四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

12月議会開会。工藤の一般質問は12月12日午後です。気合入っています。聴いてください。

2017-11-30 19:51:18 | 日記

11月も今日で終わり、今年も残りひと月となりました。12月定例議会は昨日29日開催しました。今議会は公の施設(体育センター等)の指定管理の更新議案が8件と、後は敬老祝い金の改正条例などです。一般質問は18人で、私は1212日の午後2番目です。是非お時間ありましたら傍聴してください。住民共有のあなたの財産が、将来にわたって保全されるかどうかです。通告書を添付しました。

 

●駅東口駐車跡地をホテル事業に30年間定期借地権設定契約についてです。通告内容です。

件名1 北本駅東口市有地を倒産等の債務不履行の可能がある民間営利企業に、30年間の事業用定期借地権設定契約締結で住民の公共財産の保全と管理の妥当性について(答弁者市長)

要旨1 憲法第94条(地方公共団体の権能「財産の管理」)と地方財政法第8条(財産の適切な管理と運用)に鑑み、住民共有財産の長期的保全と管理をケーススタディー(不動産賃貸借における判例等)含め、どのように検討し契約書締結に至ったのか。

要旨2 借地権及び建物の抵当権(担保権)の設定禁止を契約書に記載していないが、借地権及び建物に担保設定した借主が倒産等により債務不履行になった場合公有財産の保全は現実的に可能であるのか。

要旨3 更地にして返還する解体費用の保証が契約書に具体的に設定されていないが、これで完璧に実行されるのか。

要旨4 市民から一般質問で市長に聞いてほしいとの依頼がありました。市有地の貸し付けに伴い将来的に市が担保物件の買い取りや解体費用、財産の棄損等が発生し、財政負担が生じたときの時のために、市長は債務保証をする念書(公正証書)を入れてくださいと要望されているがいかがであるか。

●ここ数日、大相撲の横綱日馬富士の暴力事件の報道です。貴乃花親方が弟子の貴ノ岩が被害にあい、警察に訴えたことで、大騒ぎになったようですが、私は「傷害事件」と思うので、貴乃花の対応には理解できる部分があります。しかし、身内のような大相撲の世界の中では、事を荒立てる必要があったのかの疑問もあるようです。白鵬の態度にも違和感があります。勝負に対するクレームや千秋楽の優勝インタビューでの「万歳」はどうか…?。私は基本「バンザイ」は趣味に合いません。

●北朝鮮の軍事境界線を越える脱北劇と漁船の漂流、そしてミサイルの発射と、こちらも大騒ぎです。大相撲はモンゴル、国際政治は北朝鮮と、同じ東アジアの一員による騒動ですが、どうにかならんもんかな。うやむやの解決は望みませんが、人間の社会の一員として、まっとうな判断ができるように襟を正したいものです。いよいよ明日は12月。今年一年の締めくくりです。

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社会教育・生涯学習の戦友また一人逝く。愛媛の藤原さんの訃報で、元気なころをお思い出しながら・・・

2017-11-26 20:06:21 | 日記

●今日はブログで、悲しい知らせを知りました。藤原喜久利さんが亡くなりました。社会教育・生涯学習の戦友がまた一人亡くなりました。愛媛県在住の藤原さんですが、同じ愛媛県在住の若松進一さんのブログで、亡くなられたのを知りました。藤原さんは、若松さんと共通の友人で、愛媛県の教育界(学校・社会教育)で活躍されました。特に教育センターで教育相談を担当され、学校教員と社会教育の現場で体験された、また理論的な学問を通して、青少年問題に大きな成果を上げています。

●私は、1980(昭和55)年に社会教育図書出版社を立ち上げ、文部省が「明日の親のための学級」の補助事業をはじめた1981年に、補助資料として小冊子(新書版・193P)を刊行しました。この学級は、将来親になるであろう青年男女を対象に、新しい時代に向けた「家庭教育学級」でした。藤原さんと、この本の企画を立て、彼に全面的に執筆をお願いしました。それが「親になる」(より良い親子関係を求めて)です。

 

