四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

オミクロン感染急拡大。昨年9月以来の1万人越え。マスク・手洗い消毒・換気・3密で防戦。市制施行50周年記念式典延期。3月議会の運営について

2022-01-12 19:56:58 | 日記

●市長から、15日に予定していた北本市制施行50周年記念式典の延期を申し入れました。新型コロナウイルスオミクロン株の急拡大を受けての決定です。今日も埼玉県で550人を超える報告がありました。北本市も数人確認されているのでしょうか。東京は2000人越え、大阪、沖縄は1600人を超えるか感染確認者です。全国でも10,000人を超え、昨年の第5波に迫る勢いです。

●それにしても、ここまで2年が過ぎ、第5波の経験をしているが、まったく学習効果ができていない。こういう政府を支える自民党が選挙で勝ち続けることを容認する国民の意識には「???」と言わざるを得ません。与党支持者は、野党は批判ばかりで頼りにならないというが、野党は政策決定する権利はありません。本来与党を国民が批判すべきなんでしょうが、日本の有権者は「疑いから成長する」ことを放棄しているようです。ある感染症専門家は、日本人は「自我」を持つ必要があると…。

●今日は、事務局長と、3月定例議会について検討しました。とにかく、そのような状況であったとしても、来年度の予算関係議案を成立させなければならない。オミクロン株の感染力を考えると、最悪議員の過半数が、感染者又は濃厚接触者になれば、議会は成立しなくなります。また事務局職員の対応も必要になります。どのような日程を組むか。または途中でどのような状況でどのような日程変更するか。まずは、予算関係議案の成立です。知恵が必要です。近々議会運営員会に諮問しようと考えています。

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今日は北本市成人式。祝辞を述べた。車いすラグビー銅メダリスト中町選手に感動。さあ、志民になろう

2022-01-09 20:13:40 | 日記

●「志民になろう」は、私の社会教育活動の盟友、今は亡き和田芳治氏が贈ってくれたものです。私は「志民」(しみん)活動で地域を元気にと、生涯学習や公民館活動について講演していました。それを受け止めて、彼からの私へのメッセージです。

●今日は北本市成人式。市議会と来賓を代表して、心を込めて「祝辞」を述べさせていただきました。今年の成人者は2001年生まれです。2001年には、イチローがメジャーに挑戦し、最多安打や盗塁王などのタイトルをとり、最後はア・リーグのMVPを獲得しました。この年に生まれた今年の成人者ですが、何と20年後の昨年、大谷翔平選手が「投打の二刀流」で大活躍。大谷選手もア・リーグのMVPを獲得しました。このエピソードを織り交ぜ、今年の成人者は日本人が世界的歴史に残る偉業を遂げた時期に生まれ、大きな結果を出した時代に符合しています。可能性を持った世代です。とエールを送らせていただきました。これからの健闘を祈ります。

●式典の後、東京2020パラリンピックで車いすラグビーで銅メダルを獲った中町選手が、障がいを乗り越えたお話をされました。彼は私が住むマンションに住んでいました。小学校・中学校(宮内)は北本市、野球選手として活躍されていましたが、大学の野球練習中に大きなけがをし、車いす生活になりました。しかし彼は常に前向きで、自分自身を励まし、仲間に励まされ、家族に支えられ、銅メダリストになりました。文化の違いを超え外国の選手と触れあい、「みんなちがってみんないい」ということに気づかされ、勇気をもらったと話されました。さわやかに、堂々と自分を貫く彼の前途に幸あれと、私も勇気と希望を頂きました。

●もう20年ぐらい前ですが、埼玉県志木市の市民が生涯学習まちづくり活動する中で、全国の「志」の付くまちとの交流を企画しました。志のまちサミットを実施。そのシンポジウムのコーデナーターを務めたのがきっかけで、私は「志民になろう」と呼びかけました。志布志市で開催されたときに和田氏と知り合い、「志民になろう」で意気投合し、彼がこのプレートを私に贈ってくれました。自分のまちに愛着を持つ、そのための志民活動をする。共生社会は一人ひとりを認め合い、理解し合って暮らしていく。中町選手の言葉のように「みんなちがってみんないい」。さあ「志民」になろう。 

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オミクロン株で感染拡大か。埼玉県も333人。まずは、マスク・手洗い消毒・3密回避・換気に注意。明日は成人式です。

2022-01-08 20:30:51 | 日記

●今日もコロナウイルス感染確認が報告されました。全国で増加し、埼玉県も333人が報告されました。高齢者施設でクラスターが起きています。また10代、20代、30代と若い人が多く、オミクロン株としたら行動力のある世代が先行しているのか。しかし、南アフリカでオミクロン株が確認され、感染力が強いという報道は早くからありました。専門家も、年末年始を境に感染が広がる可能性を示唆していましたので、ある意味予想通りかもしれません。

●岸田総理も12月中旬からワクチンの3回目接種を前倒しと宣言し、政府は1千万回分を確約していたが、実際は100万回以下という状況です。相変わらず、ワクチン後手は改善されていません。何より感染が拡大している沖縄に、承認された飲み薬が十分供給されていないという報道(病院関係者のコメント)もあり、危機管理に疎い政府であるのは、総理が変わっても改善されないようです。こうなれば、「明日は我が身か」とやりきれない思いです。

