四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

9月も今日で…山本の爺さんの思いを背に「七転七起の最後の一起加勢で前へ」

2014-09-30 20:22:38 | 日記

●議会もあり、充実した9月は今日が月末です。悲しい知らせがありました。ご近所のご老人で、大変洒脱な山本さんが、89歳で亡くなられました。お通夜があり、焼香させていただきました。山本さんに、「私の座右の銘は“一陽来復”です」と言ったら、短冊に書いてくれました。その他にも、「七転八起」や「悠々自適」。悠々自適には「吾唯知足」を付け加えていただきました。七転八倒ではなく、七転八起は勇気が出ます。七転八倒のときに「一陽来復」の言葉に出会い、今七転七起の最後の一起加勢と前へ前へ…。山本さんご冥福祈ります。(合掌)

 

●27,28日は、道産子会の親睦旅行で、上山田温泉泊りでした。5時近くにホテルに入り、テレビをつけて始めて「御嶽山が爆発」したのを知りました。ホテルの人に言わせると、御嶽山は、ここから100キロ以上離れているから大丈夫ということでしたが、テレビで見る限り噴煙が大きく、災害の大きさが確認できます。御嶽山は、登山コースとして「観光スポット」のような面もあり、初心者も多く登山されているようで、災害にあわれた方の救助が急がれると思いました。親睦旅行は、気の合った道産子ですから、今年も楽しく行ってきました。

●9月議会での私の一般質問と決算に対する反対討論、そして工藤日出夫の議会レポートは、基本的に三位一体です。たくさんの方からメールでご意見いただきました。また、議会レポートも、よく読んでいただき、一番多いのは、「100条委員会設置の署名はどうしたらできるの」という問い合わせです。「腐ったミカン…」に対する賛同のメールも多くあります。一般質問の最後の原稿をくださいという方もいます。一般質問では、時間の関係で省いた部分がありますが、本原稿は以下の通りです。

=私は、この一般質問を通して、石津市長による市政運営が、納税者の苦労や市民の生活観とかけ離れ、おごりが肥大化し、行き詰っていることが、はっきりとこの随意契約の議論の中で認識しました。

また、一般質問では限界があることも分かりました。この不可解な契約問題などの解明は、一日も早く地方自治法第100条に基づく調査特別委員会を設置し、庁舎建設、設計委託の随意契約、防災倉庫の随意契約含め行政全般にわたって調査すべきと考えています。

しかし、今議会では、議会運営の申し合わせで、特別委員会の議員提案の時期が過ぎていて提案できません。次の議会に向けて、明日から100条委員会設置の署名を集めます。住民投票の反対票26400人を目標に是非ご協力ください。もはや、市民の力を結集するしかありません。

このまま腐ったみかんを置いとくわけには参りません。腐ったみかんは、まっとうなみかんを次々腐らせます。一刻も早く取り除く必要があります。

皆さん、北本市43年の歴史の中で、わずか3年の間に、1社に16件、約2億5千万円の随意契約をしたことはないでしょう。なぜこのような暴挙ができたのでしょうか。100条委員会しかありません。

市民の理解を得ながら、過去3代の市長と市職員が、新庁舎建設に向けて、正に爪に火をともすような苦労の中で積み立てた「庁舎建設基金」を、いとも簡単に随意契約で支払ってしまう。このような体質の変化は、まっとうな職員にも感染する可能性があります。これでは、消滅都市どころか壊滅都市になってしまいます。

12年にわたる石津市長の行政運営の中で、ほこりも、汚れも溜まってきています。聖人君子といえども、時間と共に豹変します。ガラス張りの市政は、曇りガラスになっています。いまこそ、汚れたガラスを大掃除しましょう。市政のガラス磨き運動が必要です。

防災倉庫の建設事業も随意契約でした。立派な倉庫ができました。さすが随意契約倉庫です。基礎コンクリートは、設計にはないゆがみがいくつも見つかった他、多々問題もあるようです。これも土を盛ると分からなくなる。強度に問題ないとしても、土台かこれでは…防災倉庫です。

この随意契約は、入札不落が原因ですが、新庁舎を請け負った業者が、何と予定価格122,326,050円を上回る、設計金額124,950,000円ぴったりで契約しています。神業です。どうするとこのような金額になるのでしょうか。市長だけは知っているのでしょうか。

住民投票で市民に迷惑をかけ、新駅を望む市民に失望を与え、その結果の責任も取らず、得意満面に住民投票について講演しているようです。失望した市民の痛みや税金を無駄使いされた市民の怒りに、平然としていられる神経は理解不能です。スコットランドの自治区の総理が、住民投票敗戦の責任を取って、潔く辞任したに比べ、何とみっともない姿であろうか。

