずくめの2018年7月の記録です。
 カーシェア導入については、前月の記事をご参照ください。

【バス】南部保健センター…昼間の長い用事ならバスに分

 某日曜日に、上津の南部保健センターへ。西鉄久留米駅近くの我が家から用事を済ませ戻るのに、約3時間の見込みです。タイムズカーシェアを借りれば、206円×12コマ(1コマ15分)で、2,472円になります。
 一方、バスを使えば夫婦2人で往復868円。センターまでは最寄りバス停から徒歩5分だし、バスの本数も1時間に4本以上あるので、バス利用にしました。おかげで帰りに、ガストで生中も飲めました(笑)。


【バス】久留米市災害ボランティア…活動形態によっては車も選択肢に

 7月6日~7日の西日本豪雨では久留米市内でも浸水被害が発生し、数週間、災害ボランティアセンターが設置されました。微力ながら、僕も1日だけ参加しました。
 ボラセンの場所は長門石の社協なので、40番のバスが最低でも1時間に2本走ってます。運賃も往復512円で済むので、カーシェアはそもそも選択肢にすら上がってきませんでした。
 もっとも今回、ボラセンから作業場所までの送迎対応があったからこそできた選択。もしなければ、レンタカーでの対応も考えたかもしれません。


【カーシェア】大川昇開橋温泉…距離の伸びないのんびり滞在なら、夜間の長時間パック

 暑い夏にも、たまにゃ広い湯船に浸かりたくなります。お気に入りの大川昇開橋温泉で、ご飯を食べてのんびりしたい!
 西鉄久留米から電車とバスを乗り継いで行けば、2人で3,040円。現地滞在1時間半くらいなら、カーシェアより電車+バスで行った方がお得です。


 しかし夜6時以降では、事情が変わってきます。タイムズカーシェアには18時~24時のアーリーナイトパックが設定されており、2,060円で利用OKなんです(ただし距離料金が別途16円/kmがかかるため、長距離利用には不向き)。
 このアーリーナイトパックを利用し、カーシェアで温泉に行ってみました。我が家から歩いてすぐの、西鉄高架下ステーションから出発です。


 今回はハスラーを選択。「遊べる軽!」のキャッチフレーズでおなじみの、スズキの人気車種です。外と中の質感と色合いが連続してて、今までの車にない感覚。なんか楽しい!


 久留米から約45分で、大川市の昇開橋温泉に到着。温泉+定食で1,000円、家族湯+定食でも1,500円(2名基準)の、ご飯とセットがお得な温泉です。
 しかしカウンターに行ってみれば、貸切り湯は2時間後の21時まで満員とのこと。オーマイガッ!


 とりあえず貸切り湯の予約を入れて、先に定食を頂きました。安いだけじゃない、安定のうまさです。


 そして待ち時間の間に、近所のルミエールで買い出しに。もともと帰り道にどこかのディスカウントストアに寄り道するつもりだったので、時間がずれただけですね。
 災害備蓄用の水や、ビールのケース買いなど、バスや自転車では運べない重量物を中心に買出ししました。それにしても夜だというのに、賑やかだなあ。


 昇開橋のたもとにある、大川家具のショールーム&体験工房「大川テラッツァ」にもお邪魔。夜なので開いているブースはなかったけど、昇開橋とともにライトアップされててキレイでした。
 真ん中の広場ではときどきビアガーデンをやっているらしいけど、今日はお休み。車で来た身には幸いでした(笑)。


 暇つぶしのはずが、充実した2時間を過ごし、温泉へ。海が近いとあって、適度に塩っ気の混じった湯は肌にもやさしい感じです。う~気持ちいい~
 この時間じゃ終バスが出た後だし、カーシェアのショートタイムコースも待ち時間に料金がかさんだはずで、パック料金にしておいて大正解でした。


 最終的な走行距離は48.0km。距離料金の768円が加算され、利用額は2,828円でした。


【バス】佐賀市富士町災害ボランティア…佐賀市街地からの送迎があったので


 西日本豪雨では、佐賀市富士町の山間部でも被害が発生。麓の佐賀市内から、ボランティアバスが設定されました。活動は午前、午後の2部制だったので、活動時間を含めても久留米から6時間以内で往復できます。
 カーシェアだと昼間の6時間パックは4,020円。しかも夜間のように、距離料金の加算はありません。一方、久留米からの路線バスは片道940円。ボラの大荷物を考えると、2人以上で行くならカーシェアがラクそうです。


