Chang! Blog
福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです




 平成も押し迫った2019年4月25日(木)、福岡市東区の人工島「アイランドシティ」に新しいモビリティが走り始めました。人工知能(AI)を使った効率的な配車を行うオンデマンドバス「のるーと」です。
 バスといっても「のるーと」には時刻表がなく、乗客はアプリから、出発地と目的地を指定してバスを呼び出します。AIは複数の乗客からのリクエストを分析し、もっとも効率的な配車とルートを設定。乗客は指定された乗車ポイントに行き、バスに乗車するというシステムです。


 乗車ポイントはアイランドシティ内と、本土側のイオンモール香椎浜、千早駅に計46ヶ所設定。システムは三菱と西鉄が共同開発したもので、西鉄バスのアイランドシティ営業所が運行を担当します。今回は実証実験という形で、期間は1年間の予定です。
 一体どんな乗り物? 今までのコミュニティバスやオンデマンドバスとどう違うの? いろいろ気になったので、運行開始2日目の26日、真新しい人工都市を訪ねてみました。


 「のるーと」を利用するには、あらかじめスマートホンに専用アプリをDLして、利用者登録を済ませておく必要があります。アイランドシティの住民だけでなく、外部から訪ねる人にも便利な「のるーと」。アイランドシティへバスで行くなら、あらかじめDLしておいて損はありません。
 プロモーションコードに「のるーと」と入力すれば400円分の利用券ももらえるので、バス代の節約にもなります(笑)。


 では、実際に「のるーと」に乗ってみましょう!乗車場所は、イオンモール香椎浜。アイランドシティの住民御用達(と思われる)の、大型ショッピングモールです。


 「のるーと」のアプリで、 現在地から福岡市総合体育館までをリクエスト。普段、スマホの地図アプリを使い慣れているならば、問題なく操作できます。
 「のるーと」は千早駅に待機していたようで、AIは配車までの時間を12分と導き出しました。


 しばらくすると、アプリ内からバスの現在地も分かるようになります。タクシーの配車アプリに近い感覚です。


 タクシーと異なり、「のるーと」の乗り降りは定められたミーティングポイントのみで可能。バス停のような標識ではなく、地面にステッカーが貼られています。
 アプリの地図と見比べながら探せば、見つけるのにさほど苦労はありません。ただスマホ地図に慣れていないと、少し難しいかも。


 ミーティングポイントは、広大なイオンモール香椎浜の、やや北寄りの位置になります。路線バスのバス停に近く、乗り継ぎ利用にも配慮されています。


 到着予想時間より数分早く、「のるーと」が現れました。なかなかかわいくて、道行く人にも「乗りたい」と訴求するデザインです。
 ベースは日産のミニバスで、乗客定員を8人に抑えることで小型2種免許での運転を可能にしているとか。今後深刻化する、ドライバー不足への対応策です。


 運転士さんに電話番号の下4桁と、名前を言って乗車。運賃は現金、交通系ICカードの他、クレジットカードでの先払いも可能なので「本人確認」が必要なわけです。
 前部には運転士さんに加え、社員さんも同乗。オリジナルのスマホ画面クリーナーをプレゼントされました。


 座席はバスよりしっかりしてて、乗り心地良好。
 他に乗客はいないので、AIお得意の迂回ルートにはならず、目的地まで直行しました。ジャンボタクシーを貸切りにしている気分だけど、乗客が増えて、他の乗客との混乗になれば「バス」の感も増してくるのかな。
 交差点で曲がる際、横断歩道の手前で一旦停止した時だけは、ああ西鉄バスなんだなあと意識しました。




 運転席にはタブレットが備えられ、画面左で予約の状況、右にAIが導いたルートがナビされています。
 予約画面にはアプリに登録している名前と、顔写真を表示。変顔で登録していると、運転士さんのみならず他の乗客の失笑も買うことになるので、ご注意を。


 アイランドシティ内の幹線道路を、順調に走行。あっという間に、福岡市総合体育館前に到着しました。道路上に停留所がある路線バスに対し、「のるーと」は玄関前まで着けてくれるので、ちょっとVIPな気分です。
 運賃は300円。170円の路線バスよりちょっとお高めだけど、早くつけるメリットは大きいです。住宅街だとバス停まで距離がある区画も多く、「のるーと」だと歩く距離はぐっと縮まります。


 では、近くにミーティングポイントがない場所で呼び出すと、どうなるか? AIを活用して「スマートストア」を実現したことで話題の「トライアル」前から、千早駅へ向かうようリクエストしてみました。
 生活に密着した店舗なのに、なぜ目の前に「のるーと」の乗車ポイントがないのかは謎。いろんな大人の事情があるのかな…。


