東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古い幻燈機を調査、活用できないか思案

2018年01月21日 | イベント,行事

 何十年も使っていない幻燈機、今でも使えるか調査しました。古い紙箱に入った幻燈機、意外に小さく軽く片手でひょうと持ち上げることができました。幻燈機はスライドなどの写真をスクリーンに投影する機械です。活動写真(映画)が出てくる前に流行りました。昭和30年代まで使われていました。

 何十年ぶりの幻燈機    電球が点灯するか確認    投影するフィルム
  

 私が子供の頃、映画は田布施座や平生座まで行かないと見ることができませんでした。一方で、映画館まで行かなくてもよい幻燈機を地域で楽しんでいたように記憶しています。私が小学生の頃、購入した漫画月刊誌(少年画報、少年ブック等)などに懐中電灯の光で投影する紙製組み立て式幻燈機が付録で付いていることがありました。夜になって屋内が暗くなると、その手製の幻燈機を楽しみました。懐かしい機器です。

           電気を流して電球を点灯し、フィルムを投影


 幻燈機に限らず、昔流行った機械は今やどこにも売っていません。幻燈機よりさらに新しい機器で、つい最近まで使っていた機械でさえ今や幻になっているものがあります。例えば、プリントゴッコ、8mmカメラ、ワープロ、ポケベル、ファミコンなどです。今のうちに郷土館に収集しておかないと手遅れのように思います。さて、今回調査した幻燈機、電気式紙芝居として活用できないか思案しています。

   投影されたフィルムの画像         投影しながら読むシナリオ
 

コメント
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