四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

このままでは、北本市は「ディストピア(反理想郷)になる」との指摘される

2014-07-31 20:56:56 | 日記

●きのう、「情けない私たち」という書き込みしました。絶滅危惧種になったニホンウナギを「もっと食べたい」という欲望をこらえきれない。財政の危機と分かっていても、国民・市民にいい顔したい誘惑をこらえきれず、「景気対策」「競争力強化」「国土強靭化」「成長戦略」などの理由を生み出し、ついに1000兆円とも言われる借金。将来の世代の人に、あの時代の人たちは一体何をしてきたんだろう」といわれるようだ。なんとも「情けない私たち」である。というないようでした。

●facebookで「工藤さん、北本市は早い時期に「ディストピア(反理想郷)」を経験するだろうと思います。避けるための施策を検討することなく、受け入れるための準備をするわけでもなく、何も考えなかった十数年が若い世代に重く圧し掛かりそうです。いまも市政だけバブルとは、神経を疑ってしまいます。」とコメントいただきました。ディストピアについては、湯浅誠×やまもといちろうリベラル対談が添付されていましたのでアクセスしてください。

http://toyokeizai.net/articles/-/43798

●2030年、老人も自治体も尊厳死しかない!と衝撃的なないようですが、現実に高齢化が進み、人口減少が加速すると、それを見据えた都市ビジョンは必要です。私は10年前に第4次総合進行計画策定時、人口動態の将来予測から見て「コンパクトなまち」にすることを提案した。しかし、根拠のないままに「成長神話」を作り、今日の人口減少が加速しても、有効な手段を持ちえていません。この対談を読んでいただき、深刻に、真剣に、悲観的にならず、しかし楽観的にならず、北本の未来を一緒に考えていきましょう。

●東京都議会が、「ブラック企業大賞」にノミネートされたと新聞が報じています。ブラックジョークではなく、ブラック企業です。報道によると、議員と議会の関係は雇用関係にないもの、セクハラ野次問題に対する自浄能力のなさに、ノミネートされたようです。地方議会に身をおくものの一人として、なんとも情けなく、恥ずかしい思いです。ここへ来て、地方議会の不祥事が表面化していますが、まだまだは「隠れて」いると見ています。そのような中、千葉県流山市議会が、「情報はみんなのもの、地方議会にも広がるオープンデータの推進」に取り組んでいます。流山市議会のホームページには、・これまでは「自分の情報」だったものが「みんなの情報」になります。・みんなが同じ情報を共有してはじめて「みんなでつくる流山市」がスタートします。と。

http://seijiyama.jp/article/news/nws20140731-001.html

●北本市議会も追いつこう。

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情けない私たち・・・

2014-07-30 22:28:07 | 日記

●佐世保市で発生した女子高生の同級生殺人事件。ワイドショーでは連日解説付きで報道しています。もう何年になるでしょうか。神戸で起きた「サカキバラ事件」を思い出しました。この頃だったと記憶していますが、高校生が通りすがりに主婦を殺害し「人を殺す経験をして見たかった」と供述したと報じられたが、今度もそのような報道があり、何が原因なのか…。注視しながら見て行きたいと思っています。なんともやりきれい事件です。

●今朝の毎日新聞朝刊のコラム欄水説(中村秀明)のタイトルが「情けない私たち」。きのう、どのくらいの人がウナギを食べただろう?からコラムがはじまります。主婦を対象にアンケート。「土用の丑の日にウナギを食べる」は42%が答えた。ニホンウナギが国際自然保護連合の「絶滅危惧種」となっても、食欲は揺るがない。ウナギの未来が危ないといわれたのは30年も前。専門家が警告を発しても、私たちは「もっと食べたい」という欲望をこらえきれない。

●さて、次に食い尽くされそうなのが、この国の財政ではないか。毎日新聞の社説で、「厳しい財政事情」との表現が「危機」へ一段進んだのは1992年6月。「170兆円以上にのぼる国債残高を抱えた財政危機……」とある。だが、時々の政権は予算をバラまき、いい顔したい誘惑をこらえきれず、「景気対策」「競争力強化」「国土強靭化」「成長戦略」などの理由を生み出し、稼ぎもないのに借金続けた。いま、国債残高は780兆円。地方も合わせると1000兆円とも…。

●ウナギの危機も、財政の危機も、人間の欲望と誘惑には歯が立たない。来年の選挙になると、またまた借金頼みの「バラ色のマニフェスト」が出るだろう。将来の世代の怒りが聞えてきそうだ。「食い気をがまんできずにウナギを食べ尽くし、浪費癖を抑えきれずに国(地方)の財政を食いつぶし、あの時代の人たちは一体何をしてきたんだろう」といわれるようだ。なんとも「情けない私たち」である。

