四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

北本高校延長11回0-1で惜敗。息詰まる投手戦、堅実な守備に拍手。

2014-07-19 22:05:29 | 日記

●今日は北本高校が、ベスト16を賭けた市立川越高校と試合があり、上尾市民球場へ出かけました。さすがに、ここまで戦いを進めてくると、観客も多く、駐車するのにすっかり時間がかかってしました。駐車場には、川越や所沢ナンバーも多く見られ、川越高校の応援も熱が入っていました。

●川越高校は、Bシード校であり、強豪です。特に上条投手は、県下ナンバー3に入る好投手。私が球場に入ったが、試合開始から15分過ぎていました。スコアボードを見ましたら、二回裏で0-0でした。さすがに好投手。切れのある直球。北本高校の打者のほとんどは降り遅れ。しかし、北本高校の須藤投手も好調で、スピードもあり、三振の山を築いていきました。

●最初のヒットは北本高校で、川越はランナーが出たのが確か5回。シード高相手に一歩も引かない好勝負になりました。川越高校に焦りがあるのか、内野のエラーもあり、チャンスはあるが後1本のヒットが出ず、0-0のまま延長戦に突入。11回裏、川越高校四球で出塁、バントでツーアウト2塁のピンチになり、川越高校の3番バッターのセカンドへの低いライナー。北高野2塁手、地面すれすれに好捕。グラブを上に上げノーバウンドアピール。しかし1塁塁審はワンバウンド宣告。慌ててファーストに投げたが暴投になり、サヨナラゲームになりました。しょっとしたら、大金星かと…期待が膨らんだ効ゲームでした。

●すばらしい試合でした。息詰まる投手戦。ここ5年ぐらいの中で、最もまとまったチームでした。たくさんの顔見知りが、応援に駆けつけていました。学校の目の前に野球場を使わせてあげたいなー。防球ネットを整備しなくとも、守備練習やシートバッティング、鳥かごを使ったバッティング練習、走塁などできます。防球ネットの整備待ちで、6年も硬式球の使用禁止にしています。そろそろ、こういう不条理が改められるときが、来ているように思いますが…。

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全国知事会「人口減で非常事態宣言」とか…今頃気づいたの?知事さん…

2014-07-16 19:35:03 | 日記

●今朝の埼玉新聞一面は、全国知事会が「人口減少非常事態宣言」と大見出しです。全国知事会は、佐賀県唐津市で開幕。人口減少問題を「国家の基盤を危うくする重大な岐路」と非常事態宣言した。昨夜のニュースでも報じていました。きっかけをつくった日本早世会議の座長の増田寛也さんも出席しての意見交換もあったようです。それにしても今頃…の感があります。

 

●私は、生涯学習の調査・研究に関わった70年代に「日本は高齢化社会突入」と同時に「団塊ジュニア後」の少子化がそろそろ話題になり始めていました。戦後高度成長期に、地方から都市への人口移動が行われ、その後核家族化と同時に少子化が始まりました。「多産・多死」から「多産・少死」で人口増加、そして「少産・少死」で高齢化になり、いま「少産・多死」化が進行し、人口減少が起きています。

●そういう状況の中で、ここへきて地方の人口減少の進行が激しさを増しています。先般の日本創生会議は、出産可能な女性の人口動態に着目し、その減少幅が50%を越えた都市を「消滅可能性都市」と公表しました。最大の問題は、若い人の大都市集中です。特に東京への一極集中は、何もここへ来ての問題提起でなく、ここ2,30年いわれ続けてきた問題です。昨日、全国知事会が大問題視しましたが、私は、これまで気がつかなかった地方政治のリーダーに不信感があります。今朝の新聞の報道で、子どもの貧困率が16.3%と過去最高を更新とか。幸せな子ども社会には程遠い状況です。一方で、子育ての経済問題が少子化の理由という研究者も多く、子どもの貧困は深刻です。

●国の責任というか、経済・産業構造の改革は待ったなしです。本社と生産機能を、大都市から地方に移転させる。これだけ交通網を整備しながら、いまだ大都市に集中させる仕組みでは、地方の努力が実るのは限定的です。もっと言えば、大企業優遇政策から中小企業や地場産業が持続的に維持発展できる構造への誘導が重要です。増田座長は、拠点都市への転換を提言しています。中央公論では、小泉進次郎代議士との対談で、「すべての地方都市は残せない」と発言しています。人口増加=地域の発展という伝統的なとらえ方から、人口規模と住民の幸せ感を、真剣に住民と議論する機会であるかもしれません。

●昨日北本高校が八潮高校と対戦し、3回戦突破をしました。スコアボードの選手欄に、投手「アブドラ」と出ていました。ほお…外国人投手かと思っていました。長身から投げ下ろす左腕投手。大きなカーブが印象に残っています。投球フォームが大きくゆったりしていることから、北本高校の足のある選手に盗塁を許し、それが失点につながった。今朝の埼玉新聞に、大きく取り上げられています。母国パキスタンを「野球の強豪国にしたい」と大きな夢が実現されるといいですね…。北本高校いよいよ4回戦。対戦相手はシードBの市立川越高校。19日午前9時上尾市民球場です。ここが分岐点。がんばれ北高!

