これから草刈機の使い方について、自分がふだん使っていることの整理の意味も踏まえて、説明します。ふつう草を刈る時、手持ちのカマをよく使います。カマにもいろいろ種類があります。一般的には片手で持つ草刈り用があります。私がこれまで使った中で一番大きなカマは、牧草を刈り取る大ガマで両手で持ち腰を振るように刈り取ります。このような特殊なカマもありますが、手で扱うため刈り取る草の量には限りがあります。身体的にも大変です。このような時、草刈機を使うと効率的に草を刈り取ることができます。
先端にチップソーを取り付けた草刈機
草刈機で使う刃には大きく二種類あります。一つは丸い金属製の刃を使うものです。その代表的なものがチップソーです。笹や細い木も刈ることができますが、使う方を誤るととても危険です。指など簡単に切断されてしまいます。使い方に最新の注意が必要です。定期的に刃を交換するか砥ぐ必要があります。
草以外に笹や細い木も刈ることができるチップソー、とても危険
もう一つのタイプは、ナイロン製のひもが高速で回転して草を切断したりちぎるようにして刈り取るものです。笹や細い木は刈れませんが、石際ぎりぎりまできれいに刈り取ることができます。ナイロン製のひものため、チップソーほど危険性はありません。指に当たってもミミズ腫れ程度で済みます。ひもは定期的に交換する必要があります。
チップが揃った刃 チップが欠けた刃
一つ目のチップソーについて説明します(刃をヤスリで砥ぐタイプのものは割愛)。チップソーは金属製の丸い刃の先端に固い特殊なチップが埋め込まれています。このチップが刃の役割をします。石に当てるなど粗雑に扱うとチップがポロリと取れます。すると、草の切れ味が悪くなってしまいます。切れ味が悪くなったチップソーを交換するためには、下のような工具が必要です。
丸は取り付け六角ネジを回すナット回し。なお、三角は草刈機調整等のためねじ回し。四角は草刈機のプラグ回しです。左下の六角レンチはチップソーを交換するときに回転を止めるために使います。右下のものはチップソーを固定するものです。取り付け六角ナットはチップソーを回転軸に固定するナットです。通常のナットと異なり逆回しします。
チップソー交換に使うための工具や部品
やはり、何事も丁寧にですね。参考にさせていただきます。
いつも楽しく拝見させていただいています。関心のあったテーマだったのでちょっと質問です。チップソーは1枚数百円のものから5000円程度まで(あるいはもっと)ずいぶん価格差がありますね。石の多い斜面の草刈のため毎年数枚のチップソーを交換するので、価格には結構敏感になります。
毎回記録しながらいろいろなメーカーを試していますが、なかなかコストと品質のバランスがとれているものに出会えません。感覚的にはマキタ製の2000円台が良いように思えます。(切れ味というより専ら耐久性重視です。)
お気に入りのメーカーはお持ちでしょうか?思いつきで質問しました、ご多忙の折はスルーしてください。