老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

法則について その8 “法則”の補足 

2018年12月24日 20時36分09秒 | 法則/心理効果・現象など
 久しぶりに、「法則」の続きです。

(1)集団的知性
 集団的知性(英語:Collective Intelligence、CI)とは、多くの個人の協力と競争の中から、その集団自体に知能、精神が存在するかのように見える知性を言い、人間だけでなく細菌、動物、人間、コンピュータなど様々な集団の、意思決定の過程で発生するとされています。

 例えば、社会性昆虫と呼ばれるアリやハチなどや、魚の群れといった集団が、あたかも一つの知性を持っているかのように振舞うことが挙げられます。

 人間にとっては、「政党」がその好例とされますが、最近の我が国の政党の在り方を見ると、“集団的知性”には程遠く、“集団的愚性”或いは“集団的恥性”の方に傾いている様な気がするのは私だけではないでしょう。


 更に、この「集団的知性」という言葉を聞くと、M.SHI氏(静岡県沼津市在住)の「科学的逍遥」というホームページで、下記のような表現があったことを思い浮かべます。
◆おばさんの集団的知性の法則
・おばさんの集団は、一つの知性を持っているかのように行動する。
・しかし、その集団的知性のレベルは、平均的なホモ・サピエンス1個体の知性より劣る。

◆おっさんの集団的恥性の法則
・おっさんの集団は、一つの知性よりも恥性を持っているかのように行動する。
・そして、その集団的恥性のレベルは、その集団の全個体の恥性の合計値を上回る


 これに習うと、
●政治家の集団的恥性或いは愚性の法則
・政治家の集団は、世襲制を基盤として、次の選挙での生き残りを最優先課題として、有権者である国民の意向や、国の最高規範である憲法などないかの如く行動する。
・そして、その集団的モラルのレベルは、全国民のモラル基準から全くかけ離れたものとなる。

●日本の官僚の集団的恥性或いは愚性の法則
・官僚の集団は、国家・国民の将来よりも人事権者の評価を最大優先事項とする。
・そして、その集団の最大の行動指針は“忖度による出世”となる。

というようなことになるのでしょうか。


(2)人間分類の法則
人間は二種類に分けられる。了見の狭いやつと、極端に了見の狭いやつである。
(関連する法則)
了見の狭さと声の大きさは比例する(了見の狭いやつほど声が大きい)。


(最初に触れましたように、この項についてはM.SHI氏(静岡県沼津市在住)の「科学的逍遥」やWIKIPEDIA、コトバンクなどのいろいろな資料を参考にさせていただきました。)