 

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高校野球=北本高校3回戦コールド勝ちで突破!

2014-07-15 19:58:53 | 日記

●今朝は北本高校野球部関係者の市民から電話をいただきました。午前9時から上尾市民球場で、夏の甲子園埼玉大会3回戦が行われるので応援に来てというメッセージです。そのつもりでいましたので…球場に着いたのが9時15分。1回表の北本高校の攻撃が終わり2点先取でした。その裏相手の八潮高校が連打で同点とし、これは拮抗した試合になるかと気合を入れるよう、自分を鼓舞しました。しかし、打線が活発で、その上盗塁など絡め2回には4点、3回に5点、5回の表に1点の合計12点取りました。また2回以後は投手が立ち直り、0点に抑え、5回表裏終了で10点差のコールドゲームになりました。これで久しぶりの3回戦突破!次は19日とか。気張っていけ!

●自分も50数年前、田舎の高校で部員不足から人数あわせの補欠で借り出され、ベンチに座ったことがありますが、勝っても負けても青春時代の思い出の1ページになります。それにしてもスタンドの応援はほほえましい。「ピッチャー、キャッチャーのミット目がけて思いきっり投げろ!」と声援が飛ぶそばで、「ピッチャーあせるな!.ボールを散らせ」と真逆な声援。「バッターいいボール来たら思いきっり踏み込め」との声援があるかと思えば、「バッター、カーブが打てそうもないから気をつけろ」と。それはそれはそれぞれのスタンドコーチの騒がしいこと。これを選手が全部聞いていたら、わけ分からんことになるなーと思いながら聴いていました。

●北本高校野球部を応援するようになって6年ぐらいになるのかなー。ふじみ野市のプール事故を受け、これまで高校に貸していた総合公園の野球場の使用を禁止したことにはじまります。使用再開に向けて、陳情や請願がでたり、当時の文教常任委員会で要請を受けたりしました。ちょうど、上尾高校の監督であった現在の監督が赴任し、期待が高まっていました。しかし、いまだに使用は認められず、北本高校は鴻巣市の球場を使っています。グラウンドスペースが狭く、ファールボールが球場外に飛び出すことが危険で使用禁止しました。防球ネットを整備するといって6年、調査すれども財源なしでここまで来ています。来年選挙ですから、いよいよ公約に出すのでしょうが、少しでも野球をかじったものなら、現在の球場のままでも、守備や試合形式のシートバッティングの練習はできると思います。せめて、試合の応援でもと思い、毎年通っています。

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ワールドカップはドイツ優勝で幕。新駅期成会への補助金不当と住民監査請求の回答=却下

2014-07-14 08:49:48 | 日記

●FIFAワールドカップは、ドイツがアルゼンチンとの死闘を制し、チャンピオンになりました。この大会をテレビ観戦し、サッカーに限らず、ワールドクラスのスポーツ大会は「人間の限界」への挑戦が見られ、一つ一つのプレーにしびれます。それにしてもサッカーの起源は諸説ある中で、最近は中国であり、日本の宮廷の「蹴鞠(けまり)」という説が出てきており、日本のサッカーのこれからに期待しましょう。

●日本チームは、予選リーグで敗退し、多くのサポーターが落胆しました。しかし、私は日本の近代サッカーの歴史から見て、まずはワールドカップに出場したことを評価すべきと思います。コートジボアールとギリシャ戦は、十分勝機はあったが、そこを勝ちきれない何かが不足していたと見ています。選手個々の技術的な力だけでなく、チームとして総合力に集約していくマネジメント力などに課題があるように思いました。4年後を楽しみに、日本サッカーの更なる進化を祈っています。寝不足がなくなります。

