四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

2014年大晦日。今年もお世話になりました。来年(明日)もよろしく。変革の一年に・・・

2014-12-31 19:16:41 | 日記

●2014年大晦日。今年一年がんばれた。気力も、体力も、胆力も年齢にふさわしい体現できたと満足しています。

●今年元日のブログは、住民投票を受けて書き込んでいますが、次のような書き込みがあります。

=議員も、残りの任期が1年4ヶ月になりました。少子高齢化・人口減少時代。これまでの高度成長期の発想になると、昨年の多額な税金使う新駅計画のようなものが出てきます。国は、人口減少を見据え、「コンパクトなまちづくり」を進める計画を具体化しています。将来の人口動態にあわせ、生活圏を中心に集約させ、公共施設をはじめとしたインフラを縮小することを示唆しています。持続的な福祉社会、持続的な環境の維持に向け、実態調査と検証に力を入れてみようと考えています。今年も、ご指導くださいますようお願いします。=

●自分は議員になって12年。これまで、北本市の人口減少(人口動態)を問題視してきました。この後、平成26年3月議会で「人口問題対策協議会」を解散しました。私が協議会の委員長だと忙しくなるというのが理由でしたが、それから3ヵ月後に、北本市が消滅可能性都市といわれました。

●来年は、消滅可能性都市にした市政の継続か、成熟した持続可能都市への転換かの判断が求められる一年になるように思います。まさに市民の「選択眼」が試される一年です。行政経営、まちづくりはプロの時代です。素人の刺激的政策に、一喜一憂しては「消滅都市」の道を歩むだけではないでしょうか。来年もよろしく。

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今年最後の駅立ち、議会報告会終わりました。さあ来年は・・・

2014-12-27 21:35:53 | 日記

●昨日26日金曜日。今年の駅立ちを無事終了しました。寒風の中を仕事や学校向かう人々に、心からご苦労さまと声をかけさせていただきました。寒いのご苦労さんと言葉を返していただき、恐縮しています。新年は、仕事始めの5日の朝から戦闘開始です。

●今日、文化センターで「第48回工藤日出夫議会報告会」を開催しました。暮れの押し詰まったこの日にもかかわらず、40人弱の人に集まってもらい、ご意見もいただきました。自治会のことや、子育てのこと、人口減少など多岐にわたったご意見を交換しました。最後に、来年の選挙について、市の政治を変えようという言葉がありました。この間、いろいろな方から言われることがあります。どこかで心の整理が必要なのでしょう。

●今朝の毎日新聞の朝刊一面に、「望郷と孤独30年」一極社会、東京と地方という特集記事がありました。読んで感じたことは、明日はわが身でわが子のことです。戦後の発展、繁栄は何であったのか。高度経済成長を支えるために東京に集中し、幸せの未来図が「望郷と孤独の30年」であったわけでないでしょう。人口問題一つ、国は政策のミスリードをしてきたのではないか。高齢社会が言われたのは、高度成長時代の70年代です。予測できたのに、この40年対症療法的施策はあるが、抜本的な有効策はうてませんでした。

●こういう中での地方自治体の仕事は、子ども・若者支援と高齢者対策が政策の両輪ではないでしょうか。人生最後のときを、贅沢である必要はありませんが、孤独・孤立であってはなりません。いま現代社会の重要課題は、孤立・孤独と貧困です。ここでいう貧困は、経済的な貧困だけでなく、孤立・孤独による心の貧困です。この二つの貧困は、社会不安を助長し、不安定な社会を作ります。まさに基礎自治体の仕事であるように思っています。地域防犯活動で犯罪が減っているが、実はその裏で新しい社会不安を引き起こす要因を、無意識の内に作り出しています。基礎自治体の仕事は、地に足を着けた「地味」なものかもしれません。まもなく除夜の鐘が響きます。

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今年最後駅立ち開始。暑さ寒さも彼岸まで・・・3月まで寒さに負けずがんばります。

2014-12-22 10:01:17 | 日記

●衆議院選挙が終わって1週間過ぎました。今朝から今年最後の駅立ちです。今朝は東口の北側です。なじみの方が多く、議会レポートを受け取っていただきます。「市長をおろそう!」という掛け声に、思わず「ハイ!」と言ってしまう自分に叱咤激励です。今週あと3日、がんばります。

●アメリカがキューバと国交回復に向けて協議を開始というニュースがありました。アメリカとキューバの関係では、ソ連が核のミサイル基地を作るということで、当時のケネディ大統領が海上封鎖し、一発触発の危機がありました。米ソのトップ会談で事なきを得ました。あれから半世紀、東西冷戦解除でもできなかったことですが、今後の展開に注目です。