 しかし今回は久留米からの1人参加ということで、バスを選択しました。灼熱の中での活動なので、リュックには水分を5L携えてます。その他軍手やら着替えやらも詰め込むと、お、重い…。


 終点の佐賀第二合同庁舎からさらに徒歩5分の、メートプラザ佐賀が集合場所。平日は富士町内を走るコミュニティバスで、富士の総合支所まで運んでもらいました。


 支所からは市役所の車に分乗し、活動場所へ。大量の土砂でしたが、平地に比べれば低い気温(それでも30度超ですが)で、思っていたよりも動きやすかったです。
 参加者も多く、思いのほかはかどりました。


 夏本番、富士町は川も山もキレイです。川で遊ぶ子どもたちを見ながら、今度は遊びにも来たいなと感じたのでした。
 麓のスーパー銭湯で一杯やってから、久留米へ。クルマではできない気軽さを享受しました。


【カーシェア】天ぷらまきで、ひさびさの揚げたて天ぷら


 カーシェアvs.公共交通の比較が成り立つのは、そもそも公共交通が通じている場所。バス停や駅から遠い郊外だと、(タクシーをのぞけば)カーシェアが唯一の選択になります。
 鳥栖市の「天ぷらまき」は、小森野四丁目のバス停からバイパスの狭い歩道を15分歩けば、行けないわけじゃありません。しかし雨の夜とあっては、とてもバス利用は考えられませんでした。


 というわけで、ステーションから約15分の「天ぷらまき」へ。さすがは人気店、しかも日曜の夜とあって、大行列でした。
 カウンターに通されたのは、入店20分後。当たり前だけど、カーシェアだとこの間も課金が続くわけで、気持ちは焦るばかりなり。


 天ぷら定食790円をいただきまーす。揚げたて天ぷらが次々に出てくるスタイルは、福岡の「天ぷらひらお」に似てます。車を持ってた独身時代には、よく通ったっけ。約4年ぶりの味、おいしかったです。
 カーシェアの利用時間は1時間12分、料金は1,030円でした。ちなみに無理して小森野四丁目までバスで行ったとしても、運賃は二人で900円。短時間グルメは、カーシェアのメリットが発揮できる使い方かもしれません。


【カーシェア】ならではの送迎利用
 出張帰り、JR久留米駅に到着。僕ばバスで帰れるけど、月極駐車場まで駅から徒歩15分のセンパイは、ちょっと大変そう。
 というわけで、JR久留米駅から先輩の駐車場までを、カーシェア往復でお送りしました。


 以前の愛車だったスイフトが、新型になりめちゃかっこよくなっていて驚き。ごく短時間の利用なので、基本料金の206円で完結できました。
 なおこの後、センパイにJR久留米駅まで戻ってきてもらい、家まで送ってもらいました。win-win!!

【今月の決算】
 そんなこんなで3回利用したカーシェアの利用料金は、4,064円なり。車を所持するよりははるかに低コストです。
 ただ西鉄バスの週末乗り放題定期「ホリデーアクトパス」6ヶ月12,000円を月割りすると、2人分でも4,000円。比べれば決して安いとは言えないような気もするし、そもそも比較対象ではない気もするし…。
 基本料無料期間は今月までですが、とりあえず来月もカーシェアライフを試してみます。

公共交通とカーシェアで久留米快適生活【1】2018年6月編

2018年06月30日 | □久留米発えことりっぷ
 この1年、ホリデーアクトパスを利用して、週末バス乗り放題ライフを満喫。至極動きやすい週末が楽しかったですが、いろんなライフスタイルを試してみたくて、今月はちょっと違うモノに手を出してみました。
 それは…カーシェアリング!そう、いろんな人で車を共有するというアレです。

 今普及しているのは事実上の、「ネットで予約できる無人貸出しレンタカー」だと思うんですが、車を持たない人間にとって便利なシステムであることは確か。タイムズカーシェア入会2ヶ月は会費無料、しかもカード発行手数料無料のキャンペーン中だったので、ものは試しと入ってみました。


