横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

ノカンゾウとヤブカンゾウ

2007-07-07 12:26:26 | 近所

ノカンゾウ(ユリ科)
萓草(キスゲ)の仲間はどれも一日花だ。
中国では、その美しさに憂いを忘れるということから、
古くは忘れ草と呼ばれていたそうだ。


外側3枚、内側3枚の、計6枚の花弁(花被片)を持ち、6本の雄しべを持つものが、
ユリ科として分類されて、さまざまな形態の植物がユリ科に含まれる。
遺伝子的に近いものを、たとえばネギ科とかスズラン科などとする分類法もある。
それによればカンゾウの仲間はキスゲ科(ヘメロカリス)となるようだ。


ヤブカンゾウ(ユリ科)
ヤブカンゾウになると八重で、花弁の数やオシベの数がユリ科の特徴から少し外れる。


オシベが花弁に変化して八重になるのだが、オシベが残るものもある。
オシベの数と花弁の数を合計すると12になるのかどうか観察できていない。