●彼は、「人は、人が育てて人になる」を基本に、子どもをどう育てれるか、という技術論ではなく、子どもを育てる親がどういう人間になっているべきかに焦点を当てました。日本の伝統的な家庭や家族の問題を基本に、動物としての人間(ヒト科のホモサピエンス)であり、生まれてすぐに立ち上がり自分で親の乳を飲む動物と違い、生きる力を親から学習する後天的な動物であることから、学習させる親の役割が子度の成長に欠かせないという視点でした。現代に通用するかはわかりませんが、親になったばかりの自分には大変刺激でありました。この本はよく売れました。、

●もう十年ぐらい前にお目にかかったきり。年賀状でのやり取りでしたが、享年87歳でした。私は、ほとんど不良のような人生を送っていましたが、この社会教育の世界(出版社)で世話になり、人間的に魅力ある社会教育学者や官僚・行政マン、地域活動の名人などに巡り合い、人間の生き方を教えていただきました。今、工藤日出夫を多少なりとも、お褒めいただくことがあるとすれば、それは先達のこのような人たちのおかげです。俵谷正樹先生と岡本包治先生とは突然の訃報で別れ、朝比奈博先生とは、90歳の最後まで付き合い、いま藤原先生との別れを知り、残された一人としてもう少しこの世で頑張ろうと気持ちを新たにしました。(合掌)

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代理店資格更新試験合格。前川・寺脇対談本買ってきました。次の時代の若者・こどもに・・・百条委の今後

2017-11-25 16:00:25 | 日記

20日(月)に受験した損保代理店資格更新試験は、前半の2科目は合格しました。昨日24日に残りの2科目を受検しました。発表は木曜日ごろのようです。実際に仕事していないので、忘れていることも多く、結果は分かりません。

●帰りに大宮駅の書店で、前川喜平さんと寺脇研さんの対談本「これからの日本、これからの教育」を買い、読み始めました。前川さんは期待された文部事務次官でしたが、天下り問題で引責辞任しています。何より、加計学園問題で、当時の「忖度(総理の関与)」について発言し、国会も参考人招致されています。そのことについても語り合っています。

 

●寺脇さんは、生涯学習政策から文化行政に係り、ゆとり教育の旗振り役で「ミスター文部省」と言われたりしました。私は、生涯学習でほんの少し面識(かすった程度)があります。語り口がソフトですが、教育に対して信念があり、前川さんの先輩になるようです。まだ目次からぱらぱらとしか読んでいませんが、公教育に対する二人の思いと、一人一人が学ぶ権利の保障について熱く語っています。全部読んだら「工藤流の書評」を書きます。

●新庁舎問題の百条委員会も、8月の証人尋問5日間から3カ月、証言等の整理を進めています。9月議会では中間報告をしています。調査費用に不足がり、12月議会で補正を認めていただき、最終報告に向けて証言の食い違いや新たな疑問を調査するため、参考人招致か証人尋問も検討しなければなりません。そういうことで、この休みの二日間は、再度議事録を読み返しています。

●上尾市では、公共事業の入札に関し、市長は入札妨害と収賄容疑で逮捕され、議長はあっせん収賄で同様に逮捕されています。業者含め容疑は認めているようですが、公共事業の公正性は、税金という公金を使った公の事業ですから、住民に疑わるような行為は許されません。北本市庁舎に関しては、監査委員が随時監査で疑惑ありと市長に報告しています。

●今、議会は百条調査をしていますが、これは議会の問題でなく、予算を執行する執行権者に対する報告であると思うんです。議会は議会の調査権で調査しますが、議会の調査権は警察の捜査権と違い、真相解明には一定の限界があります。それでも、ここまでの記録(書類)の精査、証言を丹念につなぎ合わせれば、見えなかった糸も、また、複雑に絡み合った糸も、見えてくるものもあります。やれることをしっかり進め、後の処理は市長にゆだねることになると思います。

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女性熊本市議「赤ちゃんと一緒」に本会議場へ。議会も時代に柔軟対応必要。佐藤さん「語らない罪」含蓄ある

