東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ペットボトル用ミニほぼろ製作の講習会を開催

2022年05月01日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 この五月連休にわら細工民具ほぼろの製作講習会を開催しますが、その前にペットポトル用のミニほぼろ製作講習会を開催しました。この講習会の発端は去年でした。包括支援センターの方から、わらじ作りなど高齢者向けの手作業講習はないだろうかとのご相談でした。しかし、わらじを作ることができる方がいませんでした。そのため、比較的簡単なペットボトル用のミニほぼろ作りをご提案しました。
 ところが、コロナ惨禍のため急遽開催できなくなってしまいました。その後、支援センターの方も作り方を知っていた方がより指導が厚くなるのではとのお話をしました。そこで今回、支援センターの方二人に来ていただきミニほぼろ作りを体験していただきました。

          ペットボトル用のミニほぼろ製作講習会


 お話を伺うと、西田布施の才賀コミュニティーセンター(西田布施保育園跡)で主に高齢者向けにいろいろな催しをしているそうです。その一つとしてわら細工民具を検討されていたようです。私が関わっている各公民館での生きがい教室や地域の生き生きサロン以外にも高齢者のための福祉があるのですね。田布施苑のような老人介護保険施設や老人健康保険施設とも関係あるのでしょうか。

 編んだワラ束を丸める    ほぼろ底の網み始め    初めての鉤針運針
  

 最初、ワラ束を次々に編んでいく方法と丸めた後の底の編み方を教えました。わら束の編み方はすぐに覚えられましたが、鉤針を使って底を蜘蛛の巣のように編むのはやや難しかったようです。毎回1.5時間程度の催しとのことです。もしお年寄りに制作していただくのであれば、二回に分けた方が良いかと思いました。①わら束を網む ②底を編む の二回です。難しいのであれば、編んだわら束を丸めないで伸ばせはコースターにできます。コースターにするのであれば、毛糸で模様を付けるなどすれば実用になるかと思います。

  底の蜘蛛の巣編みが少し難しい     完成したペットボトル用ミニほぼろ
 


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