【導入編】我が家のカーシェア環境

 首都圏だったらカーシェア大手3社が競い、それこそ犬も歩けばカーシェアステーションに当たるんでしょうけど、九州の、それも地方都市ではそうもいきません。
 九州の全域でカーシェアを手掛ける大手事業者は、事実上「タイムズカーシェア」の1社のみ。設置場所も福岡都市圏以外だと、主要都市の主要駅前か、観光地に限られます。


 僕の住む西鉄久留米駅周辺はオフィス街でもあるので、徒歩圏内に複数ステーションがあります。
 一番近い西鉄久留米高架下ステーションは、軽の2台配備。先月まではソリオとスイフトが配備されていましたが、今はウェイクとハスラーに変わりました。ビジネスより、周辺のマンション住まいの家族持ちの利用が多いのかも。


 もう少し歩けば、駅前第2ステーション。4台が配備されている上、アクアやスイフトなど普通車が中心です。近隣はオフィスが多く、昼間に稼働している率が高いです。


 徒歩圏内にはもう1ヶ所ステーションがあり、地方としてはかなり恵まれた環境。久留米でも郊外だと、大善寺駅と久留米大学駅の2ヶ所に限られます。


【カーシェア】実家へ父の日帰省

 申し込み後、約1週間で会員カードが届きました。
 そして巡って来た、6月17日の父の日。ちょっくら実家(佐賀県みやき町)に顔を出しますか。

 実家までのバス代は400円。90分以内のトンボ帰りであれば「乗り継ぎ割引」も適用され、ポイントも考慮すれば、実質的な運賃は716円×2人分の1,432円です。
 一方、カーシェアを使って2時間で帰って来る想定で考えれば、15分当たりの料金206円×8コマ=1,648円。バスより微妙に高いものの、実家までダイレクトに行けてラクな点、よりみちして買い物できる点を考え、カーシェアを選択してみました。


 今日空いていたのは、ウェイクのみ。カードを後部座席のカードリーダーにかざして、解錠です。
 ダッシュボードの中に鍵が入っているので、抜いてエンジンを始動。ナビの画面に、予約内容が表示されてて、すごくハイテクな仕組みです。これだけのシステムを構築するだけでも、大変だろうな。


 自由に寄り道できるのは、バスにはないメリット。車持ちでないとなかなか行く機会のない、100円パンの伊三郎に寄ってみました。
 30分で実家に到着して、ちょっとのんびり。カーシェアを使うと、そこに「いる」ことに対しても206円/15分のコストがかかるのは、バスとの大きな違いです。あまりシビアに考えないようにしないと、せっかちになりそう。


 帰りは、トライアルに寄り道。買い物のためだけにカーシェアを借りると割高なシーンもあるけど、寄り道なら純粋に、立ち寄った時間分の利用料金しか意識されません。
 米(5kg)や災害備蓄用の水(12kg)など、自転車やバスじゃ大変な重量物を買い出しました。

 ステーション返却時には2時間を3分超過してて、最終的な利用料金は1,854円。その価値は、充分感じられる使い方でした。20L以上の給油をすれば時間が10分延長されるらしいので、ギリで時間をまたぎそうな時は給油するのが賢い使い方、らしいっす。


【列車&バス】イオン大牟田へ遠征

 某日曜日は、大牟田のイオンSCまで遠征しました。イオンなら筑紫野の方が近いけど、大牟田の方が空いていてゆったりできるのです。
 イオンといえば郊外型ショッピングセンターの代表格。目的地にセットすれば30分無料の特典もあり、いかにもカーシェア向きな場所ですが、事前計算の結果、電車+バスで行くのが得策と結論付けました。


 理由1:電車&バスが早い!特急なら大牟田までわずか30分。バスの接続もよくて、イオンまで50分くらいで到達できます。運よく、110周年記念電車に乗れたのも余得でした。
 一方、車は一般道を経由すると、どうしても1時間以上かかってしまいます。しかもカーシェアの場合、かかった時間の分だけ料金もかさむことに。