 指定されたポイントは、もっとも近いアイランドシティ中央公園北側。ポイントまでは徒歩4分なのに、あと3分でバスが来ると表示され焦りました。
 必ずしも最寄りのポイントが指定されるわけではなく、ルート次第では離れたポイントが指示されることもあるとか。自宅など、決まった場所から呼び出しても乗車ポイントは毎回変わるわけで、スマホ地図の読解力がやはり必須です。
 アイランドシティは完全に新しい街で若い世代が多い分、問題は少ないかも。高齢者層が多い地域に展開していく時には、何らかの手立てが必要かもしれません。


 乗車ポイントは路上。目立つ色のステッカーなので、すぐに見つけられました。


 実際には到着まで5分ほどかかり、余裕を持って乗ることができました。さきほどと同じ3号車がやって来て、もちろん運転士さんも社員さんも同じ人。ちょっと照れくさいです。


 本土側に戻り千早の街に入ると、2号車が出発していくところでした。車内に乗客の姿はなく、千早駅にバスが溜まらないようAIが指示したのかも。「のるーと」は総台数5台体制ですが、昼間は2台運行とのこと。




 総合体育館から15分で、千早駅に到着。運賃は400円(路線バスは240円)でした。千早駅ではJR、西鉄が接続し、駅前には区民センターもあるので、行政手続きに来るのにも便利です。昼間は1時間近く間隔が開く、路線バスの補完にもなります。
 今回は便利さこそ実感できたものの、行き、帰りとも貸切りだったので、自慢のAIの実力を測ることはできませんでした。乗客が増えてくれば、人間が思いもよらないルートを通るはず。実証実験は今後1年間の予定なので、半年くらい経ったらまた乗りに来たいと思います。


 なお九州内では「のるーと」に先行して、4月2日から九州大学でもAI配車バス「aimo」の運行が始まっています。ドコモが開発したシステムで、学内バスとはいえ、広大な九大の伊都キャンパス内を5台運行する本格派。こちらも、機会を作って体感してみたいです。


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 日南市・油津の中心部、山形屋前で下車しました。人口5万人の街に、デパートが営業しているのだから立派です。
 2006年まで大分県臼杵市にあった、臼杵トキハを思い出しました。


 規模は小さめで、食品売り場はスーパーのようです。昔ながらの地方の百貨店という雰囲気が濃い中、コムサの一角だけはなんだか空気が違いました。


 入口には、中国語の案内が。クルーズ船の旅客は、宮崎市内などの観光やショッピングを楽しむ傾向があり、クルーは買い物を近場で済ます傾向があるのだとか。
 なるほど、大型クルーズ船ともなれば、クルーだけでも「特需」となりうるわけですね。


 クルーズ船の待つ港へはシャトルバスが結び、気ままな個人客やクルーの街歩きをサポートします。ボランティアのおっちゃん達がガイドに立っているので、言葉が分からずとも安心です。


 商店街のアーケードは、明るい雰囲気。よくよく見れば屋根が取り払われており、自然光が差しているのでした。アーケードの完全撤去はよく見るけど、骨組みだけ残すとは斬新です。
 そしてこの油津商店街こそ、今回日南海岸を下った目的の一つ。商店街活性化、地方創生のモデルとして全国から注目を集める現場を、歩いてみたかったのです。


 まずは商店街の油津駅側入口にある、ABURATSU COFFEEへ。油津商店街の活性化プロジェクトの第一弾として、2014年にオープンしたカフェです。
 正面から見ると、古くからの喫茶店をうまくリノベーションした、今風のカフェですが。


 側面にまわると、昭和の街中ならどこにでもあったような、喫茶店のたたずまいを残します(笑)。


 店内も、ほどよく昔の雰囲気が香ります。歴史ある店の再生だけに、デザインにあたっては昔の常連さんの意見も取り入れたのだとか。老舗に歴史ありです。
 午後3時前だというのに、若いお客さんで満席。今風のチェーンのカフェがなかなかやってこない地方だからこそ、集客のチャンスがあるのかもしれません。


 遅いランチは、九州パンケーキを使ったクロックムッシュにしました。フードのメニューもしゃれております。
 コーヒーも合わせて、972円でまったりゆったり、時空を超えたひとときを過ごせました。


 アーケード街(?)の中にある、油津Yottenへ。2015年11月にオープンした、正式名称を「多世代交流モール」と称する公共施設です。
 訪問した時は新築の施設だと信じて疑ってもいなかったのですが、なんとスーパーのマルショクをリノベーションした建物なのだとか。中庭部分を大胆に減築、ガラス張りで明るい内部からは、スーパーの面影を微塵も感じません。


