四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

昨日と今日は駅立ち。会報添付。7月に臨時議会とか。否決された議案の再提出?議会を冒とくしている・・・

2017-06-27 21:07:46 | 日記

●昨日と今日は日高議員と駅立ちしました。寒い時に比べると、駅立ちはとても快適です。配布した「会派市民の力」(編集し直しています)を添付しました。ご覧ください。また、今日は「協働労働の協同組合法制定を求める市民会議・埼玉」の総会でした。私が最大目の会長ですが、国会でも制定に向けて具体的に動きが出ていると聞いています。期待しています。

  

ホームページが読みやすいのでアクセスください。

 https://www.kudohideo.jp/gikaireport-shimin017/

22日の最終日否決した「駅東口の市営駐車場の条例」ですが、7月に臨時議会で再度審議する話が持ち上げっているそうです。どういうことなのでしょうか。再議なら理解できますが、7月なら再議ではないようです。一度否決になった議案を又出す。「議会を愚弄」しています。現王園市長は議員を12年もやっていながら、何を経験・勉強してきたのでしょうか。良くも、悪くも、二元代表制なんです。副市長とか、部長がちゃんと教えてやればいいのに。もっとも、一緒になって、「議会オンチ」になっているんじゃないよね。県で議会対応したエースなんでしょう。そういうことだから、定例会で、可決に向けた対応が必要だったのでしょう。反対した議員一人が、賛成に回ってくれたらと思っているのかなー。そういう「あさましい」気持ちは見透かされます。駐車場の場所を変えてということのようですが、内容は同じ議案です。裁判ら、一事不再理ですよね。

●私は、ホテル事業者に公有地を長期間貸し出すことに懸念を持っています。また、ホテルでは地域経済への波及効果性が低く、本当の活性化にはならないと思っています。以前に市長は、食堂がないから周辺の食べ物屋は恩恵が。またクリーニングもあるし、地元野菜を使った朝食みたいなこと言っていましたが、こういうのを「地域経済」というのでしょうか。

●駅前で、通勤の途中ですが、ホテル関係のビジネスを長年やっている方でしたが「止した方がいい。大手のホテル事業者ならホテル本体で利益を出そうとするが、買取って再生している業者は、マネーロンダリングのように、ファイナンスビジネスで投資の対象にされるから、じっくり調査した方がいいよ。北本市以北は、ホテル立地の魅力はないとこですよ。最近の外国人旅行者が増えたとか、オリンピック、ラグビーは一過性のものです。北本市のホテルは、リゾートでない、観光でもない、ビジネスでもない、単なるホテルという「建物」です」とおっしゃっていました。なるほどね…。

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永戸氏の講演「自治の力を呼び戻せ」の共感。公有地にホテル建設について。駐車場廃止だけが否決の理由ではない

2017-06-25 11:10:46 | 日記

●昨日は午前中、文化センターで行われた講演を聞きに行きました。主催は革新懇きたもとで、講師はワーカーズセンターの理事長の永戸祐三さんでした。永戸氏とは、10年来の付き合いで、学生運動から労働運動そしてワーカーズコープの運動と、常に市民の側から、民主主義における「自治」を追い求めてきています。現在の憲法改正、国家主義に強い危機感を持っています。最も懸念していることは、2020年の東京五輪に目を向けさせ、天皇退位と元号の改定を国民行事にし、憲法改正の国民投票と総選挙を抱き合わせにし、戦後日本の姿を変えようとしている。今こそ「自治」を高め、市民の時代、地域の時代を拓くことが必要である。との講演は、私の心を揺さぶるのに十分でした。民主主義の原点である「自治」の力を呼び戻そう!それを強く感じた2時間でした。

 

●駅東口の駐車場の条例否決ですが、これは駐車場の廃止だけの問題はないのです。今議会は駐車場の廃止条例ですから駐車が少ないとか、他にあればということをおっしゃる方もいらっしゃいますが、単純ではありません。駐車場だけでいうと、115千件ぐらいの利用があり、内半数以上が30分無料の利用者と推測できます。現在約800万円の駐車場利用料収入があります。半数以上の無料を利用料換算すれば、同じぐらいの金額になり、市民への行政サービスとしては高く評価されているでしょう。しかし、今回の反対理由は、駐車場の移転や廃止の問題だけではありません。

●私たち多くの反対された議員は、市民の共有財産である公有地(普通財産)が、このような民間の事業者に長期間にわたって貸し出すことに疑問を持っています。公有地を民間事業者に貸し出す(定期借地権で30年以上)のは慎重であるべきと言ってきました。多くの自治体が、公有地の長期にわたる貸し出しは、まずは公共性ある施設(学校や病院、福祉施設等)や事業者(市と共同または公的機関)です。民間事業者に貸し出す場合は「大手の安定的な事業者」であり、また建築する建物は解体しやすい建物が条件です。