●いま、pm10:00からのBS日テレ深層NEWS「問われる地方議員の質」を見ています。コメンテーターは、元三重県知事の北側氏、前横浜市長の中田氏の二人。号泣した兵庫県県議、セクハラ発言の都議、ドラックの神奈川県議と不祥事。それを受けての改革に。問題は議員の質というが、有権者の役割も含め、来年の統一地方選挙では「いい議員」を選んでいただきたい。そう願っています。

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住民監査請求の結果報告にたくさんの市民が参加。活発な意見交換!

2014-07-27 20:07:00 | 日記

●午前10時から、文化センターで「住民監査請求」の報告会が開催されました。

 

●約60人ぐらいの市民が参加されました。代表監査請求人の平田正昭さんから説明がありました。平田さんら130名の住民は、昨年12月15日に実施された「新駅設置の是非を問う住民投票」に、新駅を促進する団体(期成会)にのみに補助金を支出したの不当である。また、この補正予算に審議に、期成会の理事である利害関係者の議員が参与したのは、地方自治法第117条に違反しているので審議は無効である。よって、交付された1353万円の返還を勧告せよという内容ですが、監査委員は、「予算審議に利害関係者が参与することは違法でない」(行政実例昭和31年)ので請求の理由はない。というものでした。

●また、1353万円の補正予算審議で、市長等が説明した事業計画のうち、実際されていない事業費の返還。ホームページの作成費が一式100万で契約しているが、市場価格に比べ高額と推測されるので、監査委員は事業内容を検証して適正な価格を示し、必要に応じて返還させること。またコンサルタントの決定が、1社の随意契約であることから「官製談合」の疑いがある。といった監査請求をしました。監査委員は、違法・不等でないのことから却下というものでした。

●参加された方からたくさんの意見が出ました。最も多かったのが、「行政実例」とは何か。しかも昭和31年の実例で、議員にとって最も重要であり、責任が重い、その上公正でなければない予算審議に、利害関係者が除斥されないということに不信がありました。

●企業の役員会なら、役員の利害に関わる審議には、排斥されるのが通常であるという意見もありました。これ一つとっても、政治の不合理さが明らかである。議員から選出された監査委員は、この議案に賛成した人であり、こういう人が監査しても誰も納得しないという意見もありました。

●ホームページの作成費について、IT関係者から「このホームページ見たがとても100万はしないし、65万円だとしても、まさに『役人仕事』で、自分のカネでないから平気でこういう仕事になる」のであろうし、それを適正であるという監査委員も、市民が納めた税金で報酬払う価値はないという指摘もありました。

●平田さんから、今後についていては「住民訴訟」ということもありますが、いずれにしても税金がまた使われるので、弁護士とも相談して慎重に対応したいとという言葉がありました。

●参加者が口々に言ったのは、「こういうことを起こす政治家を選んだ我々が反省しなければならない。二度とこのような市長や議員を選ぶことのないように、しっかり気を引き締めて行こう」というものでした。

●いま、全国的にマスコミも含め、地方政治、地方議会に厳しい目が注がれています。そうあって欲しいものだと、「傍観者」的に思いました。

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BS朝日で「地方議会崩壊の実態…」放映。北本市議会報告会の反省会…??

2014-07-26 21:42:46 | 日記

●高校野球も今日が準決勝。北本高校が善戦敗北した市立川越高校が、明日の決勝戦に進出しました。公立対私立の決勝戦です。これで川越高校が優勝すれば、その優勝校を苦しめた北本高校の善戦がさらに輝きを増します。

●先ほど、BS朝日で、「いま日本は。再生策は、地方議会の崩壊の実態…」の番組を、24日に行われた「議会報告会の反省会」を思い出しながら見ていました。

●北本市議会では、当時の福島議長の発案で、昨年の9月議会から「議会報告会」がはじまりました。試行的に4回行い、続けるかどうかも含めて検討することになっていました。今回は、7月5日に行われた6月議会の報告会で頂いた「アンケート」を、事務局から報告がありました。今後も続けるかについては全員が「続ける」を選んでいます。ご意見でも、各地域の公民館でも行ったら。参加者からの質問時間を増やして欲しい。(現在は、全部で1時間30分)議案の目的を示して欲しい。などでした。