げに恐ろしいのは、勘違いにより、権力におごり、裸の王様になることです。私の座右の銘は、一陽来復と諸行無常です。一陽来復は、明日に希望を持とう。諸行無常は、形あるものは必ず壊れる。おごれる平家久しからず。常に権力者は謙虚でありたい。北本市を真に愛する、市民の良識を信じて、一意専心、まっとうな市政の実現に市民の力を結集します。=

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駅立ち=涼しくなりました。議会レポート第117号できました。

2014-09-26 19:44:27 | 日記

●今朝、工藤日出夫の議会レポート第117号を配布するため、駅東口に立ちました。たくさんの人に取っていただき、ご苦労さんと声をかけていただきました。前回は8月末でしたが、今日は涼しくこれぐらいだと楽です。子どもを連れた若いにお母さんに、「中丸学童のものですが、いろいろお力をいただきありがとうございました」とお礼の言葉。どうやら、施設の建築に伴い、一年間学校の教室が学童室になるのですが、市は一教室でした。60人以上の子どもが一教室では窮屈な状態でしょう。二教室に改善されたことに対するもののようでした。この程度のことで市民に心配をかける市政とは…。隋契には熱心なのにね……?

●議会レポート第117号です。添付しました。ご意見ください。

 (クリックすると拡大します)

 ●子ども子育て支援法に基ずく関係条例が提出されました。最終日に採決があり、以下のように賛成討論しました。私のつたない理解の範囲内で、関係者に満足のいくものになったか心配ですが…。

<議案第52号北本市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例に賛成の討論をします。

本条例は、子ども子育て支援法の施行を控え制定されるものであるが、この条例が今後の本市の学童保育の方向を決める重要なものであります。

学童保育は、子育て支援、少子化対策の面が強調されていますが、それより経済成長にとって欠かせない、労働政策の重要な鍵を握っていると認識しています。

本条例は、学童保育室等の基準を定める条例ですが、経過措置に期限が設けられておらず、このことが本条例で定めた基準の執行に遅れがあっては本末転倒です。

また、この間直接条例に関係するものではないが、9件のパブリックコメントがあったと答弁されました。それらは利用者や父母の切なる願いでもあると思われるので、条例制定後しっかり受け止めて保育行政の責務を果たしていただきたい。

少なくとも条例が制定されることで、これまでの学童保育行政の水準が低下することがあってはならない。むしろ子育て環境の拡充にきするものでなければ条例制定の意義はない。

本条例は、厚生労働省が示した要綱の範囲内のものであって、北本市が独立した自治体としての基準を示すことになっていない。本条例は、条例制定で終わるのでなく、この条例制定を期に、地域・利用者・保護者、行政が協働で、よりよい仕組み・基準をつくるよう希望し討論とします。>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月議会閉会。決算に反対討論しました。

2014-09-25 22:13:04 | 日記

●本日9月議会閉会。平成25年度一般会計決算について、我々会派「市民の力」は、以下の討論し、反対しました。反対は共産党の2人と大澤議員の合計5人でした。現王園孝昭議員、「現さんの心に響くまちづくりニュース№118号」で、平成25年度決算に対して、市債の多さや義務的経費の増大、公共施設建設事業、身の丈を越えた過大な資産形成に警鐘など、批判的に記載していましたが、今日の採決では討論もせずに、「賛成」しました。同じ会派の大澤議員は反対でしたが…。

●我が会派の討論は、高橋伸治議員がしっかり述べました。少し長くなりますが、我々の思いを表現しました。

<議案第38号平成25年度北本市一般会計歳入歳出決算に、会派、市民の力を代表し、反対の討論をします。

我々は、平成25年度一般会計予算に賛成をしました。その後、平成25年第2回定例会補正により、庁舎建設費の組み換えがあり、この組み換えには反対しました。しかし、結果として元にもどりましたので、決算の大半について、その税の使途に異論を持っていません。

まず、反対の理由を申し上げます。

この決算には、昨年12月15日に実施された、新駅賛否を問うの住民投票における「新駅促進期成会への負担金1353万円」が含まれています。この負担金については、平成25年第3回定例会に補正予算として提出され、一方の団体のみに交付することに、不当・不公平と反対した経緯があります。

その後、市民は住民監査請求を提出、北本市監査委員は違法性がないと却下。それを受けて現在さいたま地裁に提訴し、10月から審理が行われます。この活動については、我々会派は積極的に賛同し、協働しています。少なくとも、このような納税者である市民に疑問をもたれるような税金の使い方を容認することはできません。