 スケジュールがかかれた黒板には、「視察」の文字がいくつも。油津は今、全国から注目を浴びる商店街です。


 そして油津といえば、カープのキャンプ地としても半世紀以上の歴史を誇ります。昨年は、本家広島市にも負けず劣らず、盛り上がりました。
 そんな熱気を年中感じられる、ファンにはたまらない「油津カープ館」もあります。


 Yottenのアーケードをはさんで向かい側には、コンテナが並んだショップ街「ABURATSU GARDEN」も出現。コンテナの隙間は路地のようで、実際に奥へ通り抜けることもできます。
 「道は最低4m」が建築基準法の大原則として定義される現代でも、「路地」って作れるんですね。


 カラー舗装も、鮮烈な赤で施せば名所になる!? 球場へと続く「カープ一本道」は、優勝パレードのルートにもなりました。


 昔ながらの商店街の顔もあり、老舗っぽい花屋や魚屋も軒を連ねます。
 おしゃれなカフェや施設もいいけど、街で暮らしていくには欠かせないお店です。




 そして山形屋の向かい側にも、新たな施設がオープン。分譲マンションのほか、医療モールや市民活動センター、交流スペースなどを備えた官民協同型複合施設「Ittenほりかわ」です。
 見事な再生事例ばかり見てきましたが、さすがにこちらは新築。この4月8日にオープンしたばかりです。


 1階部分には、子育て支援センターも入居しているので、子育て世代には何かと安心ですね。
 入口のロゴを撮っていたら、やさしい職員さんが招き入れてくれました。




 入った瞬間に漂ってくる木の香りに、心が安らぎます。もちろん使われているのは県産の飫肥杉で、お値段もなかなかのものだとか。
 幼い頃から木に親しんでもらい、良さを理解し、将来の木材利用拡大につなげる「木育」の一環なんだそうです。




 遊具も木製で、オリジナルのデザイン。IT系や既製品のおもちゃは一切置いておらず、徹底してます。
 一時預かりもOKとかで、キャンプ見物やYottenのイベントの時にも安心ですね。




 商店街を抜ければ、昔からの市街地。ボウリング場からは、昭和の香りがプンプンします。


 大通りを挟んだ向かい側には、SAPIAなるショッピングセンターも。核店舗だった寿屋は撤退しましたが、ディスカウントストアのダイレックスが入り、山形屋とはうまくすみ分けできているようです。
 2階には大きなゲーセンがあり、夜7時過ぎにいったら、幅広い世代を集めていたのが印象的でした。むしろ、若者の方が少なかったかも。


 1階には市役所のサービスコーナーもあって、なにかと便利そう。徒歩圏内で一通りの物が買えて、飲食店や遊ぶ場所も揃っている街です。Ittenの分譲マンションなら、車なしでも暮らせるかも。
 当たり前のことのようだけど、5万人クラスの地方都市では、今や稀有な方だと思います。


 さらに交差点を挟んだ向かい側には、車でもアクセスしやすい大きな観光案内所があります。市の観光課と観光協会も入っており、日南観光の情報なら何でも集まりそう。
 公共施設らしからぬ建物は、もともとレンタルビデオ屋、さらにその前は電器屋だったものだとか。宮崎方面からの玄関口でもあり、空き店舗にしておくのはもったいないとばかり、有効活用をはかったんだそうです。 


 時間は4時をまわったので、一旦商店街に戻り、今宵の宿にチェックインします。やはり商店街のお店をリノベして、2月にオープンしたばかりのゲストハウス「fan! Sports Bar & HOSTEL」です。
 代表は現役大学生で、開業にあたっての資金はクラウドファンディングで集めたという、異色のホステルです。




 リノベといっても、コンクリートの床や外壁材そのままの壁、むき出しの鉄骨はオリジナルの建物のまま。建物として新しい部分は、間仕切り壁くらいなものです。
 でも新しい家具がうまく雰囲気に溶け込んでおり、不思議と落ち着けます。


 ツインベッドの個室も、ご覧の通り。部屋は広いし、ベッドの感触も良好です。
 ドミトリーとして使うことが想定されていた部屋のようで、2段ベッドの上段と下段の位置には、無数のコンセントがあります。


 最近まで、新規起業した会社の事務所として使われていたそうで、渡された鍵は「事務所」のままでした(笑)。
 トイレ、シャワーは共用。1泊1部屋7,000円で、ここだけでしかできない経験ができます。




 宿の名が表す通り、ロビー部分は夜はBARとしても営業するそうです。帰ってからのお楽しみ。


 暑さも落ち着いてきたので、夕方の散歩に出かけました。油津は戦前から、マグロ漁と飫肥杉の出荷でおおいににぎわった街。海側は、歴史的にも貴重な街並みが広がります。
 良港を作るべく堀川を開削した堀川運河も、港町・油津らしい景観の一つ。建物のはみだし感もたまりません。


