大晦日が最も暗い⇒それは明日の元日が希望の明るさにつながるからです。今日の夕日は見えませんが、確実に明日の朝日で戻ってきます。

●2021年365日目。大晦日です。「晦」という字は、「月の末日。「晦朔 (かいさく) 。 月が出ず、暗い。」という意味だそうです。そういう意味では、12月の晦日を大晦日と言いますが、もっとも暗い日ということになります。それは逆に、明日の元日が日の出とともに、最も明るい日となるということと私は解釈しています。まさに明日の希望が待たれると思います。

●今日の夕日は曇り空の中で見えませんが、間違いなく今年一年の良いこと、悪いこと、特に自分にとって良くなかった事柄をもって西の空に沈んでいき（今この瞬間、どこかの国の初日の出になって幸せを与えているはずです）、明日の朝６時45分ごろ、私の日の出となって「希望」をもって戻ってくるはずです。

●今年はコロナ感染増加の中での新年でした。春には第４波と言われ、８月には「第５波」になり、人々の生活に影響を与えました。そのような中、５月の臨時議会で議長に選出されました。78歳の遅咲きの就任でしたが、ある人（退職された職員）が、「天命」だと思って頑張ってくださいと激励されました。３回の定例会を務めました。質問ができないもどかしさになれてきました。

●議長席から見える（聴こえる）議論の風景は、これまで議席で見るものと違うことも新しい発見でした。自分は議員５期目でこれまでの４期16年では経験（学ぶ）ことのできないことをさせていただいています。まずは議会選出の監査委員です。一度はご一緒させていただき勉強したいと望んでいた「代表監査委員」と２年間（2019.5～2021.5）財政と執行の行政運営深部に関わり、その成果は私の宝物です。特に国税出身の代表監査委員には、「税」に対する覚悟を思い知らされました。

●また同時期に、ごみ処理新施設整備を進めていた「鴻巣行田北本環境資源組合議会議長」に就任させていただきました。この組合議会は、2020年3月に解散しました。前年の12月12日の正副管理者会議で「協議の白紙」を決めたことからでした。1年未満の短い間でしたが、ここでも問題の本質（私なりの理解）を垣間見ました。ここでも素人の寄せ集め集団と利害が異なる議会議員、政治スタンスの違う執行権者が、数百億円（600億円規模）の大型事業を決める恐ろしさを見せていただきました。

●議長就任は、当初まったくそういう気持ちはありませんでしたが、日高議員から話がありいつの間にかそういう雰囲気になりました。私は、代表者会議で「議長選挙の前に所信を述べされていただきたい」と提案をお願いしました。結果として代表者会議ではまとまらず、当日動議を提出し、幸い動議が可決して所信を述べることができました。それだけではありませんが、当選しました。私は「根回し」という技術が上手でないので、最大会派以外の会派にお願いしました。ただただお願いしました。あとは運次第と思っていました。残りは１年4カ月です。何分高齢者ですので、健康に気を付け全うしたいと決意を強くしています。

●終わりにあたり、今年も多くの市民の皆さんにご理解ご協力を頂きました。この場を借りて感謝申し上げます。来年も、皆さにとって「幸せの多い」一年になりますようお祈りします。良いお年をお迎えください。

わが家の望年会２年ぶりに河口湖で。姫に罪滅ぼし。ホテルガラガラ、お風呂貸し切り。デルタ株じりじりとオミクロン株も増えている

●議会閉会後の23日、24日の1泊二日で、河口湖富士ビューホテルで2年ぶりのわが家の望年会。緊急事態や自粛解除の今しかないと決行しました。毎月積み立てて年末に富士山を見に来ています。去年はコロナで中止しました。100人位の定員のホテルですが、宿泊客は20人以下という状況で、風呂は貸し切りのようでした。日頃からわが家の「姫」には苦労を掛けていますので、年日1回の罪滅ぼしです。

●写真は山中湖からの富士山です。逆さ富士が水面に映っています。もう一枚は花のまちからのものです。絶景かな!絶景かな!…。今年もあいさつ回りは最小限にしています。それも玄関先で失礼しています。デルタ株の感染者が東京を中心にじりじりと増えています。同時にオミクロン株が大阪を中心に広がり始めています。この傾向は昨年の3月以降の大阪の感染（多分デルタ株？）が5月を挟んで関東にも広がりオリンピックで一気に爆発し、第5波となりました。どうやら第6波に向かっているようで心配です。

●第6波は、デルタ株でなく多分オミクロン株になるのでしょう。ワクチンが効果的と言いながら、堀内ワクチン担当大臣は、総理が前倒しと表明しても、その後に変更はないと否定しています。厚労大臣も同様です。ということはこの内閣は、総理と閣僚に一致した方針は無い、すなわち「閣内不一致」ということなんでしょうか。このような傾向は身近な市政でも見られています。市長と環境担当部長が議員の「ゼロカーボンシティ宣言は」との質問に「行います」と答弁、同じ議員の「太陽光発電を公共施設の屋根等へ」の提案に、ひとこと「しません」。どうやってゼロカーボンシティを実現するのでしょうね…。