 理由2:行った先でゆっくりしたい!いろんな目的もあるし、イオンラウンジでもくつろぎたいので、現地滞在を3時間は見込みたいところ。カーシェアの料金は「そこにいる時間」にも課金されるので、ちょっと向かないかなと思ったのでした。
 おかげでラウンジで30分、のんびりできました。


 結果的に久留米を出て、帰って来るまでの所要時間は6時間。カーシェアの6時間パック4,020円に対し、電車回数券+バス代の2人分の2,735円相当で済みました。ゆったりと、大牟田名物の洋風カツ丼も食べられました。
 ごっそり買い物したので、帰路は大変だったけどね…。ファミリーなら、カーシェアにアドバンテージがありそうです。


【列車+バス】列車と路線バスで巡る長崎街道とその宿場町~飯塚編~
 

 飯塚の長崎街道の史跡を巡った、日帰りプチ旅行。1人旅なので、かかった交通費は3,000円足らずといったところです。まる1日がかりだったので、クルマで行くとすればカーシェアよりレンタカーのシーンですね。
 行ってみたかった「伊川温泉 こうの湯温泉」は、本数の少ないバスの時間が合わずに到達できず。公共交通利用の限界も感じられました。


【列車+バス】福岡小郡ぶらぶら歩き~九州歴史資料館と満天の湯~


 小郡市内を半日ぶらぶら。1人で近場のお出かけなので、交通費は1,000円もかかりません。クルマじゃなかったおかげで、温泉でビールも楽しめました。
 1日数本ずつという、少ないコミバスを使いこなせれば、の話ではありますが。


【列車+バス】九州オルレ・八女コースを歩き、温泉&地ビールで〆る


 九州オルレのコースはスタート、ゴールの場所が違うことが多く、クルマで行っても結局はバスの時間にしばられます。しかも駐車している時間が長いので、カーシェアよりは最初から電車+バスで行くのが吉です。
 〆のビールが待っているなら、なおさら!

 というわけで6月のカーシェア利用は、1回という結果に。お試しキャンペーンはあと1ヶ月あるし、様子を見ながらお付き合いしていきたいと思います。

ホリデーアクトパスで久留米バス暮らしseason2【6】2018年5月編

2018年05月31日 | □久留米発えことりっぷ
 ホリデーアクトパス暮らしのシーズン2も、いよいよ最終月。連休や初夏のお出かけに大活躍でした。

【特快303他】福岡のクラフトビールイベントをはしご酒


 GW最終日の5月6日は福岡に遠征。西鉄電車で福岡に上り、天神からシーサイドももちを目指しました。


 やってきたのは福岡タワーの麓。RKBとTNCの間で毎年開かれている、「九州地ビールフェア」です。九州・山口を中心に全国の地ビールが大集合のイベントで、もう何年も連続で参戦してます。
 あいにくの雨模様ですが、壁もしっかり付いたテントなので安心。


 昨年までメーカーごとのブースだったものが、今年はずらっとテントの奥に並ぶ配置に。タップが一直線に並ぶ様は、インスタ映えを狙ったとか狙っていないとか。


 ビールもフードもチケット制。ビールは1杯500円と、地ビールとしてはかなり良心的なお値段です。しかも使い残したチケットは払い戻しOK。


 というわけで、まずはカンパーイ♪


 フードも多彩で、食も杯も進みます。


 OKINAWA SANGO BEER「IPA」、不知火海浪漫麦酒「カルメン」、宮崎ひでじビール「このはなさくや」、YAME BREWERY「IPA」、杉能舎麦酒「白ビール」の5杯をプハーッ!
 3人で重ねた杯はこれだけ。おごちそう様でした~


 千鳥足でバスを乗り継ぎ、福岡城址になだれ込みました。「九州ビアフェスティバル」…名前は似てますが、まったく別物のイベントです。
 九州各地への出張開催でもおなじみの定番イベント。昨年、一昨年は久留米・六角堂広場でも開かれました。


 オープンのテントなので、雨が降りこんできて大変。


 チケット制で1杯550円と、ももちに比べればちょっと高め。比べれば、の話であり、同種のイベントでは充分安い方だと思います。
 遠く釧路から参加の流氷ドラフトは…


 まさかの青色!


