東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古い脱穀機の掃除と修理

2006年10月21日 | 田舎暮らし

 深夜明けで家に帰って昼寝て、午後2頃に田んぼに行って脱穀機の修理をしました。この脱穀機はある農家からもらったものでとても古いものですが、何年か使っているうちに底の板が腐ってしまいました。このため、今日は掃除も兼ねて板を張り直しました。
 まず、脱穀機をひっくり返して、底部を日光に当て風に通して乾かしました。底は湿りやすいので、鉄がだいぶ錆びていました。まずは、底に着いたゴミを綺麗に掃除しました。そして錆を落としました。

        脱穀機をひっくり返して底部を中心に乾燥、錆を取る

 最初はゴミがつきやすい底を中心に、続いて全体を入念に掃除しました。去年まで脱穀でたまった籾や稲ワラのかすがたくさんたまっていました。

   送風板にたまった籾がらを掃除     籾送出部のファンを掃除
 

 脱穀機を掃除すると今度は腐った板を張り直しました。買ってきた45x45mmの角材を底部に合わせてリュータで加工しました。地面に接するこの角材は湿りやすく腐りやすいため、腐食防止剤を角材全体に塗りました。

   角材を底部に合わせ加工        ネジを通す位置にマーキング 

     穴位置にドリルで穴明け        底部と空けた穴を確認
 

    角材の穴にネジを通す            底部と角材をネジで固定 

 脱穀機の底部に角材を二本固定しました。これでようやく修理の完成です。脱穀機の底部に角材による空間でできたため鉄部が錆にくくなると思います。とても古い脱穀機で製造メーカーも無く交換部品もないため、今後も自分で工夫しながら修理するしかありません。

             角材を取り付けた脱穀機の底部


 角材を取り付けた後、掃除した脱穀機を古い農業用発動機で動かしました。角材を取り付けたため、脱穀機は正しい位置でしかもしっかりと地面に固定できました。次に先日小学生達が稲刈りした稲束を、後始末も兼ねて脱穀しました。米袋に脱穀した籾がたくさん収納できました。今後は稲刈りと平衡して脱穀作業も忙しくなります。

          農業用発動機で脱穀機を動かし稲を脱穀

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