東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施川沿い史跡巡りウォーキング8回シリーズ(その7)の事前調査

2013年08月31日 | 歴史探訪他ウォーキング



 晴れている間に、田布施川沿い史跡巡りウォーキング8回シリーズの7回目ルートの調査に行きました。平坦な道ばかりですが、このシリーズで一番長い10km程度の距離になりそうです。また、田んぼ道を通ることが多いので、その道を今回バイクで走って調査しました。スタートしたのは、城南公民館です。

    スタートした城南公民館           光市に入ってすぐ、田んぼの道へ
 

 城南公民館からは、ひたすら岩田へ向かって道を進みました。道路を走る車は、けっこうスピードを出しています。歩くときは歩道を選んで歩く必要があります。しばらく進むと、田布施町と光市との境界線にきました。そして、田布施川と道路が交差する場所で、田布施川沿いの田んぼ道に入りました。この道は耕運機やトラクタしか通りません。

                 田布施川の右側の田んぼ道を、上流に向け進む


 広めの田んぼ道、この日はトラクタも誰も通っていませんでした。振り返ると田布施川西方面にある呉麓山が小さく見えました。進めば進むほど呉麓山は小さくなります。しばらく田んぼの稲穂を見ながら進むと、大和中学校の校舎が見えるようになります。その大和中学校に着くと、横を通る田布施川沿いに道を変えました。

    振り返ると田布施川西の呉麓山               大和中学校の校門
 

 このころになると田布施川はとても幅が狭くなります。そして、何か所も堰堤があり水をたたえていました。川底を見ると、小さな魚がたくさん泳いでいるのが見えます。その田布施川沿いの道をどんどん進むと、田布施と光を結ぶ交通量の多い県道に出ました。通行量が多くスピードも出ていますので、注意しながら道を渡って再び田んぼ道に入りました。この頃になると、南側に大きな石城山がそびえています。山頂にはっきりとテレビ塔が確認できます。

   交通量の多い田布施~光の県道           南にそびえる石城山
 

 右手の石城山を見ながらどんどん通っていると、田布施川の川幅がだいぶ狭くなってきました。周りの田んぼの景色がとても良いため、少しばかり休憩しました。どの田んぼも稲穂が重く垂れさがっていました。まだ稲刈りは先のようで、トラクタやコンバインは一台も見かけませんでした。空気が澄んだこんな広々とした農村風景は、もう田布施にはありません。1月にウォーキングする予定なのですが、こんな景色は秋しか楽しめません。11月に繰り上げようかと思います。

         曲がりくねって流れる田布施川,田んぼ,そして遠くの山が美しい


 石城山が見えなくなった頃、塩田に着きました。周りに大きな建物がないため、一番大きな塩田小学校が目立ちます。この付近は山に挟まれています。このため風が強くなるのか、あちこちの田んぼでは稲が倒れていました。この付近はあまり来たことがないので、何か所も道を間違えてしまいました。やはり、実際に歩いて下見をする必要があります。塩田をどんどん進むと、田布施川が二つに分かれている個所に来ました。岩国方面との境に向かう川と小行司に向かう川です。

   とても目立って見える塩田小学校          二つに分かれる田布施川
 

 塩田から1km位進んだ場所にある佐田上バス停留所。ここはバスの終着点のようです。このバス停留所下を流れる田布施川は広い池のようになっており、赤色,白色,そして金色などの錦鯉がたくさん群れて泳いでいました。ここからの田布施川は山に向かって消えていました。その上流は小行司です。
 佐田上バス停留所を過ぎて真っ直ぐな道をどんどん進むと、田布施大波野との峠に出ました。この峠の道をまっすぐ進むと田布施街に、左に進むと小行司に行き着きます。走った距離は10.8kmでした。あちこち道を間違えたり、迷ったりしたので実質10kmほどの距離です。距離は少しあるのですが、平らな田んぼ道ばかりですので歩きやすいと思います。海抜0mから海抜300m以上を登り、歩いた距離が11km位あった上関ウォーキングよりは、あるいは般若寺ウォーキングよりははるかに歩きやすいルートです。 

     小行司に向かって消える田布施川、ゆるやかな流れに錦鯉が群れている


 今回調査したルートは、田布施側から見ているのとは反対側の、石城山北側の山麓を見ながらのルートです。田布施ほど開発が進んでいないので、私的には40年前のひなびた田布施を見ているようでした。ほっとするような里山光景が連続するウォーキングルートでした。

         今回通ったルート、田布施川に沿うルートは里山風景の連続  


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