四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

県単位の国保。来年度の国保税の必要額公表。地域ファンドの多様化で起業環境の今後に注目

2018-01-31 09:48:33 | 日記

●今日で1月も終わり、今年も残りが11カ月です。毎日時間を作って百条委の記録の読み込みと整理を続けています。最終報告書のためです。その合間を縫って、自分の議会レポートの編集や人口動態の調査、介護保険制度のことなどをしつつ、気分転換にブログ(四輪クドウの独り言)を書いています。

●今朝の埼玉新聞の一面は、今年度から始まる国民健康保険の県単位(保険者)に移行するための、市町村ごとの保険税必要額(一人当たり)の本算定が載っていました。北本市は、89,600円で対2016年度比の97.59%となったようです。これを基にこれから市町村の保険税が確定するのでしょうが、医療財源の確保は重要ですが、それとともに医療機関、医療制度の充実は絶対的条件なのでしょう。特に医師不足による救急医療の脆弱な埼玉です。医療に対する適切な理解が、市民に求められています。

 

●ビットコインなど仮装通貨問題が、社会問題化しています。私の元々の理解は、通貨に「仮想」なるものがあるのかということです。貨幣という現金を持つようになって半世紀以上です。こういう通貨(仮想)が、何とネットの中で30分ぐらいで500億円が流出(盗みとられた?)というから恐ろしい。また、銀行の預金が10年間取引されないものが数百億円毎年発生するとか。今度この資金を政府が管理、NPO等へ供給するらしい。

●先々週、滋賀県大津にある「市町村国際文化研修所」での〝イノベーションによる地域産業振興」の講演で、東近江市の取り組みの中で、NPOの活動資金にこの銀行の休眠預金を活用することが検討されていました。さらに東近江市は、SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)についても先駆的に研究し、実践しています。地域で起業させようとした時、最も不足しているのが資本(投資)に対する体制です。

●私は、生涯学習社会の中で、これからビジネス環境、特に創業・起業を進めるにあたり、「地域ファンド」が必要であると考えていたので、東近江市の取り組には興味を持ちました。工場系の企業誘致には限界が来ているとしたら、これからは新創業・起業誘致も視野に入れることが必要と考えています。そんな中で、日本郵政のゆうちょ銀行とかんぽ生命が、有望なベンチャー企業や事業再生・地域活性化策に投資するファンド運用会社「JPインベストメント」を立ち上げるという報道を目にしました。1,200億円規模らしいです。銀行の統廃合が叫ばれる中で、日本の銀行(金融機関)の新しい動きに注目です。

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急いで駐車場廃止してホテル建設まだ始まらないの?あるまちの元部長「市長の答弁」ひどいね・・・と

2018-01-30 21:50:30 | 日記

●東口のホテルの建設はいつ始まるのかと、市民に聞かれました。そういえば先日(20日)の議会報告会でも質問があった。10月に廃止してもう3カ月。それなら慌てて廃止することなかったのではないかと言われました。確かに1月には着工すると聞いたように思う。議会報告会では、ある議員が「建設業者と建設に関してまだ話が整っていないから」と言っていた。そんなもんかね…建設計画が未定のままに、借地権契約だけ急いだわけはなんなのか。地元建設業者の名前は、看板に書いてあったが決定ではないのか…?。まあ出来ないほうがいいとは思うけど…長期的に見れば。

 

●先日、保険の契約で、退職した元県東部のある自治体の部長経験者のところに行きました。北本市は駅前の一等地に、事業用借地権でホテルを建てるのと聞かれました。「ええ」と答えました。公共と複合?と聞かれ、いえ全部ホテル(民間施設)ですと言うと、すごいことやるねえ。普通は1/3ぐらい公共スペースつくるでしょう。30年間も公共財産貸付けるのに、考えられない。議会の録画、工藤さんと市長のやり取り聞いたけど、かみ合っていないね…よく我慢しているね。だって答弁になっていないよね。

●よくわからなかったが、工藤さんが心配しているのは、ホテル業者が倒産したら、市の土地に建てた建物が抵当権を設定され、競売等にかけられたときにどうするのかということでしょう。答弁が分からない。市が行政執行するから抵当権を設定した銀行が解体して市に土地を貸さなければならないから、銀行は融資をしても抵当にしないということだったの?そういうことだと思いました。そういう答弁書、役人が書いたの?知らない。ひどいまちの議員しているんだねえ、工藤さん。と慰められました。

●最後に副市長が答弁していたね。副市長は指名されないのに、答弁するの北本市は…。うちは副市長が答弁することはほとんどないよ。部長が中心で、指名されたときに市長だが、副市長はないね。へえ、指名されないのにでしゃばるんだ。市長は黙っているの。聴いていたけど、「民間との契約にリスクはある」という答弁には腰抜かした。リスクがあるなどと口が裂けても言えないし、さっきの抵当権のような問題は慎重にも慎重に検討するだろうね。こういうまちもあるんだね…今でも。

●定期借地権契約も、ホテル建設誘致も、議案でないから議会としてはこれ以上は…。読売新聞読んだけど、工藤さん乗り掛かった舟だから、途中で降りないで頑張ってと激励されてきました。この元部長、生涯学習で知り合って25年ぐらいになるかな…。ヤレヤレです。