 肴もうまーい。
 さすがにここまで飲み過ぎているので、2杯止まり。残りのラインナップは、お盆の久留米会場で楽しむとしましょう。


 …といいつつ天神に戻ったら、またイムズで飲んでしまったのでした。
 アルコールのせいか何度もバスを乗り間違えてしまいましたが、パスがあれば怖いものなし!?バス代は737円相当になりました。


【16番他】大牟田の産業遺産巡り


 「路線バスで巡る大牟田の産業遺産part2とリノベ中華」では、大牟田市内のバス路線網を活用。バス代は、「乗り継ぎ割引」を考慮しても981円相当になりました。


【40番】母の日


 母の日は、バスに乗って実家にカーネーションをお届け。通販の宅配より安く済んだのも、ホリアクのおかげ(笑)。バス代706円相当。


【32番&31番】上津歩き


 上津の南部保健センターに用事があったので、バスでお出かけ。上津荒木バス停が最寄りとされていますが、一昨年に開設された新路線・32番の上津1丁目はもう少し近いです。
 もっとも32番は1時間毎。待つくらいなら、30番、31番で上津荒木に行ってしまった方が早いです。


 用事を終え、どんどん亭でお好み焼きランチ。ひっくり返すのが苦手なのは、写真を見てもらえれば分かります。


 八軒屋まで戻り、八女方面のバスを待ちます。
 八女の兼松住宅前まで西鉄バスが行かなくなって8年経ちますが、まだバス停には名残りが。


 i-mode、J-SKY、EXweb…懐かしい。今でのこの手順でアクセスできるのかしら。
 H"LINKも対応してほしかったと、今さらの恨みつらみ。


 八軒屋から10分、西鉄久留米からなら約20分の湯納楚(ゆのそ)で下車。歩いて10分弱のところにあるのが、日帰り温泉施設「献上の湯」です。


 大浴場500円、家族湯は1,700円と良心的なお値段。40分待って案内された家族湯は、すべり台付きの部屋でした。子どもは嬉しいだろうな~
 お湯はかすかに油の香りが漂う、少しトロっとした良湯。半露天で風が吹き込み、気持ちよくくつろげました。


 畳の間でごろごろしてリフレッシュ。バス代805円相当。


【旅人&400】福岡までの節約ルートでSAKEイベントを満喫

 5月27日(日)は、福岡国際センターで開かれた酒イベント「&SAKE FUKUOKA」に参戦。
 そういえば話題のバス路線に乗っていなかったことを思い出し、ちょっと違う往路で行ってみました。


 西鉄二日市までの特急電車は、3000形の「西鉄110周年記念号」でした。そうか、8000形の「西鉄100周年記念号」から、もう10年も経ってしまったのか…。


 太宰府線へ乗り換え、唐破風テイストの太宰府駅着。朝早くから、観光客で賑やかです。
 全国的な流れで、海外からの観光客もざっと見て4割はいそう。


 そんな海外からの観光客を中心に人気なのが、博多から太宰府を結ぶ直行バス「太宰府ライナー旅人」です。
 西鉄電車では乗り換えを要する博多、空港方面からの直行需要をガッツリ確保。週末のピーク時はなんと12分間隔で運行される、人気路線に成長しました。


 日曜日の朝とあって、太宰府~博多方面は僕を含め乗客2名。すれ違う「旅人」は、軒並み満員です。
 高速バス仕様の車内は、快適。太宰府~博多間は600円と電車より高めですが、直行の便利さと快適さがアドバンテージです。


 外国人観光客の多さを物語るのが、充電装置がコンセントではなく、USBケーブルになっていること。


 使える切符、使えない切符の一覧は、英語入りで詳しく解説。記述はないものの、ホリデーアクトパスも問題なく使えます。


 太宰府市内はスムーズ。ただ反対車線は早くも混雑が始まっており、昼間は時間がかかるポイントじゃないかと思います。


 水城からは都市高速へ。制限速度80kmの区間も、旅人は60kmで走ります。一般路線バスの扱いだからだろうけど、アジア圏からの観光客はもどかしく感じそう。


 福岡空港国際線ターミナルに到着。博多⇒空港間の利用はNGですが逆方向はOKなので、かなりの数の乗客が乗り込んできました。
 もちろん新たに乗り込んだ乗客は、10人中10人が外国人です。


