七沢の自然保護センター。
メダカやカエルやトンボなどの活動がすっかり見えなくなったが、
水面に浮かぶ枯れ葉の様子やそこに映る風景は面白い。
少し風があると紅葉や緑が伸びたり縮んだり、絵模様が動きつづける。
そこに何かが落ちると丸い波紋が重なる。
その水辺ではハンノキ(カバノキ科)の雄花がまもなく咲こうかと準備をしている。
葉はすっかり落ちて、黒っぽく見えるのは小型のマツカサの形をした実だろう。
シナアブラギリ(トウダイグサ科)
クルミより少し大きいぐらいの実が落ちて割れていた。
シナアブラギリの実からは上質の油が採れるそうだ。
5月にはこんな花が咲いていた。
花も葉もない木が多い中でスギは元気そのもので春の花粉が思いやられる。
日差しの暖かさに誘われてウラギンシジミが飛んでいた。