●27日午前10時から、文化センターで議会報告会を開催します。その準備をしています。今回の報告会では、市民が出された百条委員会設置の請願、中学生海外派遣の基金条例と債務負担行為の補正予算、新駅関連の3つの請願、市の人口動態について報告します。その後、参加者から意見を伺います。また、百条委員会設置のきっかけとなった「庁舎建設に伴う設計委託の随意契約問題」ですが、工藤の、業者提出の見積書から見た仮説を踏まえ、疑義の詳細を話します。

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12月定例会閉会。百条設置否決。中学生海外派遣条例修正可決、予算削除の怪…

2014-12-16 22:28:13 | 日記

●百条委員会設置の請願や中学2年生の海外派遣の基金条例など、注目の議案があった12月定例会は、昨日午後6時過ぎに閉会しました。すぐにブログと思いましたが、気持ちの整理というか、落ち着かせてからと思い、一日遅い今日書き込みます。まず、傍聴された市民の皆さん、大変お疲れ様でした。順調に行けば、遅くとも午後早い時間帯で閉会であったと思いますが、なんともダラダラという印象をもたれたことでしょう。特に請願の採決を待っていた市民の大半が、お帰りになり申し訳なく存じます。

●ダラダラという印象をもたれた原因です。開会前の全員協議会で、桂祐司議員他1名による「全中学校2年生海外ホームステイ基金条例」の修正案「中学校海外ホームステイ基金条例」の提出でした。全中学校の「全と2年生」を削除するというものです。このことで、2年生600人という縛りが無くなり、学年と人数を協議の上決められるというものです。総務文教常任委員会の審査では、条例は否決、補正予算から1億6900万円の基金積立金を削除しています。

●開会直後、協議する時間が必要ということで、30分の休憩を取りました。我が会派は、この条例では市長に全権を委任することになり、委員会審査の決定通り否決で行こうということにしました。しかし、平成会が決断できず2回の休憩を取りました。最後は平成会が修正案に賛成しました。私は修正案に、予算の編成権と執行権ない議会が修正する範囲を越えているのではないか。違法ではないが、禁じ手ではと質疑しましたが、明快な答弁はありませんでしたが、採決の結果修正案が可決しました。その後、補正予算にある財源を、委員会決定通りに削除しました。これで、財源の担保されない基金条例が成立しました。異例でしょうね…。不本意ですが、補正予算削除に賛成しました。本当なら条例は修正で無く原案否決すべきです。何でもありの北本市政と議会のタッグマッチ!面目躍如とは言えないが…恥ずかしい。

●百条委員会設置の請願、委員会で否決されていましたが、本会議でも、平成会の4名、公明党の3名、無所属の会の2名と、無会派の会1名の10人の反対で否決されました。反対討論をしていますので、議会録画配信の本会議の終わりのころをご覧ください。http://www.discussvision.net/kitamotosi/2.html

これで、不自然な設計委託業務の疑惑?の解明は遠のきました。一般質問でも取り上げましたが、不条理な執行であることは明らかです。少なくとも工事監理と意図伝達業務は、何らかの働きかけがあり変更されたと推測(断定…)しています。予算(6月)から契約(9月)までの間の起案書で、もっとも不自然なのが、設計事務所の見積書です。3800円の予算にどうして5080万円の見積金額になり、1400万円値引きするならまだしも、580万値引きして引き上げた設計金額に合わせるというのは、神業というよりマジックです。反対した会派や議員は、資料を取り寄せ独自に分析調査することも無く、疑惑の理由もない請願と切り捨てています。少なくとも、1千万円は不当に支払った可能性があります。これを隠蔽し、誰を守ろうとしているのか。1千万円の引き上げは、組織として行ったとの答弁です。すなわち、市長の指示ということか?それなら、監査請求か、損害賠償請求です。分からないことが多過ぎます。1280名を超える請願署名された市民の皆さんに、力不足をお詫びします。

●12月27日午前10時から文化センター第3会議室で「第48回議会報告会」を開催します。そのときに説明し、ご意見を伺います。ご参加ください。お待ちしています。

私は「不完全」な普通の庶民という自覚で議員を務めています。これが12年間の議員生活での戒めです。この問題を質しているのは、正義感で行っているというより、爪に火を燈すようにやりくりして納めた税金を大切に使うべきということです。そして、このような不条理な仕事を現場の職員にさせるな、という思いからです。まっとうな政治で、まっとうな市政運営でこそ、職員が市民のために生き生きと仕事ができる。そうありたい。