 外壁はトタンになっているものの、縦長の窓から近代建築らしい香りを感じ、建物の前にあった看板を見ればやはり。登録有形文化財の旧外山医院でした。


 同じく登録有形文化財の、油津赤レンガ館。もとは材木商の倉庫だったとか。


 レンガのアーチを眺めながら…


 インスタントではあるけど、お安くコーヒータイムを楽しめます。


 2階は、コワーキングスペースになっています。油津活性化の重要なポイントの一つ、仕事場の創出にも一役買っている文化財です。
 耐震補強もガッツリ施され、安心感があります。


 油津はかつて、NHKの連ドラ「わかば」の舞台にもなったんだとか。「わかば通り」と名付けられた通りには、ロケ地となった建築物も残ります。


 「村上酒造」の「飫肥錦」は、当時ドラマに登場した架空の焼酎。モチーフは「飫肥杉」なんでしょうね。
 「あまちゃん」の舞台になった北三陸市を再現していた、久慈の街を思い出しました。


 ご立派な木造3階の、杉村金物本店。洋館風の外観に張られた銅板は、金物店らしい意匠です。


 路地に入れば、杉村金物店の倉庫と赤レンガ館が対面に並び、ちょっとレトロな景観に。自動販売機も景観に溶け込もうと、カメレオン状態です。


 運河沿いにたたずむ、旧服部家別荘。広大なお屋敷で、庭園も広々としています。これが別荘とは、どんな豪商だったんだろう…。


 そして岸壁には、今日の宮崎に特需を導いたクルーズ船が停泊していました。で、でかい…。


 商店街のYottenに戻りました。並木とパラソルの広場には明かりが灯り、いい雰囲気。街頭パフォーマーのギターも聞こえてきます。


 Yottenの施設の一つ、あぶらつ食堂は、6つの店舗が並ぶ飲食店街。焼き鳥から洋食まで、幅広く選べます。


 6店舗は、建物の中でつながっています。酒類はそれぞれのお店で頼むのが原則だけど、おつまみ、食事は他店からの「出前」もOKという、ゆるやかなシステム。
 これならいろんな人と集まっても、好きなものを食べられますね。




 というわけで、ダイニング居酒屋「Yakiyaki」へ。宮崎へ来たからには、地鶏も外せませんね。うまい!


 地元の焼酎も一杯。たっぷり、徳利に入って出てきます。


 2軒隣りの「魚匠 和さび」から、太巻きを出前。ノリからはち切れんばかりの魚介類、これもうまかった!


 いい気分になってホステルに帰れば、すっかりバーの雰囲気になっていました。ビールのメニューも充実。あぶらつ食堂でも飲んできたけど、まあ1杯と腰かければ、1杯で済むはずもありません。
 明日も早いし、早く眠らねばと理性は騒ぐのですが、大学生の宿主さんや鉄っちゃんの旅人さんとの話も盛り上がり、いつの間にか時計はてっぺんに近づいていました。

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 福岡市と西鉄の協同で、8月から運行が始まった、連接バス。これまでは天神、博多それぞれからウォーターフロント地区を結ぶ往復運行でしたが、10月25日(火)からは、ウォーターフロント地区~天神~博多~ウォーターフロント地区を循環運行する「step2」へ移行しました。
 当初は9月中旬の移行が予告されていたので、1ヶ月遅れのスタートとなります。本格運行で想定されているルートに近い路線となった連接バスのうち、天神~博多~国際ターミナル間を乗車してみました。


 11月3日朝10時前、天神での乗り場となる7C乗り場でウォーターフロント地区からのバスを待ちました。


 バス停の路線表示は往復運行時からすっかり書き換わり、次の行き先に「渡辺通一丁目」が表示されています。


 路線図も循環路線になっていました。


 ほぼ定刻通りに現れた連接バスは、手前に停車していた車のせいでバス停への接近に難儀。数分遅れでの到着になりました。


 長いバスなので、手前に一般車が停車されてしまうと、バス停にぴったり付けられません。本格運行時には警察とも協力して、バス停周辺の取り締まり強化が必要かも。
 停車時には2台分のスペースが必要。このことから、福岡市のもくろむ「バス渋滞」の解消にはならないんじゃないかとの声も、ニュースでは紹介されていました。


 車内はガラガラ。休日で、かつ天神地区の商業施設がオープンする前なので、100円循環バスも空いている時間帯です。
 過去2回乗った編成の内装はナチュラルな色合いでしたが、この編成は黒と赤の椅子が印象的でした。


 車内の路線図も循環ルートに。
 天井の非常口は、日本のバスには珍しい設備です。横転した時には、天井から脱出できるように考えられているんですね。


 従来は客扱いがなかった、渡辺通を南下。まだまだ珍しい存在だけに、沿道からの注目度は相変わらず高いです。




 循環運行の開始を期に、運賃も均一から整理券方式に。車内のモニタでは、整理券方式を、海外からの乗客に分かりやすく解説する映像が流れていました。
 この映像、博多港発着や福岡空港国際線発着のバスにも取り入れれれば喜ばれそう。


 循環運行開始で新設された渡辺通一丁目に停車。体験乗車と思しき親子連れが乗ってきました。


 渡辺通り1丁目交差点を左折し、住吉通りへ。博多駅まではノンストップで走ります。
 福岡BRT構想で留意すべきは、「Rapid」≒高速を担保しているのが、バス専用レーンの拡充ではなく急行運行であること。朝なので渋滞もなくスムーズですが、定時性がどれほど確保できているのか気になります。


 博多シティが見えてきました。天神から博多駅までは約15分。他路線の快速系統なら7分、地下鉄なら5分の区間だけど、風変りな体験で楽しくはありました。
 ICカード限定で後部車両ドアからも乗り降りできるのも新しい取り組みですが、空いているので利用者はいませんでした。運転士の目が届かない「信用乗車」に近いやり方で、日本で受け入れられるかも気になります。


 バスは大博通りをウォーターフロントへ。前方車両が空いたので、席を移ってみました。
 連接バスとしての面白さは、うねうねと曲がる前方車両が見える後部車両の方が感じられますが、前方車両もなかなか。窓が大きく、これまでのバスとは違う車窓が楽しめます。


 従来客扱いのなかった呉服町にも停車。運転士さんになにやら聞いてくる人はいましたが、結局乗る人はおらずウォーターフロント地区へ。
 天神から約30分で、終点の博多港国際ターミナルに到着。今のところは内回り、外回り各6本の運行だけに、本格運行時の姿はなかなか想像できませんが、試験運行を重ねながら、便利な足として育っていってほしいと思います。

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 福岡市では西鉄と協同で、都心循環BRT(バス高速輸送システム)の導入を計画しています。その目玉ともなる連接バスが、試験運行という形で昨日(2016年8月8日)から走り始めました。
 福岡の都心を走る、ヨーロッパスタイルのバスの乗り心地やいかに? 運行2日目の9日、試し乗りに行きました。


 というわけで、始発地の博多港国際ターミナルへ。9月中旬までの約1ヶ月間は、国際Tから博多駅と天神を結ぶ、2系統の路線として運行します。それぞれ1日6往復の、限られた本数です。
 バス停には、本格運行も見据えて「BRT」のロゴ入りバス停が立てられていました。車両だけではなく、信号やバスレーンなど地上での整備も合わせて高速運行を目指すシステムが「BRT」。それらが整わない現時点では、ちょっとフライングと言えるかも。


 僕の乗る天神方面行きの前に、博多駅行きが到着。流線形の車体と、これまでの西鉄バスのカラーとは違う白と黄色の塗装が、スマートな印象を与えます。
 バスはスウェーデン製。北欧スタイルの「外車」なのです。


 後部車両にもドアがあり、ICカードを持っていれば乗降可能。本格運行時にはワンマン運行を目指しているようですが、試験運行中は女性の案内員さんが付きます。
 海外研修帰りなのか、大荷物の若者が目立ちましたが、余裕を持って全員着席できました。これが130人乗りの威力か。


 続いて19分後に、天神行きが到着。国際Tのバス乗り場は、博多方面と天神方面で乗り場を分けていますが、長い連接バスは2方面の停車場をまたいで停まります。先発の博多行きが出るまで、しばし待機です。
 最後尾には「全長18m 追い越し注意」の注意書きも。


 天神行きは余裕があり、ゆったりと乗り込めました。後部車両から前方を見渡すと、ご覧の通り。まるで路面電車のようです。ヨーロッパで見てきた風景が、福岡に再現されました。
 前方車両の後ろ向き座席が、特に目新しい印象です。

 停車地はマリンメッセとサンパレスのみ。ただ所要時間は天神コアまでが20分、博多駅までは23分で、各停バスのそれぞれ18分より長くなっています。時刻表上では、各停に抜かれる便もあるほど。
 試験運行ということで、余裕を見た所要時間になっているのでしょう。となればBRTを名乗るのは、なおのこと時期尚早かも。


 連接部分をくねらせながら、福博の街を堂々行進。色とりどりのバスが走る街だけに注目度は高くないものの、10人に1人くらいは珍しそうな視線を向けています。


 バス車内のデザインも、他のバスとはだいぶ違う雰囲気。木目調の床と彩度を抑えた座席で、落ち着いたイメージになっています。
 前方車両は広々としていて、車いすでの乗り降りもスムーズにできそうです。


 後部車両は座席が多く、座れる確率は高まりそう。韓国に渡る際、博多港まではよく利用するので助かります。
 座席のひじ掛けは細く、とてもひじは載りません。通路との仕切りといった方が適当かも。


 見慣れないものの一つがこれ、窓ガラスを割るためのハンマー。事故の際、窓ガラスを割って脱出するためのもので、海外ではお馴染みの装備です。非常時以外に外すとブザーが鳴る仕掛けで、念が入ってます。
 その代わりに日本のバスでは一般的な、乗降口と反対側の非常口がありません。


 ワンマン運行に備えて、後部車両から運転士に通話できる、インターフォンの設備も。


 今の路線は約1ヶ月の暫定的なものなのに、きちんとデザインされた路線図が入っているのは立派です。
 運賃は博多方面が230円、天神方面が180円で、現行の一般路線バスと同額。市内を循環する本格運行時は別建ての運賃体系になるようですが、さていくらになることやら。


 博多港から約20分で、天神コア前着。サンパレスからの乗客もあって降車する人数は多かったものの、後部車両のドアからも降りられたので、スムーズに全員降りることができました。
 さすがにバスを待っている人には目立つ存在で、スマホを向ける人も多かったです。

 路面電車でもバスでも、定員の多い連接タイプでは乗降に時間がかかるのが難点。ヨーロッパの信用乗車方式(停留所で切符を買い、車内検札は抜き打ち)なら早いものの、日本では馴染みのない方式です。
 今は後部車両の乗務員も運賃収受を行っていますが、本格運行時にはICカード専用の出入り口になることが予告されています。運転士の目が届かない「半信用乗車」とも言えるシステムであり、この成否にも注目したいところです。

 来月の循環運行開始時には、また乗りに行ってみたいと思います。

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 年度末の週末、職場の建築屋5人とともに四国・愛媛へ1泊2日のドライブ旅行へ出かけました。


 久留米から高速道路を2時間半、大分市佐賀関の港に到着。11時の船で、三崎へと渡ります。佐賀関~三崎間はわずか70分、まさに「目と鼻の距離」です。
 元大分県人の僕にとって「船で四国」はごく当たり前のルートなのですが、メンバーにとっては新鮮だった様子。


 四国に上陸、まずは細長い佐多岬半島をひた走ります。
 ちょうど桜が見ごろになった週末、山も点々とピンク色に染まっていました。。


 昼ごはんは三崎の「まりーな亭」にて。刺身丼は、卵を溶いたダシをぶっかけて食べるスタイルでした。
 するりと入り、はじめて食べる食感でした。


 三崎から松山へは、高速道路でも海岸沿いの国道を経由しても時間は大差がないようで、海岸道路を選択。
 晴れていれば、さぞ爽快なドライブコースだろうと思えるほど、澄んだ海がきれいでした。


 久留米を出て7時間、午後3時にようやく松山着。なかなかの距離に疲れを感じましたが、短い松山観光がスタートです。
 まずはロープウェイに乗って、高校生以来の松山城へ。今風の、ガラス張りゴンドラに生まれ変わっていました。リフトが並行しているのが特徴の松山城ですが、リフトは雨天運休で残念。


 午前中から続く風雨に負けず、桜は満開。天守閣と桜、絵にかいたような日本らしい風景です。


 城下の県立美術館も見学。重厚感と軽快感が同居した、年代不明の不思議な雰囲気の建築物でした。


 お土産は、ロープ―ウェイ乗り場の今治タオル専門店へ。手触りはもちろん、デザインも様々。贈り物にも喜ばれそうですが、自分用のタオルも欲しくなってきます。
 僕は「バリィさんタオル」を1枚、買い求めました。


 今日の泊りは内子。高速道路を降り山道に入ったのですが、ナビを信用して走っていたら、とんでもない細い山道に迷い込みました。ワンボックスを傷つけないかヒヤホヤしながら山道を30分、やっと「お山の学校ながた」に到着しました。
 遅れたことを詫びつつ、さっそく晩ご飯。地域の方々に作って頂いた手作りのご飯は、アユや椎茸も地のものなのだそうです。食べきれないほどの量に、満足満足。


 この「お山の学校」は、人口減少で廃校になった内子町立長田小学校を改修した施設です。
 畳敷きの客室は、教室だったもの。もともと人数が少ない学校だったらしく、教室としてはやや小ぶりです。その分、宿になってもあまり違和感はありませんでした。


 2階の5・6年生の教室は、そのままの形で残されています。大きな黒板の両側に、折り畳み式の小黒板と時間割板があるのが珍しいです。
 

 多目的ホールは立派なもの。わずか3クラスの学校には過分な施設…と早合点することなかれ。この学校にはもともと体育館や講堂がなく、それらの代わりと考えればささやかな規模だったとも言えます。