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午前中、学童父母会と議員との懇談会に出席。環境改善が急務と認識。防災訓練にも参加。

2018-01-28 16:27:28 | 日記

●今日は、学童保育父母会と議員との懇談会とマンションの防災訓練の時間帯が重なりましたが、午前中の学童父母会との懇談会へ出席し、その後遅くなったが防災訓練に参加しました。学童とは、毎年懇談会が実施されています。8名の議員が出席しました。学童から丁寧な説明があり、その後、学童との意見交換が行われました。施設の改善、環境の改善は、喫緊の課題であり、改善の必要性を改めて強く感じました。

 

●施設の増設は、中丸小学校区は既に定数の3倍(40人⇒120人)になろうとしていますし、北学童の園舎は老朽化が激しく明日にでも建て替えが必要です。しかし施設の増設や建て替えは、中期的な将来において子どもの減少が予測されているので、学校施設の有効活用で対応できるし、そうすべきと考えました。トイレの環境の悪さは、驚きとともに放置していることに驚愕しました。指導員の処遇改善の国庫金についても、確か平成28年度の予算総括でも質疑しているが、対応していないということで、これにも驚きでした。人口が流出していることに歯止めをかけることは、喫緊の政治課題です。

●マンションの防災訓練は、トイレの設置と炊き出し訓練で、大勢の住民の協力で、無事に終わりました。学童から帰り、私も短時間でしたが参加できました。3.11で大変な経験をしました。いつ来るか、予期せぬ災害は、白根山の噴火で実証済みです。備えあれば患いなしと言われるように、これからも訓練に参加していきます。

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講演会大盛況!医師不足は深刻。医師が労基法(勤務時間遵守)守ったら、医師不足はさらに深刻になると・・・

2018-01-27 22:11:41 | 日記

●今日は本田宏先生の講演会。9時から会場づくり。市役所会議室ということで、議会事務局の職員に世話になりました。休みなのに申し訳ない。残雪は凍っている。足元が悪いそのうえ寒い。行きたいけど失礼とずいぶんの人に言われていたので、参加者がいるか心配していました。実際は50人を超える盛況でした。昨年は慶応大学の井手先生の講演で、あれからちょうど一年です。あの時は80人超える大盛況でした。

 

●今日の講演も、多くの人に聞いてほしかった。参加された方が上手にまとめていただいていますので、それをコピペします。著作権あると思いますが、ごめんなさい…。

 

「社会保障と現代医療の現状とこれからの安心できる地域医療」講師は本田宏さん。昨年の井手英策先生の講演からもう1年経ったんですね。早いものです。医療の問題を中心にもっと社会のこと政治のことに関心を持っていきましょうと全国を行脚して講演している本田先生。さすが、ダジャレを交えて面白く、わかりやすく伝えてくれました。

世界的に見て日本の医療費は少なすぎる。医師も足りない。しかし薬は高い。高額の医療機器を備えているのに医療費は驚くほど安い。誰が儲けているかは明白。病院が黒字経営できる環境にない。高齢化率が高いのに医療費のGDP比はようやくOECD平均を超えたところ。医師の過労死問題が出ているけど、労基法を守ろうとすると医師は足りない。診療時間を短くするなどせざるを得ない。医療崩壊。介護の現場も同じ。お金がない人は介護が受けられない。介護の現場も人不足。賃金が安すぎる。介護事業者の倒産が増えている。最低生活費は最低生存水準を下回っている。

生活保護の捕捉率は10%台。受けにくい上に、水準も低い。グローバル年金ランキングでは27か国中26位。社会保障の水準がとにかく低い。生活保護の水準を引き上げないと、最賃や年金も上がらない。25条の生存権がないがしろにされている。フランスでは労働法案反対のデモに高校生が参加して、反対を訴えた。民度が高い。また、フランスでは人生を楽しむために働くのに対し、日本では労働それ自体が目的化しているように思う。

日本の教育は5つの押し付け(①暗記、②苦手、③制服、④規則、⑤団体行動)考えない人間を作り出している。2005年に日本テレビで放送されたドラマ「女王の教室」からいい加減、目覚めなさい。日本という国は、そういう特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。そういう特権階級の人たちが、あなたたちに何を望んでいるか知ってる?

今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず、テレビやマンガでもぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら上司の言うことをおとなしく聞いて、戦争が始まったら、真っ先に危険なところに行って戦ってくれればいいの。」

●とまあ、刺激的な講演でした。どう受け止めたか聞いた人それぞれでいいと思います。聴いて一言。選挙に行こう!棄権はするな!

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27日講演会。深刻な医療の現状を知り、地域の医療についてご一緒に考えてみませんか。

2018-01-26 07:44:05 | 日記

●おはようございます。今日は9時30分から代表者会議があります。さて、お待たせしました。いよいよ明日(27日)本田宏先生の講演会です。深刻な医療問題、社会保障問題、そして高齢社会における介護の問題と、私たちを巡る社会問題をすっぱと切っていただき、地域の福祉・医療・介護を考えたいと思っています。寒い日が続いていますが、準備してお待ちしています。

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