●昨日、知事公室で新春知事と市議会議長会の賀詞交歓会がありました。私は県市議会議長会の副会長(5市)として出席しました。知事が祝辞の中で、すでにオミクロン株が半数以上になっており、このままで増加すると月末になると数千人規模になると話されました。すでに北本市でも若い人が確認されました。オミクロンの伝播力から見ると、倍々数で増える可能性があり、マスク着用、手洗い消毒、3密の回避、換気にこれまで以上気を使う必要があります。

●そういう中で明日は北本市成人式があります。高崎線を境に東側(宮中・東中)と西側(北中・西中)の二部構成(午前午後)で行います。私は2回に、議長として祝辞を述べるため出席します。十分気を付けて出席します。また、15日(土)には、市制施行50周年記念式典があります。コロナを避けて今年にしたが、コロナ禍の中の式典になりそうです。難しいもんですね…。

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御用初め。今年は「ことば」を磨くを目標に。情報化は「ことば」がキーワードと・・・ある社会学者が

2022-01-04 20:49:41 | 日記

●今日は御用始め。事務局職員に新年のあいさつ。今年もコロナ対策をしながらの議会運営になりそうです。しかもオミクロン株は感染力が強いということのようですから、議会が開けなくなるような状況にならないようにリスク管理が必要と局長と話し合いました。それにしても、何とかならんのかねー。

●ツイッターを見ていると世間というものが、SNSの普及によって変わってきたという印象です。社会学者が、情報化というのは、「ことば」がキーワードと言ったことを思い出しました。私は情報化とは、情報機器の発達と捉えていましたが、そういえば危機は伝える手段の一つで、伝えるのは「ことば」なんですよね。ことばには発する人の性格が反映されています。物事を批判的に見る人、肯定的に見る人と様々です。必ずしも裏付けのある言葉を発するとは限りませんし、人のうわさ話しのようなものを「見てきたように」に話す場合もあるでしょう。

●特にSNSでは「誹謗」、「中傷」と思われる投稿に「いいね」やシェアして拡散する場合もあるようです。このことで傷つく人もいます。命を絶つ人もいるようです。私が子どもの頃や青年期では考えようのないことが起きています。まさに「言葉の暴力」です。「反論」や「批判」は民主主義社会で許容されるものです。憲法においても、表現の自由は保障されています。しかし、個人の人権(人格)を侵害する言葉の暴力は、許されるものではありません。言論の府といわれる議会でも、地方自治法で「議場における発言」については個人の名誉を傷つける発言は処罰の対象です。

●ある衆議員(野党系)に、コロナワクチン3回目が遅れているが、あなたは何をしているのか。もっとしっかりしろ。だから野党は駄目なんだというメッセージ投稿された。この衆議員は、返信で「野党は執行権がないから接種を早めることはできません。また国会が開かれていませんから、政府に早めることを正式に申し上げることもできません。あなた様は、野党がふがいないとお考えなら、与党の議員に頼めばいいと投稿していました。(拍手喝采です)物事の道理、政治の仕組みもわからずに、野党は批判ばかりと批判しているのと同じです。

●本当に情報化は「ことば」ということが分かってきたように思っています。よし、「ことば」を磨こう。これが今年の「目標」です。

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今年正月から「老いた知的探求心」を刺激。佐藤修さんおすすめの内田樹著「戦後民主主義に僕から一票」読み始めています。

2022-01-02 15:47:16 | 日記

●昨日今日と駅伝見ながら過ごしています。その合間に「読書」しています。昨年暮れに、知人のFB に「民主主義について」この一書と。知人とは、常に私の「老化しつつある」知的好奇心を刺激してくれる佐藤修さんです。佐藤さんとは、湯島のサロンがご縁です。独特のセンスというか、ものの見方が複眼的で、それでいて結構頑固なのに受け止めが柔軟性のある人なんです。と私は勝手に決めつけています。その佐藤さんおすすめの一書が、内田樹著「戦後民主主義に僕から一票」でした。

●ここ数年、民主主義の危機ということばを聞くようになりました。「民主主義」―昨年暮れにはバイデンアメリカ大統領が、民主主義の国サミットを開催しました。中国の全体主義への対抗とも言われていました。中国も「中国式民主主義」と主張しています。そういうことから「民主主義」とは…?と改めて関心を持っていました。その時に佐藤さんからのおすすめです。早速暮れに書店で買ってきました。元旦に1時間、今日1時間読みました。

●第1章の民主主義―日本社会の「株式会社化」は読みました。「うーん…」と答えはまだ出せません。「まえがき」で内田氏は、「読みやすさ」の基準は「音読に堪える」音としてすらすらと読めることが必須の条件と言っています。これは新しい発見です。今後は文章を書いた後、必ず声に出して読んでみよう。すらすらと読めるかどうか…。このことを知ったことだけでこの本を990円で買ったかいがあります。

●さて民主主義です。「民主主義は非効率であるところが取りえなんです」と。効率化を求める新自由主義的な考えとは当然合わないか…と思いました。日本社会の株式会社化について、これまで何の不思議もない当たり前と受け止めていたが、そういえば…「共同体」の中で富める人と貧しい人の分断される昨今の社会を見ると、これは株式会社化の結果と思い直して見た。教育についても、「うーん」改めて感じさせれています。まだ全体の5分の一程度ですから何とか今週中に読了目指します。読後感想は後で

●今年は久しぶりに、正月から知的刺激をビリビリと…佐藤さんに刺激を受けました。佐藤さんには以前も、柿内幸夫著「カイゼン4.0」というご本をお勧めいただきました。これも良書でした。

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