東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

種まきが遅れたリネン

2019年11月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 数年前からリネンを育てています。育てている割には、繊維を取る時間的余裕がありません。そのため、布になったリネンは分かりますが、糸に紡ぐ前どんな繊維なのか分かっていません。今年の夏に刈り取ったリネンを脱穀して種を取りました。そして、すぐにでも種を蒔こうと思っています。紅花もそうですがリネンは、この田布施町では秋に種をまいて冬を越してから初夏に収穫した方が良いようです。

         この初夏に収穫して天日干ししていたリネン


 天日干ししていたリネンを木槌で叩いて実をくだきました。実を砕くと茶色の種が出てきます。一つの実に6個位の実が入っています。すべての実を砕くと、網を通して大きめのゴミを取り除きます。次に、唐箕を使って小さなゴミを取り除きます。このようにして選別した種、その粒をよく見ると、表面が光っています。来年は繊維を取る時間的余裕はあるでしょうか。繊維を取ることができたとしても、糸に紡ぐ時間が取れるでしょうか。

     木槌で叩いて脱穀        脱穀後、選別したリネンの種子
 


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