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東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

もち米(マンゲツモチ)の脱穀

2006年11月22日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 今日は午後遅くからの仕事のため、明日来る予定の高校生達のための準備を兼ねてもち米の脱穀を午前中にしました。明日雨の場合は稲刈りや脱穀はできない代わりに、今日脱穀したもち米を籾摺りしたり精米してもらうつもりです。

 最初に発動機を始動しなければなりませんが、このところ寒いのでなかなか発動機が動いてくれません。仕方なく、発動機の上にやかんを載せてお湯を作って暖めることにしました。沸騰するまでの間、脱穀するもち米の稲束をはさから下ろして脱穀機の横に積みました。

          農業用発動機の上にやかんを載せてお湯を作る

 お湯ができると早速発動機の中に注ぎ込みます。しばらくして発動機全体があたたまったことを確認すると、吸気口の横にあるガソリン注ぎ口に数滴のガソリンをいれました。クランクを勢いよくまわしてデコンプレバーを離すと、黒い煙を吐き出しながら発動機から回り始めます。回り始めると、発動機と脱穀機の両方のプーリーに平ベルトをかけて、発動機の回転を脱穀機に伝えます。すると脱穀機のドラムが勢いよく回転を始めました。

      発動機と脱穀機の両方のプーリーに平ベルトをかけて繋ぐ


 脱穀機にもみを入れる米袋を取り付けて、もち米の脱穀の開始です。米袋には次々に脱穀されたもみが入ってきます。天気も穏やかで脱穀される稲束のザーザーという音が心地よく耳に響きます。

               もち米の稲束を次々に脱穀


 約1時間ほどで脱穀が終わりました。お米はだいぶスズメに食べられていたので、思ったより収穫は多くありません。スズメの食べ残しをいただいた感じですが、とにかく収穫できたので嬉しい気持ちです。今日の収穫は30Kgぐらいでしょうか。このお米は明日、高校生達と籾摺りして精米する予定です。

            脱穀されて米袋にたまったもち米の粒

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