 空港出発までは定刻だったのに、博多バスターミナル到着直前でいつもの渋滞にはまりました。福岡空港国際線⇒博多駅間なら一般路線バスの方が、筑紫口の路上バス停に発着するので、遅れにくいです。
 結局10分近くの遅れで、博多バスターミナルに到着しました。


 国際センターへはベイエリア方面のバスがアクセス。せっかくなので連接バスで、しかも博多から天神経由の遠回りのルートに乗ってみました。
 完全に趣味で選んだルートでしたが、ベイエリア方面のバス停はイベントに向かう乗客でいっぱい。バスは何本か待ちになっていて、結果的には遠回りがすぐ乗れて「正解」のルートでした。


 博多駅~天神間はもちろん、天神~国際センター間も2両がぎっしり満員の混雑で、連接バスの輸送力が最大限発揮されていました。


 今回が国際センターで初の開催となった「&SAKE」。福岡のほとんどの酒蔵が集まるとあって、注目度は高いイベントです。
 開場前からご覧の混雑。久留米の酒イベントは、開催される度に大盛況ですが、福岡の集客力はさすがですね。


 前売り券(1,800円)で、試飲グラスとコイン10枚に引き換え。ほっぺに貼る赤い「SNS映え」用シールは恥ずかしくて貼れないよと思ってたけど、数時間も経てば使用率はかなりのものでした(笑)。


 まずは駆け付け一杯、いただきまーす!
 福岡の酒イベントは高いイメージだったけど、&SAKEはコイン1枚からOK。大吟醸クラスでも2枚でOKの蔵元が多く、思いのほかリーズナブルでした。


 あまりイメージの沸かなかった屋内型の酒イベント。外光を遮断し、ムーディーに演出された会場の雰囲気はなかなかでした。
 お天道様の下で飲む酒がイベントの醍醐味なんだけど…といいつつ、陽射しがないと体力的に助かるのは確か。2階席を早めに確保して、ゆったり座って楽しみました。


 大学時代の恩師や、職場の後輩など、まさかの人にも遭遇。




 日ごろ飲む機会の少ない宗像、北九州、筑豊方面の酒・焼酎を中心に、
・綾杉 樽酒(綾杉酒造場)
・豊盛 純米酒(豊村酒造)
・純米酒 百年蔵(石蔵酒造)
・特別純米 大観(翁酒造)
・無法松 特別純米酒(無法松酒造)
・天心 特別純米(溝上酒造)
・残心 雄町60(林酒造場)
・原酒(片岡酒造場)
・古酒ゑびす蔵25°(ゑびす酒造)
・寒北斗 辛口純米酒「shi-bi-en」(寒北斗酒造)
・料理用清酒「酒塩」(池田屋)
・時の超越スペリオーレ(&博多ハイボール)
 の12杯を試飲!もうヘロヘロです。


 なのに妙に冷静で、帰路、呉服町に400系統が近づいていることをバスナビでキャッチし、バス停まで急いで捕まえました。
 博多から甘木へ、都市高速経由でロングランする急行バスで、便によってはリクライニングシートの長距離仕様が入ります。この便も「旅人」間合いで快適でした。


 そしてノンストップの都市高速を降りれば、すぐに西鉄都府楼前駅。時間的にも天神に出るのと遜色なく、電車に乗る区間が短くなった分、電車代の節約にもなったのでした。
 この日のバス代、1,088円相当。

 というわけで今月のホリデーアクトパス利用実績は、5,060円。1ヶ月当たりの価格2,000円に対して、2.5倍もの実績になりました。
 そして半年間を通じての実績は、購入額12,000円のほぼ2倍に当たる、23,590円相当に。season1の33,055円に比べれば少ないとはいえ、充分すぎるほどモトは取れました。

 続いて来月からもseason3へ…と言いたいところですが、いろんなライフスタイルを試してみたいので、来月は少し違う「動き方」をしてみたいと思います。

ホリデーアクトパスで久留米バス暮らしseason2【5】2018年4月編

2018年04月30日 | □久留米発えことりっぷ
 4月、行楽には絶好の季節。ホリデーアクトパスの利用実績も伸びるかと思いきや、休日出勤が重なり、あまり利用する機会に恵まれませんでした。
 2度目のホリデーアクトパス、5ヶ月目の記録です。