 

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今年の漢字一文字「税」です。税の問題・・・随意契約の疑問の先は・・・

2014-12-13 17:56:44 | 日記

●清水寺の貫主森清範さんが恒例の今年の漢字を揮毫しました。応募総数16万7613人のうち8679人が「税」であったことから、今年の漢字一文字は「税」になりました。森貫主は「国民の多くが税に厳しい目を持っているのではないか」と話されたそうです。

北本市政も、昨年12月に行われた新駅の住民投票、事業費とともに新駅期成会への補助金1355万円に対する市民の怒り、3月議会での育児休業給付金の不公平、借金増加に対する不安感、そして今議会へ出された中学生600人の海外派遣の基金に厳しい意見をいただきました。この後述べますが、庁舎建設に伴う設計業務の随意契約も、税金が公平・公正に使われたのかの疑問は残ったままです。

●衆議院選挙も、街宣活動は今日が最終日。候補者は最後の訴えに奔走するでしょう。大事な国の未来を決める選挙。棄権しないで投票に行ってほしい。地元の国会議員が苦戦を伝えられています。がんばって欲しい。

●私の12月議会での一般質問が、録画配信されています。ぜひご覧ください。http://www.discussvision.net/kitamotosi/2.html

通告は2件。その内の1件「随意契約」については、3月議会から続いており、今回は百条委員会設置の請願とともに、重要な課題と思っています。

●録画配信の参考に解説します。新庁舎を建設する施工者を決める入札支援業務です。平成23年度約1年間、担当者が県の建設専門官と意見交換し、指導・助言の中で出した報告書。総合評価方式技術提案型にすることにした。しかし、平成24年5月以降に、技術提案の評価について民間の設計業者に委託することになった。当初予算にもない事業です。入札の重要事項を民間の設計業者に委託する。これで公平・公正な入札ができるのか。同時に、庁舎建設担当が、政策推進課から秘書課長兼任の庁舎建設推進室ができている。年度途中にであるから異例です。理由は、庁舎担当を課に昇格する。しかし入札が終わり、工事監理業務を1千万円増額して契約などの業務を終え、次年度はまたもとの政策推進課に庁舎担当が戻っています。この説明で、市民の皆さん納得できますか。

●設計意図伝達業務と工事監理業務が、平成24年度予算(6月補正)で約3800万円でしたが、9月に契約したら約1千万円高い、4800万円弱で契約しています。不足した予算は建設費からの流用であるが、なぜ、1千万円増額したか。9月議会で当初予算のときは、一体で積算したが、実際は2期に分かれている。そこで積算しなおしたら高くなったと答弁しました。その後設計士の方数人から助言を頂き調査しました。その結果、工事監理費は工事面積が基準になり、面積が小さいほど割高になるような計算方式だと聞きました。2期に分けると、工事面積が一体に比べ、一つ一つの面積が小さくなるので積算総額が上がるという説明でした。質問で使った資料を見てください。当初予算では面積基準が8500㎡で積算し、人件費の人数が439人です。総額38,476,200円です。2期に分けるとそれぞれが、1期は5917㎡、2期が3155㎡で人数が635人になります。

●設計士の方は、発注者側が自ら発注費が高くなることをするだろうかと言っています。入札した結果、発注予定額が安すぎて落札できないというなら、積算し直すだろうが、一体で行うことに何の不自然はない。むしろあの庁舎の工事を2期に分けるという方が不思議といっていました。何より、業者の見積書。約5080万円に、なぜが値引き580万円として、市の予定額4855万円を下回る4725万円にしています。この庁舎はレベルの高い設計で建設しているという趣旨の発言をしていますが、だから「理由にならない理由?」を並べて、市民が納めた税金を高く払っていいとはいえない。ここからは、県に戻った職員、退職した部長、異動した課長や担当者。見積書出した業者等を議会に呼び、しっかりとした調査をするには、地方自治法第100条に基づく特別委員会の設置が必要です。反対する議員は、この随意契約の疑問を自ら調べたのか。疑問そのものを持っていないのか。誰を守るために反対するのか。ぜひ、問題を見極めるため、百条委員会に賛成して欲しいものです。月曜日の最終日、北本市議会の真価が問われるでしょう。委員会で否決した中学2年生の海外ホームスティ派遣の議案も、休みの間に気持ちが変わることもあるので、安心はできませんよ。

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