●議会運営委員が、アンケートの結果について意見を述べました。4回実施して見て、参加者が少なく、その上参加者が固定している。年4回から3月の予算と9月の決算の年2回でいいのでは。執行部に関わることは、質問されても答えようがないので、その場合は質問を受けない。質問の回数と件数を決めたほうがいい。開催時間はいまのままでいい、増やす必要はない。というものがあったように記憶しています。

●私に発言の機会がありました。「私たち常任委員会の委員長及び副委員長は、報告会で報告し、市民から質問を受け、回答します。そういう前提で意見を申し上げます。」「私は、年4回でなく、6回ぐらい行えばよい。4回はこれまでのような定例会の報告。あとの2回は、いま話題になっている「政務活動費の報告」と「議案以外のことについて市民と自由に意見交換」をくわえる。地区の公民館を回るのはよいことです。現在行っている庁舎の議会委員会室と地区の公民館の2回程度行う。これぐらいは可能ではないか。

●参加者が少なく、固定化されているというが、議運の委員、そして我々報告する委員あわせて14名が、チラシを渡されてPRし、参加を呼びかけるようにと要請されています。一人で3人集めれば、40人になります。私は自分の議会報告会で呼びかけています。ブログに書きます。メールで知り合いにお願いしています。参加されている顔ぶれを見ると、知り合いが9割です。他の人は、集めていないでんすかね…。最も、一度来た市民が「つまらない」といってこなくなるケースが多いと思います。その理由は、「つまらない」からです。一方的に、議会で決まったことだけの説明では…。参加された方は、議会のあり方や議決について、疑問や自分の意見を聴いてもらいたい。しかし、それは「ノー」です。私は、可能な限り対応すべきといいますが、それは「工藤さんが個人的に議会報告会を開いたらどうですか」と。私は、当選以来定例会後開催しています。現在47回です。それなら全議員が行えば議会の報告会は必要ないのかも…。

●開催時間も増やしたほうがいい。質問についても出来だけ多く時間をとったほうがいい。回答できることはしますし、できないものは後でとお許しを頂く。執行部に関係するものは答えないというが、議案として提出され、議会審議し採決し、報告会で報告する。それに質問(質疑)が出て、それは執行部のことですから…。これでは、どういう審議で議決したのかといわれます。当事者責任に疑問あり…。私の意見には、積極的に同調された方はいませんでした。後は議運で決めますが、これまで通りかな…??こういうこと言う私、「偽善者」なんでしょうか…??。

●BS朝日の番組では、市民に開かれるだけじゃなく、市民の意見を聴く、市民と議論するようにならなければダメという。議会報告会は、会津若松市議会の報告会は、「市民との意見交換会」となっているようです。政務活動費の決算報告会も行われています。不祥事が顕在化している地方議会。いまこそ、市民からの信頼を回復するチャンであるというコメントに納得です。

●明日、27日(日)文化センターで午前10時から、新駅の住民投票での補助金返還の住民監査請求の結果についての説明会が行われます。ご参加を…。

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泣くな!北高須藤、君たちの熱闘はスタンドの北本市民は記憶に残った

2014-07-20 20:17:03 | 日記

●今朝の埼玉新聞のスポーツ欄。大見出しで「上条(市川越)須藤(北本)維持の激闘」でした。本当に感動ものの激闘でした。「須藤泣くな!君たちの熱闘(投)は、スダンド埋めた多くの北本市民の記憶に残っている」と私は賞賛します。勝たせてやりたい。そうな気持ちで応援しました。悔いがないといえばうそになるが、勝たせたかった。勝ちたかった。

 

●清々しい記事の後は、なんとも当事者の一人としては歯がゆい「地方議会を構成する議員」についてです。毎日新聞の朝刊の社説です。地方議会の選挙制度を含めた信頼の向上についてです。今朝のテレビの政治番組で、名古屋市長の河村氏は、持論の「家業化」(職業的議員、世襲議員など)の是正を。横浜市長経験の衆議院議員の中田氏は、「市長与党の仕組み」の是正を。外国では、地方議員の選挙も小選挙区になっている。日本のように1自治体を選挙区で20人とか、30人の定数だと、30人も40人も立候補し、候補者の人物評価ができにくいということのようです。それと特定の団体や政党の影響も受けにくい。なるほど…。私はそれに、「戸別訪問」を解禁し、選挙期間を2週間とか3週間に延ばす。同時に選挙カーでの連呼をなくし、ハンドスピカーによる街頭演説に制限する。これだと人物を判断しやすくなるし、小選挙区にすれば、これまでの活動も見えやすいので、投票の評価ができやすい。と思いながら聞いていました。地方議会改革待ったなし!

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