クラッチが固着した草刈機を修理していますが、クラッチ部を正常に直しました。ところが、始動ロープを何度引っ張ってもエンジンがかからないのです。そこで、火花が飛ぶかどうか調べたところ、何と火花がまったく飛びません。再配線が間違えたのか何度も調べましたが、間違いありません。何らかの原因でイグニッションコイルが故障したようです。がっかりです。この故障を直すにはイグニッションコイルを交換するしか手がありません。やれやれ、この草刈機に合ったイグニッションコイルを注文しようと思います。
クラッチを直した草刈機、火花が飛ぶか検査中
さて、クラッチの固着の故障を直しました。クラッチを固定しているボルトの径を小さくするため紙やすりで擦りました。また、クラッチ側の穴も紙やすりで径を広げました。固着した根本原因はクラッチ内に水が入り、クラッチのボルトが錆びたため径が膨らんだためと思われます。雨の中で長時間草刈りをしたため、雨が浸み込んだのでしょう。
ボルトの径を小さく クラッチ穴の径を広げる ボルトで止める
その後、クラッチをボルトで止めると今度はクラッチがよく動きました。これで、草刈機の回転を上げるとクラッチが広がり刃が回転します。そして、アイドリングでクラッチが切れて刃の回転が止まるはずです。ところが、シャフトを本体に接続して始動ロープを引いてもエンジンが動かない新たに故障の発生です。分解する前は正常に火花が出ていたため、分解時にイグニッションコイルのどこかのコイルが切れたに違いありません。修理完了が遠のきました。やれやれ。
シャフトを本体に再度接続 イグニッションコイルの取り付け
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