四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

五輪開幕。五輪の精神は「参加することに意義がある」というが、直前にコロナで参加辞退の選手が・・・

2021-07-23 17:30:03 | 日記

●今日も暑い一日。東京2020今日開会式。国立競技場上空に五色のブルーインパルスで開会式を盛り上げています。1964東京オリンピックの開会式は10月10日の午後でした。会社は午後休みになり寮に帰ってテレビで開会式を観ました。この時のブルーインパルスの五色は、真っ青に晴れ上がった秋の空にくっきりと描きました。今回は真夏ですから、ぼやけてしまったのかな…。また開会式は夜になりました。アメリカの視聴者向けとか。大きな犠牲?を払わされている開催国民より、スポンサー国優先か。相当に古い表現ですが、いまだ△等国扱い?を甘んじて受け入れるのでしょうか。戦後77年、戦後の復興と独立国日本をメッセージとして行った1964年東京五輪。まだまだ敗戦国の悲哀でしょうか。

●いぜれにせよ、始まりました。アスリート(選手)はどんな状況であろうと精いっぱいの力を発揮してもらいたいと願っています。クーベルタンが言ったかどうか忘れたが、子どもの頃は「オリンピックは参加することに意義がある。」よく言われました。最近の報道を見ると、オリンピックはメダルを獲ることに意義があるらしい。メダルを獲ることで選手の将来が開けるというものらいしいです。しかし、今回は「コロナ」で参加できなくなる選手もいます。競技寸前で「陽性者」に判定されると、参加(辞退)すらできない。なにもコロナ禍の中でなく、一息ついた秋以降に延期できなかったのでしょうか。極論ですが、冬の五輪は北京で、夏の五輪は東京でと、来年の春だっていいように思います。オリンピックは、参加できる選手はすべて参加できる条件が基本です。

●始まれば、後は終わるだけです。何があっても競技は進むでしょう。それをテレビが中継、我々国民は視聴するでしょう。そして菅総理ら五輪利権者は、国民は感動している。日本から希望のメッセージを出せたと絶賛するでしょう。しかし、その後に行われる選挙では、「昭和」の終わりと「21世紀」をスタートさせましょう。選挙も、オリンピックの精神と一緒で「投票(参加)」することに意義があります。今回のオリンピックは、国際社会から取り残された日本の姿(政治と組織、社会)が明らかになったような気がしています。北本市も…。

 

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連日猛暑。呪われた?五輪。開会式前に差別・いじめ・人権問題発覚で辞任・解任連発。安倍菅の昭和の五輪成功体験が背後霊に

2021-07-22 20:57:32 | 日記

●連日暑い日が続いています。3日ほど前ですが、外出から帰って何んとなくめまいのような症状があり、冷たい麦茶を飲み、アイスノンで首を冷やしました。熱は無く多分軽い「熱中症」だったと思います。1時間ほどで普通の状態に戻りました。まだ体が猛暑になれていないのでしょう。老体のせいか、年々気温の上昇が体に感じています。コロナで外出自粛ですが、熱中症対策もあり「自粛」が普通になりました。したがって、朝のラジオ体操とウォーキングは健康維持のためにも欠かせません。

●いよいよオリンピックが開幕します。日本の選手やチームの活躍で熱気が、感動がと自民党と政府は期待しているようです。一時的に、瞬間瞬間そういう場面はあるでしょうが、ここ1週間の感染状況が続くようだと、「熱気」も「感動」もコロナでイーブンになるかもしれません。それにしても東京2020、明日開会式ですが、その式典のスタッフが連日過去の発言等で辞任や解任が続いています。その発言は、過去のいじめや虐待、差別に起因しています。国立競技場の設計問題、エンブレムのデザイン盗作問題、森(元総理)組織委員会会長の女性差別発言による辞任。コロナ禍による延期と危機管理のドタバタ、組織委員会職員の自殺など、東京都幹部の「呪われた五輪」発言が、妙に説得力があります。

●森発言依頼の不祥事は、五輪憲章と大会目標である、平和と人権、多様性という現代の国際標準ともいえることが、日本が発展途上、後進性にあることをあらわにしてしました。私には今回のオリンピックは、1964年のオリンピックほどの必要性と必然性が感じられていませんでした。戦後の復興と国際社会へのメッセージが意義となりました。今回は無理筋に「震災からの復興」と言いました。無理筋と言ったのは、その後コロナ禍の中でいつの間にか「コロナに打ち勝った証」と。それも感染が収まらないと「日本から感動と希望」にすり替わっています。

●日本の政治や社会が、実は前回のオリンピックの成功体験から抜けられない「昭和の五輪」が背後霊のように覆っている印象です。何より、誘致した石原都知事から始まり、安倍総理それを引き継いだ菅総理という政権の体質が、平和と人権、多様性とは無縁です。開会式を前にしたこの間の不祥事は、この政権が続けてきた政治に帰結すると感じています。もう昭和は清算する時期に来ています。特に強欲の資本主義は終焉に向かっているでしょう。多様性が尊重された社会、人権が尊重された社会、環境重視な社会が国際標準です。感動と共に冷静に次の政治をどうするか。われわれ日本人に課せられた課題は重いと感じています。

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議長公務:上尾道路高速化促進陳情と江川改修協議会の総会参加。ごみ処理新施設に関する決議の調査。楽しい時間。

