先日、地域の仲間たちと座間の段丘や湧水を見て歩いた。
駅に近い星谷寺では大イチョウが見頃だった。
イチョウの葉はひとつひとつ色も形も違うようだ。
湧水がある心岩寺では本堂前の1本の木が目についた。
見上げると黒っぽい実がたくさんついている。
この実はムクノキに似ているねえ、と皆で言い合う。
というのは、ここへ来るまでにムクノキの実が落ちているのを見てきたからだ。
しかし葉っぱがムクとは違うということもあり実を潰してみると水分が多く種子も違う。
さて何の木だろうとなったが、その時は結論が出なかった。
帰って調べてみるとどうやら ヒトツバタゴ(モクセイ科)だと分かった。
お寺などで見ることも多く、なんじゃもんじゃの木とも呼ばれている。
前に深大寺で見たヒトツバタゴの花。
花はよく知られているが、こんな実だったとは初めて知った。