●駅東口の活性化は、ホテル建設だけなのか。今回の進出ホテル事業者は、審査会議でも350点の基準に、355点というものです。ある市民が、セレクトホテルズグループの調査をされ、メールをいただきました。「この会社は、基本ホテル業のコンサルタントで、組織図にはニュースカイホテルとセレクトンホテルと言う部門名もあります。後者は海外のホテルに関する部門のようです。36個のホテルの名前があります。どうやらセレクトホテルグループなるものは、ホテルに社員を貸し出したり、お客の予約をとる等の業務を行っているものと思います。以上の情報を総合すると、直営ホテルは少なく(唯一山形グランドホテルかも)ホテル業務の一部を請け負うことが主業務と考えられます。ホテル経営については2年前に始めたのみと言えるかもしれません。」というものでした。

●私は、30年後に建物を解体し更地で戻すことになっていますが、一つは、30年後の北本市は人口が5万人ぐらいのまちで、駅前のこの土地が更地で戻って来て何に、使うことができるでしょうか。二つ目は、解体費用を契約時に補償積み立てさせる、また権利金に上乗せさせるなどを他の自治体では行っています。北本市は保証人で言っていますが、最悪事業者が破たんしたなどの場合は、転売されることもあり、慎重な対応を求めています。

●駅東口の活性化は、民間地権者・オーナーをその気にさせて、本格的な地域活性化を進めなければ、ホテルの進出だけでは一時しのぎになってしまいます。イオンの撤退など、北本駅周辺のスプロール化は急速に進んでいます。一例ですが、北九州市小倉区のように、総合的に活性化させるために、駅周辺に「エリアマネージメント」を導入し、公民連携でリノベーションを図ることが不可欠と思います。トリ(鳥のように全体を見て)・ムシ(虫のように地べたを這いずり回る)で、みらいと現実をマッチさせるよう再考したらどうでしょうか。

http://www.yamorisha.com/

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議会閉会。駐車場廃止条例否決。公有地の活用にホテルに疑問も。共謀罪廃止の意見書に賛成討論。

2017-06-23 21:55:05 | 日記

●昨日、議会閉会しました。駅東口の駐車場を駐車台数28台から4台へ変更する「市営駐車場の設置管理条例の一部改正」()は、賛成9人、反対10人で否決されました。駐車場跡にホテルを建設することが計画され、進出事業者も決定しましたが、年間11万人が利用し、800万円の利用料が市に歳入として入っています。私は、去年から、市民の共有財産である公有地は、利用目的と利用者に公共性があり、住民の福祉に大きく貢献するものであることが大前提です。民間の場合は、社会的に企業ととして実績があり、財務が強固であることが条件です。これが公有地を長期に貸し出す条件でなければなりません。今回のホテル業者は、そこまでの実績もなく、慎重であるべと考えていました。何と言っても、11万人の利用者のうち、駅への送迎のための市民の待機場所になっていることを忘れてはなりません。東口のロータリーが狭く、雨天の日の送迎車は停車することができず、混雑しています。7月に臨時議会を開き再提案するという動きがあると聞きました。10人の反対者のうち、1人の翻意を期待しているようですが、否決されてすぐの再提案は、「議会の議決を冒とく」するもので、やってはいけないと思います。ある人は、市長の辞職と引き換えなら考えてあげたらと言っていますが、それはそれ!これはこれ!です。

●テロ等準備罪(共謀罪)の廃案を求める意見が提出されました。否決になりました。それにしても反対討論に違和感がありました。自民党系はそっくり自民党の代弁を、会派「公明党」は、そっくり政党公明党の代弁を、述べていました。私にはそのように聞こえました。自分は討論する予定はありませんでしたが、政党色の強い答弁に違和感を持ち、意見書に賛成の討論をしました。「昨日、市役所ホールで、顔見知りの女性から声をかけられ、国会で議決した共謀罪について北本市議会では議論させないのですかと聴かれました。意見書出ていますので明日議論されますよ。工藤さん、文化人や法律学者、弁護士などの識者が問題にしています。私も共謀罪には理解できていません。市議会でもよく話し合ってくださいというものです。市議会で審議はできませんが、ただいまの討論を聴いていると、市議会が国会の下請けになっているように思います。市議会は、市民の代表の場です。私は、この北本市で、市井の中で平穏に暮らす人の不安を残したままで、共謀罪が施行されることあっていけない。国会で再度議論し、国民が納得できる法律にしてください。この法律でテロの集団は防げません。テロは集団から個人に移っています」と述べました。

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今日で一般質問終了。会派を二つにするため、新会派「市民の力」を日高議員と届け出る。