また、住民投票においても、反対された大きな理由の一つに、この不公平な補助金がありました。新駅の住民投票は、北本市民が税金の使い方、税金の使われ方に「目覚めた」瞬間でもありました。10数年前、加藤市長を追詰めた石津市長候補者が、呼びかけた言葉が「ウエーク‐アップ北本」。直訳すると、目覚めなさい北本市民であったと思います。住民投票で北本市民は目覚めました。目覚めた最大の理由がこの補助金であると我々会派は受け止めています。皮肉なことに、石津市制に「反対を唱える」という形で、石津市長が目指した「ウエーアップ北本」が実現しています。

さて、今任期最後の決算審査を通して、石津市長によるまちづくりの到達点は依然見えてきていません。この間、選挙のマニフェストの実行が主眼であるが、すでに3年過ぎたにもかかわらず、基本理念の「ファーストクラス」が何者なのか、仮想から実像に至っていません。このファーストクラスを本気で目指してきたのかはわかりませんが、思いつきの単発事業、バラマキと思われる事業が、起きては消え、起きて消え、まさにマスコミの一時的報道のために、市民の血税が使われてきました。

これまで、公正で公平、コンプライアンスを強調しながら、1社特命の随意契約が16件約2億5千万に上ります。李下に冠を正さずという言葉は、どこに行ってしまったのでしょうか?これは100条委員会が設置されると、その真相は解明されることになりますが、政治が行政をゆがめるような事例が起きないことを願っています。

市民の税負担が増加する中で、今後、市民の信頼が得られる決算になることを願い、反対討論とします。>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一般質問終わりました。

2014-09-22 21:37:59 | 日記

●今日、一般質問終わりました。いまの自分の能力を精一杯使っての質問です。この間、安井建築設計事務所との全委託契約の資料を請求し、初めてわずか3年で16件約2億5千万の事実が分かりました。庁舎建設は、庁舎建設特別委員会が中心に議論しています。しかし、建設工事に注文つけても、その周辺で起きていた契約はまったく報告されていないようです。自分は庁舎建設特別委員ではありませんので、このような状況になっていることに気がつきませんでした。

●この委託契約が「随意契約」しかも、1社特命の随意契約でした。平成22年に新庁舎建設基本設計をプロポーザルで選定し、工法・理念などを継承するために、すべてを随意契約にしたと執行部は答弁しました。随意契約は、価格が割高になる。癒着・談合・不当な介入など諸悪の根源といわれています。当初予算で計上した予算額を1千万円も高くなる。見積書を見ると不自然なものもあり、不可解な状況でありました。

●このため私は最後に、一般質問での限界を認め、地方自治法第100条に基づく調査委員会を設置し、徹底した調査が必要であると申し上げました。議員提案するには、会期末ではできませんので、100条委員会設置の請願を12月議会に提出するため、市民に呼びかけ署名を集めようと考えています。石津市長は12年間ですっかりほこりが溜まり、公約のガラス張りの市政は曇りガラスになり、隠蔽体質が蔓延しています。もう「腐ったみかんを置いとくわけにはいかない。腐ったみかんはまっとうなみかんを腐らせる」と申し上げました。詳しくは、24日以降になると思いますが、議会から録画配信されますので、興味のある方はご覧ください。そしてご意見ください。

●先ほど、ブログにメッセージが届きました。傍聴されていたのでしょうか。

<今日の工藤議員の一般質問を傍聴した友人から、「最後の演説は素晴らしかった。気持ちが清々した。」と聞いた。16件が同じ安井建築へ随意契約で決定したこと、契約額が予定価格とぴったりだったこと、この10年間、腐ったミカンで市役所まで腐ってしまった。もっと衝撃的なことは、そもそも市役所の設計がプロポーザルで決定されたことである。プロポも随意契約で「設計者」を決めること。入札なら一番安い業者だが、プロポなら市長の意志が強く働く。この業者にしろと言われれば、副市長を頭とする選定委員会は点数を調整できる。その他の契約も、安井建築以外は市長決裁が取れないから最初から安井建築にしている。そこまで取り巻きの職員も腐ってしまった。予定価格を知っているのは市長、副市長、総務部長だけ。>

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

22日午後1時から一般質問。随意契約の適正運用について

2014-09-21 22:54:27 | 日記

●ブログご無沙汰でした。議会中ということで…やっと明日の一般質問の発言要旨ができました。設計業務の随意契約を取り上げます。この3年間に1社に16件、約2億5千万円が随意契約されています。不覚にもこれほどの量になっていると気がつきませんでした。1千万を超える契約が4件もあります。完全に解明するには一般質問でなく、100条委員会の設置でしょうね。がんばってきます。すは午後1時からです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする