横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

東御苑の赤い実

2014-12-13 06:22:11 | 近所



皇居東御苑にミヤマウグイスカグラが咲いていた。
ウグイスカグラは春の花だが、このミヤマウグイスカグラは毎年今頃咲くようだ。







ミヤマつながりで、ミヤマシキミが赤い実をつけていた。







ミヤマシキミは有毒なので誰も食べない。どうしてこんなに赤くなるのだろう。







ほかにはクコの赤い実もあった。







クコのほうは毒でなくてクコ酒、薬膳、生薬などと人間の口に入る。







そして何か所も植えられているマンリョウの実が鈴なりだった。
我が家の白実とちがって、こちらではほとんどの木が赤い実だった。







マンリョウというと高さ1mに満たない木が多いと思っていたが、
人の身長ぐらいにひょろひょろ伸びたのもあって驚いた。




都心の紅葉

2014-12-12 06:43:55 | 近所



雑木林のさまざまな紅葉を見下ろす。







大手町のパレスホテルに用事があったので皇居東御苑まで足を延ばした。







時期的に花は少ないが東京の真ん中とは思えない自然を堪能できる。







モミジの真紅が鮮やかだ。
先日、坂下門から乾門までの通り抜けで賑わったらしいが東御苑の紅葉もなかなかだ。







二の丸庭園はゆったりした気分になれる。







苑内各所にツバキの仲間が咲いていたが、ホトトギスまで見られたのには驚いた。




冬鳥ではないけれど

2014-12-11 06:50:31 | 近所



畑の脇にアオサギがのんびりと佇んでいる。







しばらくすると急に飛び立った。







降りた先は車道の脇で、獲物を狙ってじわじわと歩いていた。
いつものんびりしているわけではないようだ。







中津川の近くでは大きな倉庫のような建物の屋上に何羽かの鳥が止まっていた。







橋の上からで遠くて分かりにくかったが、アオサギが首をすくめて休んでいたらしい。
夕方暗くなっていたので、もしかしたらここをねぐらにしているのだろうか。







そのとき、上空から黒っぽい鳥が川の中ほどに降りた。







初めて見る鳥のように思ったが、どうやらカワウの幼鳥だ。

冬鳥でなくても野鳥の魅力を再発見することがあるものだ。



外から内へ内から外へ

2014-12-10 06:31:41 | 近所



センリョウ(センリョウ科)の紅い実とマンリョウ(サクラソウ科)の白い実。
庭の片隅にならべて植えてある。







食べごろになるとヒヨドリやキジバトが平らげるので一部を花瓶に挿した。







逆に家の中で育てていたシャコバサボテン(サボテン科)を外に出した。







このピンクのほかに白い花も咲いていたが少し前に終ったので家の中に入れた。







冬の青空を背景にして見るのも新鮮だ。







茎節の一つ一つの形から連想してシャコバサボテンと呼ばれるそうだが、
クリスマスカクタスとかデンマークカクタスの名もある。



今年も冬鳥が楽しめるかな

2014-12-09 06:11:05 | 近所



先月のこと。高い木の梢よりちょっと下で長いこと止まっている鳥がいた。
目をこらしてようやくツグミと分かり、山から下りてくる季節になったのだなあと思った。







つい最近、柿の木の近くを歩いていると何やらにぎやかな声がした。







柿の実を目当てにツグミが何羽かで来ていたのだ。







ちょっとついばんでは別の実に移るというような動きをしていた。







柿の木から少し歩くと電線の上にジョウビタキがいた。
下からでは羽の模様がよく見えない。







と思ったら近くの家の庭木に止まってくれた。

今年も冬鳥たちが楽しませてくれそうだ。



鷹でなくても鷹柱

2014-12-07 06:06:00 | 近所



きのう田んぼの畦を歩いていると、まだアキアカネがいた。
すいすい飛ぶというよりは止まって休むことが多いように感じたのは気のせいか。







空を見上げると遠くの電柱になにか鳥が止まっている。







少し近づくとトビだと分かった。







かなり近づいても落ち着いて休んでいる。







しかし電柱の真下まで行こうとすると流石に飛びたった。







そして上空を悠然と舞い始めた。







これは別の日に見た上昇気流に舞うトビたち。鷹柱と呼ばれるものの一種であろうか。





翼果あれこれ

2014-12-06 06:18:15 | 近所



チドリノキ(カエデ科)
チドリノキが黄葉していた。
チドリノキは葉が紅くはならないし切れ込みもないけれどカエデの仲間だ。






プロペラみたいな翼果を見るとカエデの仲間とうなづける。







フサザクラ(フサザクラ科)
すっかり落葉したフサザクラは実だけが目立つ。







フサザクラも翼果だが、ずいぶんたくさん実るものだ。







オオイタドリ(タデ科)
たくさんついたオオイタドリの翼果も遠目に見るとフサザクラの実に似ている。
しかし枝への付き方が違うしフサザクラの実は扁平でオオイタドリの実には3つの稜がある。




頭だけ

2014-12-04 06:19:58 | 近所



上瀬谷の奥にキャバツ畑があった。







冬キャベツというのであろうか。うまく育っている。







振り返ると富士山が頭だけ見える。







このあたりでは丹沢・大山の陰になり頭だけ出している。
手前に小高い草地もあって天下の富士山がずいぶん低く見える。


こちらの目が霞んでいた

2014-12-03 06:40:11 | 近所



アカツメクサ(マメ科)ムラサキツメクサ
近所の原っぱあたりを歩いていると、まだアカツメクサがけっこう咲き残っている。






ヒメジョオン(キク科)
ヒメジョオンの花もまだまだ見かける。
ハルジオンの花期に比べるとずいぶん長い。






撮っているとき何か緑色の小さなものが目に入ったが余り気にかけなかった。







帰って写真をよく見るとカメムシ風の虫がいた。
いろいろ調べた結果、ウスモンミドリカスミカメ というものらしい。
キク科の草を好むほかナスやイネの害虫にもなるという。

カスミカメムシの仲間は単眼がないそうで、それゆえ昔はメクラカメムシと呼ばれていた。
複眼はあるわけだし差別語の懸念もありカスミカメムシに改名された

こんど出会ったらもう少ししっかり観察してみたい。