 とある土曜日の午前中、ゆめタウンへお買い物へ。これまでゆめタウン方面のバスは、行先番号のない「無番」でしたが、4月1日のダイヤ改定で「5番」の番号が与えられました。
 時を同じくして筑後地方では、柳川~佐賀線や羽犬塚~大川線、グリーンランド行きなどにも付番され、分かりやすくなりました。特殊なバスといったイメージもなくなり、終点以外の目的地に行く際も堂々と乗れるようになった気がします。
 この日はゆめタウンからの片道利用だったので、187円相当。


 「路線バスで巡る筑後船小屋・羽犬塚&中山の大藤」では、パスが大活躍。思い付きでバスに乗り、大藤に出会えたのもホリデーアクトパスのおかげです。
 バス代は1,510円相当。


 「青く透き通る海、ここは北九州市小倉北区!~猫だけじゃない藍島・馬島の旅」では、西鉄薬院からJR博多駅へのバイパスルートとして利用しました。
 天神の雑踏で乗り換えるのが嫌いなので、西鉄沿線からJR博多駅に出る際には、重宝しているルートです。バス代196円相当。

 その他、休日出勤の足としても利用したものの、合計額は2,010円。ホリデーアクトパスの値段1ヶ月相当分を、ギリギリ上回るにとどまりました。
 まぁすでにモトは取っているわけで、たまにゃこんな月もあるさ。

ホリデーアクトパスで久留米バス暮らしseason2【4】2018年3月編

2018年03月31日 | □久留米発えことりっぷ
 冬から春へ。(花粉症ではない僕にとっては)お出かけシーズンの到来です。3月のホリデーアクトパスは、少しの遠出を中心に活躍してくれました。


 3月17日(土)は、JR九州「ダイヤ見直し」の日。ダイヤの変化を観察したその帰路、鳥栖から西鉄久留米まで10番のバスに乗って帰りました。
 郊外の乗客減に苦しむ構図は、JRも西鉄も西鉄バスも同じ。がらりと姿を変えてしまったJRのダイヤを見た直後だけに、バスの行く末も気になったのでした。バス代402円相当。


 翌3月18日(日)は、JRダイヤ見直しで唯一の明るい話題だった、日田彦山線筑前岩屋駅への代行バス乗り入れの現場へ。せっかくなので、同じく水害で大きな被害を受けた地域を走る、西鉄バス小石原線・宝珠山線にも乗ってきました。
 地形をまるごと変えてしまうような水害の跡に言葉もありませんでしたが、一方で観光客を待つ村の姿も印象的でした。バス代1,952円相当。


 3月24日(土)は、春を期に旅立つ友人の送別会のため、長門石町へ。90年代の幼い頃、北茂安町民だった僕にとって長門石は、スーパーもある、おもちゃ屋もある、ファミレスもある、とにかく北茂安にはないものがある町でした。
 区画整理とともに一気に開発されたニュータウンは、人口減少と高齢化が際立って進み、とうとう唯一のスーパーも撤退。往時の賑わいを知る者には、寂しい光景です。


 しかし十数年ぶりの焼き鳥・与作(最寄りバス停:40番長門石団地入口)は、地元人で満席。隣の八百屋さんは夜9時だというのに営業していて、団地の生活をがっちり支えている様子なのが頼もしかったです。
 土曜の終バスは22時台と早く、帰路はノンアルの友人に送ってもらいました。バス代255円相当。


 3月25日(日)は、昨年よりだいぶ早まった桜を愛でに、小頭町公園(最寄りバス停:3番他六ツ門)へと出かけました。久留米における都市型花見の代表的な名所、早い時間から大賑わいでした。
 月日が流れても、ワイワイできる元ボランティア仲間に感謝。バス代は334円相当。


 3月31日は、大牟田の世界遺産を巡りました。大牟田市内はバスの本数が少ない区間が多く、街歩きには一苦労。しかし高齢化の進む街で、バスはよく頼られていました。
 帰路には久留米市内でも利用して、バス代972円相当。

 その他、髪切りに行ったり寿司を食いに行ったりと、身近なお出かけにも活用。1ヶ月の利用相当額は2倍以上の、4,622円に達しました。
 気軽な小さな旅にも、ホリデーアクトパス!

