Chang! Blog
福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです






 開業3週間目の土曜日は、始発列車に乗って以来の筑後船小屋駅に行ってみました。



 まず驚いたのが、午前11時過ぎというのに駐車場が満車状態!しかし盛況を、喜んでばかりもいられません。駐車台数は157台と、新鳥栖の630台に比べるとかなり少ない数だけに、満車にならないかどうかは開業日から懸念していました。

 在来線や路線バスも頻繁に乗り入れているとはいえ、メインターゲットの筑後広域圏、特に大川や八女からはマイカーが唯一のアクセス手段。しかも在来線利用者も車で乗り付ける人も多いと思われ、今後も駐車場は不足してくるものと思われます。
 「公園の中の駅」というのびやかなコンセプトも結構ですが、ロケーションがロケーションだけに、駐車場の拡充は急務でしょう。駐車場が空くのを待っていたら、次の新幹線は1時間後…というダイヤなのですから。



 開業日に臨時駐車場になっていた土地は空いており、増設の計画はあるのかもしれません。



 筑後船小屋駅のフラッグシップトレイン、1日3本限定の大阪直通「さくら」。上り558号は11時38分発です。
 ざっと見て、下車20人、乗車30人といったところ。大きな荷物を抱えた旅行客や帰省客の姿が、目に付きました。



 12時16分発、熊本行き「つばめ」345号。下車20人、乗車10人程度でした。
 こちらも下車客には大荷物の人が多く、博多で5分接続の「のぞみ」から乗り継いできた人が多いのかもしれません。

 ホームには大勢の人の姿ありますが、3週間を過ぎてなお、見学者も多く目に付きます。
 「夏休みには新幹線に乗って、桜島に行こうね」
 と話す親子もおり、次の利用につながってほしいものです。



 12時28分発、博多行き「つばめ」346号は、偶数日のみN700系での運転。ざっと下車5人、乗車20人といったところです。

 「さくら」はさすがに8割近い乗車がありましたが、「つばめ」の乗車率は1割から3割といったところ。利用者にとって空いているのは望ましいことですが、利用者の掘り起こしにもつとめてほしいものと思います。



 帰りには、移転・廃駅となった旧船小屋駅も訪ねてみました。



 独特のカプセル型駅舎には板が打ち付けられ、立ち入り禁止に。やたら凝っている新駅への案内図が掲げられていました。



 駐輪場には、十数台の自転車が残されていました。



 自販機の類も一切なくなっていましたが、唯一公衆電話だけは生き残っていました。



※九州新幹線開業前後の詳しい様子は、「九州新幹線カウントダウン」で紹介しています。

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