2021-07-13 20:28:00 | 日記

●私のワクチンは、12日で2回目接種から2週間。抗体獲得と言われていますが、油断せずマスク着用、密の回避、手消毒などの感染防止の基本は続けています。そういう中で、昨日は緊急事態宣言が発令された東京に、陳情に行きました。上尾道路の高速建設について首都高速道路(株)へ、早期着工完成に向けて、会長の上尾市長、桶川市長、北本市長そして3市議会議長が参加しました。私も北本市議会議長ということで参加しました。霞が関の文科省の向かいのビルで、懐かしい場所でした。もう35年程前に、この近くの虎ノ門に出版社の事務所を構え、社会教育図書(生涯学習専門書)を発刊していました。すっかり様子が変わっていました。

●今日は、桶川市川田谷公民館で開催された「江川改修促進協議会の総会への出席です。1級河川の江川ですが、雨量の多い雨で氾濫することがあり、5年程前に高校生が犠牲になり、社会問題化しています。桶川市、上尾市、鴻巣市、北本市の4市で構成し、国や県に整備促進を陳情などしています。今日は、事業報告や会計決算、今年度の事業計画と予算、要望書(案)が承認されました。

●議長の公務の無い日は自宅で、調べ仕事をしています。特に12月議会で議決した、ごみ処理新施設に関し、「単独で、脱炭素化、エネルギーの活用、財政比較などの調査」が、執行部は予算化しましたが未着手です。研究者や実績などについてネットで調べたり、買い込んだ書物を調べています。私なりの仮説はできつつありますが、複雑な背景をもつ「ごみ処理問題」ですから、多方面からの調査検証が求められます。結論を急ぐことなく確実に着実に。それにしても、議員になる前は、新事業の構想・計画策定のコンサルをしていました。あれから15年、ずいぶんとさび付いています。ここからは、仮説を持ちに専門家の知見と技術を活用して、事業の実効性・可能性について絞り込めたら方向性が見えているように思っています。楽しい仕事になりそうです。

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緊急事態宣言下、無観客のオリパラ「コロナに負けた証」として開催。中止できない政治の不作為

2021-07-09 19:21:01 | 日記

●来週月曜日から東京に緊急事態宣言が。埼玉県など3県はまん延防止措置が延長されることになりました。コロナパンデミックに対し、今の政権の危機管理能力では、この方法以外にはないのでしょうね。前任の安倍総理以来、自民党政権はこの1年半適切適格な対策(危機管理)ができていません。同じことの繰り返し、国会も4回目の繰り返しです。なぜなのか。私はオリンピック・パラリンピックにあると見ています。もっと早くに「中止」または「延期」を決めていたら、このような小手先の対応でなく、抜本的な対応ができたのではないでしょうか。今コロナの効果的な対策は、オリ・パラの中止か延期と自公政権が変わることです。

●自分は、今回のオリンピックは6年前の誘致の時から反対でした。56年前のオリンピックは、戦後の復興(戦争当事国)を世界に示す平和の祭典にふさわしいものでした。今回は、東日本大震災からの復活と言いながら、今は「コロナに打ち勝った証」としてと言いながら、東京で非常事態宣言下かつ無観客では「コロナに負けた大会」ではないでしょうか。このように「ウソ答弁」を連発した安倍総理、それを引き継いだ菅総理の言葉(日本語)は乱れに乱れ、本来の言葉の意味をゆがめています。インテリジェンスもない、カルチャーもない、あるのはその場しのぎの成り行き任せです。このような傾向は、地方政治にも及び、身近なところでも散見されています。

●日本国や自治体は、このようなイベントで「希望」や「元気」のイメージをつくる時代ではないと考えています。私は、大阪万博やIRにも疑問を持っています。成熟した高齢時代、環境と共生した持続ある社会、コロナ(疫病)パンデミックでは、「安全」こそがキーワードであって、これまでの新自由主義的な資本主義の発想からの転換と考えています。それに代わる社会システムは何か。私には明快に回答は持っていませんが、いま読んでいる「人新世の資本主義」(斎藤幸平/著:集英社新書)に一つのヒントがあるようにも思っています。80歳に近づいた老人には残り少ないが、もう少し追いかけてみます。

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今日は旧五区の議長会役員会。北部公民館に七夕飾りが。人流とは「ウイルスを運ぶ」こととは納得です。

2021-07-06 20:03:04 | 日記

●今日は、旧五区の議長会役員会でした。旧五区とは、中選挙区時代の選挙区(旧大宮市、旧与野市、上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、志木市、朝霞市、新座市、和光市、伊奈町、旧吹上町)です。現在は、大宮市と与野市はさいたま市になっています。埼玉県内の市議会議長会の支部のような存在のようです。今年は、北本市議会議長が会長ということで北本市で開催しました。昨年来、コロナ禍で議員研修会や行政視察等が中止になっています。今年も8月の議員研修会は中止となりました。私的には、このような会は見直し(廃止)の時期に来ているのでは思います。来年3月までの任期です。

●今朝は1週間ぶりの早朝ウォーキングです。北部公民館の庭に、七夕飾りが…どんな願いを込めて飾ったか。一日も早いコロナ禍の終息を祈りました。このような中で、東京オリンピック・パラリンピックが開催されるようです。東京も埼玉も、ここ1週間感染確認者が増えています。人流が増えていると専門家は見ています。人流だけでは感染は増えないという評論家もいますが、疫学の専門家である北村教授は、「人流というから誤解が出る。ウイルスは人を介して広がるのだから”人(ウイルス)流”が増えると広がるのです。」という解説には納得です。

●オリンピックは、観客をセーブしても、イベントが行われているということで、人の流れは活発化する可能性がある。できれば中止が良いようですとコメントしています。同じく専門家の岩田氏は、仮にオリンピックで感染が増えないということになれば「それ見たことか」と言って人の動きが活発化する。ワクチンがいきわたっていなければ、そこからが心配されると警鐘を鳴らしています。1年半たっても、我々は有効な方法を見つけることができずにいるようです。

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