 さらに、奥行きのあるステージには音符のかかれた黒板が。多目的ホールは、音楽室をも兼ねていたわけです。
 平成5年築の校舎は、小規模校ながらに様々な工夫が施されていました。

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9月15日(日曜日)は、日田で開催された九州B1グランプリの日田大会に、ボランティアスタッフとして参加。
その場の采配で お手伝いすることになった田川ホルモン鍋が優勝という、ちょっぴり達成感なクライマックスで幕を閉じました。

スタッフ参加だと各地の皆さんと言葉を交わす機会も多く、地域起こしに対する熱い思いに圧倒され、共感して、そして自分が自分の街にできることは何だろうと考えるよい機会にも。
またチャンスがあれば参加したいなと思いつつ、9月でも暑い日田を後にしました。

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 Fukuoka 1 day Pass の旅の途中、九州大学の六本松キャンパス跡地と、そのまわりを歩いてみました。


 正門側のローソンより。本館が消えた空は、広々と映りました。


 西門。学生会館も過去のものです。


 東門側より。1号館や4号館が見えていたはずの場所ですが、それぞれがどこにあったのか、思い出すのも困難です。


 部室側より。かろうじてテニスコートの跡が残っています。


 なにもかも消滅したキャンパスに比べ、周辺は思った程の変化はありません。通いなれた飲食店も勤め人相手の店が多かったので、ほとんどが健在でした。
 一番のお気に入りだった店が、建物はそのままに中身が変わっていたのは寂しかったですが…








 一方の新キャンパスも、この数年で大きな変化を遂げていました。

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 もう2月もなかばですが、まだまだ続きます、年末年始の東北旅レポ。
 普通列車ばかりを乗り継ぐ、東京から東北への北上行も、1月3日、ついに北端の青森市に到達しました。ひさびさに青函連絡船・八甲田丸を見物した後は、コンパクトシティを標榜する青森市のまちなかへ。


 なるほど、狭い範囲に店があつまっていて、いい具合に人通りも多く、賑わって見えます。


 そしてこちらが、まちなか活性化の成功例として語られることが多い複合ビル・AUGA。ポップな外観から受けるイメージ通り、1~4階はファッション関係のテナントがずらりと並び、若い世代で賑わっていました。


 しかし、AUGAがすごいのはその上。6~8階は、青森市立図書館になっているのです。


 男女共同参画プラザや、大学の街なかラボなんかも併設。


 公共施設フロアの吹き抜けには、参考書を広げる学生の姿があちこちに。よくよく考えてみたら、ファッションビルと図書館の利用者は世代的にも重なる部分は多いわけで、複合化で起きるシナジー効果は大きいのかもしれません。
 若者が集まる背景に、電車の本数の少なさが挙げられることもあります。ただ駅で待っているより、本を読んだり勉強したりしている方が、有意義ですね。

 青森市の人口は30万弱と、久留米市と同規模なだけに、何かと参考になる施設だとは思いますが、駅の位置関係や電車の本数を考えると、簡単に真似はできないのかなとも思いました。


 ちなみに図書館フロアは1月2日からオープンしており、運営面も「公共施設離れ」しています。


 ここまでだと理解できる話ですが、地下に降りると更に驚くべき施設が。なんと、昔ながらのイメージそのままの「市場」が入っているんです!


 市場の各店舗でも新鮮な魚介類を食べられるし、フードコートコーナーも居酒屋的に使えます。


 僕もここで、地酒とともに じゃっぱ汁を頂きました。

 夕方6時を過ぎていて、市場のほとんどの店が閉まっていましたが、駅前でもあるし、昼間は観光客で賑わうのだろうなと想像。ところが翌朝行ってみると、人でごった返すという雰囲気にまでは至っていませんでした。
 1月4日、まだまだ帰省ラッシュのシーズンで、お土産を買い求める人が多いのかなと思ったんですが… 新幹線開業で、新青森へ玄関口が移ったことが影響しているのかもしれません。

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 連休中日の今日は、友人に誘われ佐嘉神社へ初詣へ。松原界隈に来たのも久しぶりなので、「五社詣で」を終えた後にはまわりをぶらぶらしてみました。


 恵比寿ギャラリー。確か前の通りにはアーケードがかかっていたはずですが、いつの間にかなくなっていました。アーケードの存在にはメリット、デメリットがあると思いますが、ここが商店街であることが一見して分かり辛くなったのは確かです。


 ぐるりと巡って佐嘉神社の裏に出ると、これまたなにやら見慣れぬ施設が。その名も「わいわい!!コンテナ」。芝生広場にコンテナが置かれ、Book&Cafeの文字が見えます。新しくできたブックカフェかな?と思い近付いてみると、「入場無料」の文字も。よく分からないけど、何だか面白そうだぞ!という勘は働き、ドアを開けてみました。