●盟友、信友、刎頚(ふんけい)の友でもある平田正昭氏から、住民監査請求の回答があったと連絡をいただきました。平田氏は、昨年12月に行われた新駅の建設の是非を問う住民投票のとき、市長が議会の議決を得て、市長が会長の「新駅促進期成会」に1353万円の補助金を出したことは、関係法令に反しているので市長に返還を勧告してくださいと、130名の住民と共に市の監査委員に監査請求していました。回答は、「議会の議決を根拠に支出した公金は、違法又は不等には当たらない。他の事項についても、違法又は不当でないので却下する」というものでした。監査委員は、法令の適用だけでこのような判断されたことは理解できますが、社会通念や社会倫理感から見て、普通に暮らす住民が溜飲を下げる指摘もあってもよかったのでは思っています。

監査結果通知書の一部(判断部分)

 

●私はこの議案(補正予算)には、痛烈な反対討論しています。新駅に賛成・反対に関係なく納めた税金が、「賛成」のために使われることに対する公正性に疑問を持つのは当たり前です。平田氏は、この結果を受け「選挙の一票の怖さをまざまざと見せ付けられた」と語っています。また、「住民が選挙で選んだ市長と半数以上の議員が利益を共有してしまえば、市民のための市政が『一部の権力者たちの意のままになる』という事実です。そして、それを市民の立場で、納税者の立場に立って『監査』」してくれると期待した監査委員もまた、権力者による『権力の乱用』を厳しく注意喚起することもなく、追認するだけの仕組みであるという事実でした。」とも語っています。このようなことのないようにするのが議員の責務なのに、むしろ積極的に推進しようとする議員が過半数いる北本市議会のなかで、少数派という立場に口惜しい思いを強くしています。

●滋賀県知事選挙は、嘉田知事後継の三日月氏が、自公推薦の候補者を僅差で破りは当選。強権的な手法の現政権への批判も三日月氏に追い風になったという解説に、そうであって欲しいと率直に感じています。私は、権力者は常に謙虚であるべきと考えています。停滞した状況を突破するには、時に強権的手法が必要あることは理解しています。しかし、権力は魔物です。魔物も刃物も「使い方」を間違えると、凶器になります。昨夜NHKの大河ドラマ「黒田官兵衛」

は、本能寺の変の場面でした。まさに強権的手法で天下統一をめざした織田信長が、腹心の明智光秀の謀反で野望が費える。結果から見れば、彼に不足していたのは、「謙虚さ」ではなかったのではなかろうか。

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また一人生涯学習の師が逝く…お茶大の森隆夫先生(合掌)

2014-07-11 21:58:54 | 日記

●朝刊の訃報欄に「森隆夫」さんが載っていました。森さんは、御茶ノ水女子大学の教授で、社会教育の論客の一人でした。教育行政学が専門で、生涯教育にも造詣が深く、わが師の一人故岡本包治先生と共に良く教えていただきました。社会教育や家庭教育の分野にも多くの論考を残しています。私の記憶違いでなければ、森先生がPTAの講演会で、「PTAは、“父母と教師の会”であって、母親と先生の会では駄目。父親と先生の会でも駄目。ましてや、教師が参加しないで親だけの会では“PA”で『パーの会』になります。」といったことがありました。今日の訃報記事を見ながらそんなことを思い出しました。ご冥福を祈ります。合掌。

●常識では考えられない話題が起きます。ここ1週間では、地方議員として看過できない出来事がありました。都議会での女性に対する人権意識のない発言。男性議員の女性議員に対する軽率というより、「不遜」なものでとても容認できるのではありません。何より自民党議員に多いことが、この国の保守系議員の人権意識というより、特権意識こそが問題視されるべきでしょう。もっとも、このグループが絶対多数になっているわけですから、国民・市民が選んだ政治体制、すなわち「国のかたち」になっています。幕引きの速さは、まさにムラ社会を象徴しています。

●兵庫県議の号泣記者会見もびっくりというより、うんざりでした。内容は、議会に身をおくものとしては恥ずかしい一言です。政務活動費の使途報告で、領収書のない旅費が300万円とか。詳細がわかりませんから拙速に申し上げられませんが、いくつか思い当たることについて申し上げます。190回もの出張は異常。「異常」です。定例会中に、政務活動で出張は緊急なもの意外は非常識。この議員、政務活動の前に議会活動が優先ではなかったのか。それに今日のニュースで、兵庫県議の中に郵便切手を大量に購入している事例がありました。政務活動費は、いろいろな地方議会で問題にされています。北本市の場合は、月額2万円。年間24万円です。私は二人会派で、48万円です。二人で話し合い、基本的に研修会参加。議会報告の機関紙発行。議会報告会の開催案内。行政視察は極力控えています。透明性と説明責任は免れません。号泣の兵庫県議、辞職の前に、徹底的に政務活動費について説明する必要があったのでは…ムラ社会脱皮の機会になればいい…

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