2017-06-20 16:47:33 | 日記

●市議会の一般質問は、今日が最終日でした。諏訪議員の傍聴者は、いつものようにたくさん傍聴席を埋めています。ライフワークの新駅は、かみ合わない議論で30分。そろそろ諏訪議員も、発想と視点を変えないとぐるぐる回る、観覧車のようになっちゃうように思いました。庁舎の定礎石については、市長も追い詰められているのか、大島議員の時同様、まったく関係ない理由を振りかざしています。100条委員会で新庁舎建設問題を調査していると、今日はついに、新庁舎は竣工していないと言い出しました。補修しているかららしいが、言いがかりもここまでくると「あっぱれ」です。

●日本人は、読解力がないとよく言われます。しかし、北本市長は、聴解力がほとんどないように思います。これでは議会で議論にはなりません。議会は「聞く」、「答える」。「聞く」、「答える」を繰り返し、結論又は理解し合える状況作るわけですが、ほとんど聞いていることに答えないばかりか、まったく関係のない話にすり替えます。議論の達人かというとそうではなく、まあ「…」なんでしょうね。今定例会は、副市長と5人の部長がデビューしました。それぞれそつなく答弁されていました。これからもまだまだお世話になります。

●今日急きょ、会派「緑風会」を2つにして、新会派「市民の力」を日高議員と二人で結成しました。100条委員会の委員の構成が変わり、私と金子議員のどちらかが会派代表ということになり、8人から7人になることでした。それで二人の会派にしてこれまで同様の体制を維持しました。議会は会派性が物言う世界で、機能性は次の問題です。しかし、いずれにしても、これからが大きな展開を抱えていますので、金子議員が残ったことで「よし」とします。

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一般質問終わりました。道徳教育の教科化と評価について、市長に「信義誠実の原則」を聞きました。

2017-06-19 20:01:42 | 日記

●自分の一般質問終わりました。教育長との議論は、一つは、「道徳教育の教科化と評価について」です。もう一つは「子どもの健康と生活実態の把握について」でした。道徳教育の教科化について、特に検定教科書を使い評価するが、「言葉で評価」するという国の方針委は、正直心配があります。評価する先生と評価される子どもの信頼関係は絶対的条件です。正式に教科となり評価されることは、これまでのものと違いますし、年数が経っていくに従い評価の在り方も変わっていくでしょう。人間の内面に宿る道徳観がより客観的に評価できるのでしょうか。

●「子どもの健康と生活実態の把握」は、心身の成長にとって不可欠の条件です。特に昨今の「格差・貧困」が叫ばれる世相の中で、子どもの格差・貧困は結果として教育機会の格差につながり、貧困連鎖になります。教育委員会や学校という限られたフィールドから、子ども生活圏広げるよう提案しました。東京都足立区の取り組みがいい事例です。足立区は区長を先頭に「全ての子どもたちが生まれ育った環境に左右されることなく、自分の将来に夢や希望が持てる」地域づくりに取り組んでいます。オール北本で子供の成長を願うまちづくりが、今必要と市長へ提案しました。

●市長に、政治姿勢の基本であろう「信義誠実の原則」について質問しました。市長が議員時代に発行した「まちづくりニュース」で、重要議案の判断基準になっていました。答弁で、まず「政策でないことの質問ですが…」と前置きして、自分の祖父が政治家で、鹿児島出身の明治時代の英傑である、大久保利道が「私心を捨て公約に尽くす」とか、「市民が主役」または、介護保険の改正に向かって等説明し、それが信義誠実の原則ということでした。わけわからん。信義誠実の原則は、民法の基本原則の一つであって、「約束は誠実に履行する」という倫理を超える、法の理念(法理)としたことでしょう。

●市長の答弁はいつも軸がなく、あたりかまわず、思いついたことを並べますから特に驚くことはありません。そしていつもそうですが、この人は本当に議員を12年務めたのかということです。議員の一般質問は、議案に対する質疑と違い、市政全般にわたって質問することが特色です。市長の政治姿勢については、基本中の基本です。それに対し、「政策でない質問云々(デンデンではない)…」という答弁は、この人本当に議員を経験したのかと不思議に思うわけです。とにかく自分に都合悪い質問だと、こういういい方します。かわす、逃げる、の一手です。今日は、攻めが甘かった。それでは次は、骨太の「政策論争」するか。

●財政のプロと言っていたので、「財政に」について議論したが、ほとんどが「工藤議員のおっしゃる通りで…」との答弁ですが、「わるいけど、市長と同じではありません」よ。自分の基軸のない人ですから、政策論争すると、質問している議員と「同じです…」という「抱き付き」答弁になります。過度のクリンチワークは減点の対象です。明日は滝瀬議員と諏訪議員です。じっくり聞いて居よっと。

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