2017-11-23 12:12:40 | 日記

●昨日、熊本市議会で、女性議員が赤ちゃんを抱っこして本会議場に入ったことで、議長や議会事務局がおおあわて、40分開議が遅れたことをテレビのニュースで見ました。同じ立場にいるものとして、出来れば事前に話し合うことがよかったと思いますが、問題提起としてはこのようなやり方でもしないと、なかなか「扉」は開かないと思います。外国では、子どもを連れて議場に入ることを認めているようです。子育て中の女性だけでなく、男女の別なく働きながら議員ができるなど、生活に係る政治が地方議会であるので、これまでの慣習にとらわれることなく、議会の仕組みを柔軟に変えることは必要な時代です。

    

●議会を休日・夜間に行う。議会活動休暇を企業が認める(法整備)。議会事務局スタッフを増やし、議員の調査活動(政務調査)をサポートする。インターネットを使った議会の開催や、メール(文書)で質問しメールで回答する(文書質問の拡充)など、改善の方法があるように思います。地方議会の経費は、予算(一般会計)の約1%前後です。この1%の財源使って、予算の使途の99%を監視し、検証しています。職員の給料は予算の約3割前後でしょうか。予算の3割前後使って仕事している職員こそが、生活者(市民)与党になれば、ずいぶんと地域の政治は変わるんでしょうね。実態は市長与党の職員(地方公務員法で決められているようですが…)と議員の市長与党が合体すれば、日本全国が「森友・加計学園」状態になるのでしょうね。記録がない、記憶がない…どっかのまちの新庁舎やホテルも…。

●FBの友達の佐藤修さんが、次のような意見を載せています。「語らない罪」についてです。これを読み、議会での答弁者が、このようなことになることが多く、この罪の重さをどうすべきか。少々長いですが、読んでください。

「日馬富士の「暴行」事件が連日、テレビを賑わせています。 私自身は、日馬富士にとても同情的です。 テレビが盛んに煽り立てているような気がしてなりません。 たしかに「暴力」はいけないかもしれませんが、スマホを見ながら相手を無視するのも「暴力」の一種です。 ビール瓶と聞いた時にはさすがに私も揺らぎましたが、平手でも力士の平手は「凶器」になるという発言を聞いて、逆に考えれば、ビール瓶も力士には「凶器」にならないかもしれないとも思いました。 一方で、元貴の花親方が協会を相手にせずに、警察に届けたという行動にもとても共感します。 しかし、その後の沈黙にはまったく共感できません。

今日、書きたかったのは、日馬富士事件ではありません。 「語らないことの罪」です。 私の数少ない信条の一つは、「嘘をつかないこと」です。 自らに嘘をつかないという意味ですが、他者への嘘もよほどの事情がなければついてきませんでした。 そのために、逆に「嘘をついている」と思われたこともあります。 嘘をつかないことはとても難しいことですが、それ以上に難しいのは、語るべき時に語らないことかもしれません。

幸いなことに、私自身は「語るべき時」にあまり出合したことがないのですが、今回の事件に限らず、語るべき時に語らない人があまりに多いことが気になっています。 いままた話題が再燃している森友学園事件で言えば、語るべき人で語ったのは前川さんと籠池さんくらいで、後の人はほとんど「語るべきこと」を語っていないように思います。 語らないことのほうが、たぶん生きやすいのでしょう。 語らないまま、そして証拠物件を隠ぺいしたとさえ思われながらも、国税庁長官に抜擢された佐川さんのような人もいます。 彼は、語らないまま人生を終えるのでしょうか。 私には実に惨めな人生のような気がします。

安倍首相夫人の昭恵さんは、付き合いのある友人たちからは、とても素直な善なる人だとお聞きしていましたが、その昭恵さんもまた「語るべき時」に「語るべきところ」で語っていません。 とても残念です。