 コンテナとは思えない、開放的な空間。
 カウンターにはインスタントコーヒーが置かれ、なんと無料で飲めるのだとか。


 海外の雑誌やデザイン専門誌、果ては鉄道ジャーナルまで、ちょっと他では見かけないような興味を引く雑誌が並びます。
 絵本や漫画本などもあって、いろんな世代が楽しめそうなラインナップです。


 芝生の広場を見ながらの読書タイムは、格別な時間。こんな場所が近所にあったら、毎週通ってしまいそうです。

 市の図書館分館か何かなのかなと思いましたが、よくよく説明を読んでみると、民主導の街なか活性化施設のようです。それも昨年6月から、この1月末まで、期間限定の社会実験なのだとか。いいなあ、こんな動き。
 街なかの買物や散歩ついでに立ち寄る人もいるようだし、ここ目当てで街に出てくる人もいるようで、滞在した2時間の間、入れ替わり立ち替わりで誰かしらくつろいでいる状態。今月いっぱいで終わってしまうのは残念ですが、一定の「成果」は残せているように見えました。

 図書館とは違って、飲食をしながら本を手に取りくつろげるというのが心地よくて、まさに街なかのサロンとして機能しているようです。例えば久留米でも、井筒屋跡地にこんな場所があったら、街に出る機会も増えそう…というか、個人的に嬉しいです。六ツ門図書館からブラウジング部門だけでも街なかに出てきてくれたらなあ、なんて夢想したのでした。

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 今回の韓国旅行、2日目に坡州市のヘイリ芸術村(헤이리예술마을/ヘイリイェスルマウル)を訪ねました。
 ヘイリ芸術村は、広さ約50万㎡。美術家・音楽家・作家・建築家など380人が会員に名を連ね、村内には彼らのギャラリー、博物館、工房、そして住まいが並んでいます。村内の建築物は、いずれも韓国の有名建築家の手による設計です。

 僕自身はまったく知らなかった場所だったのですが、同行の建築家の友人たっての希望で訪れることに。グループ旅行の醍醐味は、こうした自分一人なら決して行かない場所に行けることで、想像していたよりも かなり面白い場所でした。
 ところでこの芸術村、韓国人なら誰でも知っている有名観光地というわけではなく、まして日本での情報は乏しいのが現状。そこで、2010年5月2日現在の、ソウル市内からヘイリ芸術村へのルートを詳しく紹介したいと思います。


 まずは地下鉄2号線または6号線で、合井(ハプチョン)駅へ。2番出口を出てすぐ、写真左の斬新なギャラリーの向かい側から、ヘイリ方面のバスは発車します。
 ヘイリ方面のバスは、200番と2200番。いずれのバスにも「出版団地、ヘイリに行きます!」と大書きしてありますが、200番バスは迂回して行くので1時間半程度かかるとのこと。一方の2200番はかなりの停留所を飛ばして行くので、昼過ぎの往路は40分強、復路は夕方の渋滞に掴まったものの1時間と少しで行くことができました。

 2200番バスは、昼間15分間隔で運行。広域バスなので、現金乗車の際は1,800ウォンです。カードで乗車すれば1,700ウォンになる上、地下鉄との乗り継ぎ割引もあるので、ぜひカードを買っておきましょう。


 街中を10分ほど走ったバスは、ソウルのシンボル・漢江(ハンガン)沿いに出て、広々とした自由路を爆走します。
 途中、自由路を外れて立ち寄るのが、写真の出版団地。こちらにも斬新なデザインの出版社や書籍流通センター、ショッピングセンターが立ち並び、立ち寄るのもよいかも。

 川沿いに鉄条網が張り巡らされ、警備の兵士の姿も見られて軍事境界線が近いことを思わせる、緊張感ある風景が広がります。しかしカーブを切ったバスを出迎えるのは、山の中に点在する現代建築。目的地のヘイリ芸術村です。
 なお車内アナウンスもありますが、オール韓国語。一度目の「ヘイリ」は、次の次のバス停がヘイリであることを示すものなので、2度目の「ヘイリ」を合図に降車ボタンを押し、出口に向かいましょう。
 もっとも人気観光地のヘイリなので、休日であれば他の人も降りることと思います。


 いきなり出迎えてくれる、大胆な素材使いとデザインの建築物。


 住宅も立ち並びます。


 ギャラリーやショップも充実。


 カフェも多く、散策の合間には風に吹かれて一杯も楽しめます。


 5月1日にオープンした韓国近代史博物館は、日本人にも共有の懐かしさを感じられる、昔の街並みを再現した博物館。誰と来ても楽しめそうです。

 ソウルから少なくとも半日、できれば1日かけて楽しみたいヘイリ芸術村。ぜひ訪れてみて下さい。

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