羊毛をハンドカードなどを使って繊維の方向をそろえふんわりさせると、いよいよを糸にします。糸にするには自分の手でスピンドルを回す方法があります。よく低開発国などで子供や大人が暇をみては手で回している姿をみます。
日本でもそのスピンドルを使って絹綿を糸にしていた時代があったようです。私が住んでいる「絹の郷」を自称している八王子市では、数少ない養蚕農家がスピンドルを使って絹綿を糸にする体験学習をしています。
スピンドルによる、糸繰り体験セット
羊毛も同様にスピンドルを使って糸にします。スピンドルを回すと羊毛によりがかかり糸になります。その糸をスピンドルに巻きつけます。羊毛を細く引き出して再びスピンドルをまわして羊毛によりをかけます。その繰り返しです。しかしながら、布を織るほどの糸を得るにはとても時間がかかり熟練が必要であるため、今ではスピンドルを使っているところはないようです。しかし、糸になる原理を目や体で知ることができるので、羊毛を紡いでみたい人は一度そのスピンドルの体験をしてみると良いと思います。
スピンドルによる糸繰り体験中
羊毛の紡ぎ・織り体験の各工程は、次をクリックしてください。
工程(1) 工程(2) 工程(3) 工程(4) 工程(5) 工程(6)
工程(7) 工程(8) 工程(9) 工程(10) 工程(11) 工程(12) 完成
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