ホリデーアクトパスで久留米バス暮らしseason2【3】2018年2月編

2018年02月28日 | □久留米発えことりっぷ
 寒い盛りの2月は、公共交通機関での移動に、つらい季節の一つ。そりゃクルマの方が快適でしょうと、ひがみたくもなる月の決算です。

【23番】合川バイパスでお買い物

 地方の買い物スポットといえば、郊外型ショッピングセンターとバイパス沿い。久留米のゆめタウンはバスがあるので車なしでも行けるけど、バイパスでの買い物は非常にハードルが高いです。
 上津バイパスは1日4本なんて区間もあり、かなり難易度高め。合川バイパスは1時間に1本のバスがあるので、買い物に行こうと思えば行けます。


 今回の最初の目的地は、ケーズデンキです。千歳市民センター入口で下車して徒歩5分、家電をぐるっと見回して40分。バス停に戻った頃には、1時間後のバスの時刻でした。
 23番は善導寺、田主丸方面から「ゆめタウン」を訪ねる人も多く、30分に1本くらい走ってもいい路線だと思うんだけどなぁ。あと、せめて下り便だけでも「ゆめタウン」に乗り入れてくれれば。


 安居野で降りれば、目の前が2つ目の目的地、ワークマン。ちょっとおしゃれな雨合羽と、防災グッズとしてガラスを通さない軍手を買いました。


 ここまで来れば市内方面へのバスは、旧道経由の20番、25番にも乗れます。筑水高校前から20番に乗車。さらに籏崎で下車して、ミスターマックスにも立ち寄りました。
 所要時間は4時間少々。車で巡れば3時間もかからないし、重いものも運べてラクなのは重々承知です。でもまだまだ健康な30代、これくらい、なんてことありません。バス代620円相当。


【15番】城島酒蔵びらき帰りに、サービス品にありつく


 毎年恒例の城島酒蔵びらき。今年は2日目に、ボランティアとして参加しました。


 夕方4時、お手伝いも終わったのでシャトルバス乗り場へ。1日中立ちっぱなしでのお手伝いだったので、座って帰りたいところです。
 さすがに西鉄三潴駅行きは大混雑だったので、JR荒木駅行きの席を抑えました。しかし発車直前、横に立ったのは酔ってフラフラのおっちゃん。こりゃあかんと、席を譲りました。


 一計を案じ、有薫前で下車。路線バスの上城島バス停と近接しており、通常の15番の路線バスで帰ろうという魂胆です。
 バスまでは30分ほど時間があり、酒の竹屋をのぞいて見たら、イベント続行中。誘われるように、中に入りました。


 イベント終了間際ということで、大サービス!3個150円のおでんを頼んだら、1個おまけしてくれた上に、具沢山の粕汁(200円)、甘酒まで付けてくれました。残りのもには福がある。


 おかげでお腹いっぱい。
 15番のバスは、シャトルバスの時間外まで酒蔵びらきを楽しんだ人で、ほぼ満席でした。日ごろからこれくらい乗ってくれるといいんだけどな。六ツ門乗り換えで西鉄久留米まで乗って、539円相当。


【45番&15番】城島バス企画で乗車


 酒蔵開きの1週間前には、「よりみちバス」体験会の企画で西鉄バスにも乗車。45番の西鉄久留米~江見間、15番の城島中町~大善寺間を乗車しました。詳しくは旅行記ページにて。
 西鉄のバス代としては、775円相当でした。


【赤間急行】赤間宿まつりに参戦


 宗像市赤間の、宿場町のまつりに参戦。JR教育大前駅が最寄りですが、節約のため往路は天神~赤間営業所間で「赤間急行」を利用しました。詳しくは旅行記ページにて。
 運賃は970円相当でした。

 その他、佐賀の実家への帰省や、ゆめタウンへの買い物などにも活用して、利用総額としては4,483円にも上りました。出不精になりがちな時期にも、ホリデーアクトパス!