●アメリカ大統領選挙が行われています。前回は日本時間の午後4時ごろにトランプ氏が当選となりましたが、今回は現在(午後8時)まだ決まっていません。私的には、どちらかと聴かれても、どっちとすぐには言えません。なぜなら、両方の候補者に明確な支持ができるだけの根拠がないからです。高齢であるとかでなく、未来に向けた可能性が感じられないのです。
●それにしても、うらやましいほどの選挙です。長期戦であるということもありますが、日本の選挙のように2週間ぐらいで国の政治が決められる。もっと有権者としっかり対話し、政策を説明し、そのうえで投票する。国民もそれを受け入れるぐらいの政治性が必要ではないでしょうか。少なくとも、4年間の任期を託すのですから、人気投票だけではない「政治の魅力」を理解してもらう選挙が望ましいです。
●今日、ある中国貿易をしている人から「トランプとバイデンどっちがいいと思う?」と聴かれました。一瞬考えましたが、「トランプかな」と言いました。「どうして?」というので、「現在の中国の覇権主義というか、強権指向は目に余る。それを止められる大国のリーダ^はトランプかな」と申し上げました。彼は至極満足したように「Yes」と言って去りました。トランプでは不確実な要素が多く、懸念材料が多いのですが…。バイデンが、中国に対する明確なメッセージが聴かれないので…。
●日本の国会の論戦は低調ですね。野党の質問も低調ですが、総理等の政府答弁もやぼったい。地方議会もその傾向があります。自分は、石津、現王園、三宮と三人の市長と対峙しましたが、石津市長とはかなり激しく議論しましたが、「ヤッタ感」がありました。それに比べ現王園市長は議論にならず、三宮市長も…です。議会は「言論の府」と言われています。かかってこい…!