語らないといえば、前の太平洋戦争のことを体験者はあまり語りたがらなかったようです。 それほど強烈な体験だったのでしょう。 しかし、少しずつ、語りだす人が増えています。 私も何人かの方から戦争の体験談を書籍にしたものをもらっています。 それを読むと、語りたくなかったことがよくわかります。 でも語らなければいけない。 私はそう思います。 体験した当事者が、辛いだろうが語ることが大切だろうと思います。 そしてその内容がどんなものであろうが、感情的にではなく、冷静に聞いて判断していく寛容さを聞き手は持たなくてはなりません。 当事者たちがもっと素直に語りだしたら、いい方向に解決していくことはとても多いように思います。 語るべき人が語らなかったために、真珠湾攻撃も実行され、避けたかった日米開戦に至ってしまった。 語るべき人が語らなかったために、チャレンジャー号は爆破し、福島原発は悲惨な事故を起こした。 「語らないことの罪」を、私も改めて心に留めようと思います。 語るべきことを、語らないまま墓に持っていくことは、決して美徳ではない。 みんながもっと語りだせば、社会はきっといい方向に向かっていくでしょう。 ますます語らない時代に向いているなかで、改めてそう思います。」

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上尾前市長金銭を受け取ったと自供感覚麻痺か。市有地ホテルに貸し出す協議資料作成されていないと・・・

2017-11-21 20:12:22 | 日記

●今朝の朝刊。上尾市長収賄の疑いで逮捕の記事。昨日のNHKニュースの通りでしたが、その後の捜査関係者によると、収賄を認めたという。数回で、市長室で受け取ったと自白したと。これは悪質です。もっとも市長室で受け取ったというが、これは神経がマヒしている証拠でしょう。よく考えてみると、明るみに出ることはレアケースですが、どこにでもあることのように思います。権力者は選挙で選ばれるほどに感覚がマヒすると思います。そして選挙が「しがらみ」をつくります。一人で立候補し、全体の奉仕者として市民の生活に何ができるか、何をすることが一人ひとりの市民の生活を支援することなのか。それを訴え、提案し、主張を聞いていただき選挙ができると、と理想は言っても現実はそうかない。としたらやっぱり選ばれたものが、自分を自分で律する以外にはなさそうだ。自分にはできない。

 

●今日は百条委員会を開きました。12月議会に向けて、調査経費が不足したので決議の変更などを議論しました。これから再度尋問を行い、最終報告に向けて整えていきたいと皆で意見交換しました。本来なら今日は12月議会の一般質問通告の締め切りでしたが、仕組みを変えたので開会日の午後4時になりました。現在自分で調整中です。今任期は、まともな議論になりにくく、自分の力量不足を棚に上げて、あまり意味がないように感じたりします。石津前市長と真っ向からやり合った頃が懐かしく思い出されます。

●今日情報公開の資料をいただきに行きました。駅東口駐車場跡地へホテル誘致についての庁内等での検討の記録について、次の資料を請求しました。(1)エフ・イー・ティーと定期借地権(30年間)を設定する契約締結に向けた市側の基本条件等(方針)を協議した庁内記録一式。(2)エフ・イー・ティーと30年間の定期借地権設定契約の協議内容と双方の担当者名(役職可)を時系列で示した打ち合わせ(協議)記録一式。(市側の条件、相手側の条件、すり合わせ、専門家の意見等を聞いたなど)(3)事業用定期借地権設定契約書策定及び締結に向けて、市顧問弁護士にとの打ち合わせ協議記録一式。(4)事業用定期借地権設定契約締結に関係した起案書一式。

●結果は(4)以外の資料は、「作成していません」という回答でした。住民共有の貴重な財産。しかも数少ない市の一等地である駅前の公有地を、30年間民間企業に貸し出す事業について、「市側の基本条件等(方針)を協議した庁内記録」、「市と企業の双方の担当者名(役職可)を時系列で示した打ち合わせ(協議)記録」、「市顧問弁護士にとの打ち合わせ協議記録」について、「作成していない」ということは、後々問題が発生したときに、市側の主張を立証する記録がないということになります。100条委員会での職員への証人尋問でも、このような記録の姓が行われていないケースが多くありました。何人かの職員は自分の記録を保存していた者もいましたが…。職務怠慢としか言いようがありません。国の「森・加計問題」と同じ構図が、北本市にもありました。このような市政に、住民の命と財産を委ねているとしたら、「不安」が増幅しても、「安心」の住民福祉は遠のいていると思いました。あ~あ、いやな町に住んでいるなーというより責任感じています。

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