東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

害虫アワメイガの被害により、今年は硬質トウモロコシが不作

2022年10月14日 | 麦,穀類,雑穀

 少ないものの、毎年のように硬質トウモロコシを栽培しています。子供の頃に焚火や風呂焚きなどで焼いて食べていた実が硬いトウモロコシです。スイートコーンではないので甘くはありませんが、噛むほどに美味しさが口内に広がります。今年は、害虫(アワノメイガ)にやられて少ししか収穫できませんでした。無農薬だと本当に収穫量がありません。今年は、もったいなくて食べることができません。全量、来年の種まきに使います。

         わずかしか収穫できなかった硬質トウモロコシ


 アワノメイガは本当にやっかいな害虫です。トウモロコシの芯に潜り込んで食害するのです。芯がもろくなり、ちょっとした風で折れやすくなります。また、実に入ると人間が食べるところが無くなります。一番良い栽培方法はハウス全体を寒冷紗のような網で覆うことです。しかし、我家ははそんな大規模なハウスは設置できません。こまめにトウモロコシ畑を見回り、虫がいれば摘まみ取ることしかできません。経験的には寒い地域の方が害虫の被害が少ないような気がします。

  実入りの少ないトウモロコシの穂      乾燥中のトウモロコシの穂
 


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