オミクロン株の間違い。今日は御用納め、事務局職員の労をねぎらう。来年もよろしくと・・・

●まずお詫びです。昨日の投稿でオミクロン株をオムロン株と表現し、訪問者から間違いをご指摘いただきました。オムロンの血圧計を使っているので、「オムロン」が記憶に沁み込んでいました。ごめんなさい。

●今日は御用納め。お昼に議会事務局へ出向き、職員のみなさんへ、一年間の労をねぎらう言葉を述べさせていただきました。この一年、コロナ禍の中で議会運営はこれまでと違った展開があり、大変な労苦をかけました。まさに献身的に議会運営のサポートをして頂きました。明日から一週間ですが、ゆっくり休んで英気を養い、新年もまた頑張っていただきますよう祈念しています。

●また議員各位には、ラインでこの一年の労苦に感謝を申し上げるメッセージを送りました。来年は、オミクロン株の感染拡大が予想され、3月議会での予算審議に影響が出ないか心配しています。5月の臨時会で議長に就任して半年、3回の定例会を経験しました。議会の改善に向けてはこれからですが、議事機関としての職責は果たせたと考えています。来年は、任期最後の一年です。議員各位においても最後の踏ん張りを期待します。

●それにしても毎日寒いですね。私は北海道の生まれですが、関東の寒さは北海道とは違って乾燥し、骨に沁みるような寒気です。北陸・中国地方の日本海側が大雪です。車が雪の影響でストップし、大変な状況になっています。温暖化と言われながら冬はこれまで以上に寒気が南下し、大雪を降らせているようです。これ以上の大事に至らなければと祈っています。

オミクロン株が市中感染確認。いよいよかと・・・ワクチン3回目の見通しいまだ定かにしない政府。地方議会なんか変・・・

●オミクロン株の感染が確認され始めました。大阪をトップに京都、福岡、沖縄と続き東京でも感染が確認され、今日は愛知でも２人、大阪では６人が確認され市中感染が広がりを見せています。予想されたこととはいえ、１月以降の状況が心配されます。また、従来株のデルタ株も増傾向が示されています。今日も東京では50人近くが確認1週間前の数字を上回っています。幸いにも埼玉県は、前週1週間は減少でありました。一人ひとりの感染予防が大事なんでしょうけど、いまワクチン効果で「無償症」の人も多く、マスク着用と距離を保っていなければ市中感染は誰でもなります。まさに「明日は我が身か」ということです。

●さてワクチン３回目ですが、北本市議会は「３回目のワクチン費用」の予算を議決しています。担当は政府の方針にように準備し始めています。すでに予約について「市にお任せ」の手紙が届いているはずです。問題は政府がいつ自治体に配布するかです。ファイザーとモデルナについては、3500万回分は確保しているという情報があります。それなら、なぜそれを早急に自治体に配布しないかです。これだけオミクロン株の市中感染が広がりを見せつつあるときに、相変わらず「国民無視」の政府です。河野前ワクチン担当大臣は、「準備が整った自治体から優先的に接種すべき」と、当たり前のコメントをしています。政府は、緊急給付でもそうですし、ワクチンの接種でもそうですが、国の下請け（支店）機関とでも考えているか。

●ここ数年、地方議会がおかしいと見ています。何かというと、議員の発言を制限する傾向が見られます。議員が議場で発言したとき、極めて事実無根であった、または強い誹謗中傷のような発言は法によって制限されています。しかし、原則発言は「自由」であるべきです。また、議場外の発言や広報の内容についても問題化し、懲罰決議や辞職、出席停止等の決議も増えています。私自身その現場にいたわけでなく、FB等での情報交換で知ることが多いのですが、議会は「言論の府」です。事実無根であるなら訂正と撤回で、誹謗中傷（プライバシー侵害等）であるなら、その場で謝罪撤回をその場で行うことで済ませる「智慧」は必要ではないでしょうか。北本市議会では、基本議員の発言は会議規則にある「品位」をもって原則自由、言論の府の役割を果たしていきたいと考えています。

議会報告・懇談会をサロン風に開催しました。参加者が活発に意見。議員の質問に苦言押し。

●今日は議会報告・懇談会（サロン風）を少人数で開きました。12月議会の報告をさせていただきました。その後参加者全員に発言していただきました。基本計画についての質問がありました。当然前期の評価しそれを受けて後期の計画になっているでしょうが、どういう評価しているのかというものです。行政評価について答え、後期基本計画を渡しました。その方はじっくり見ていました。他の方が意見を一回り済んだ後、「これは計画というより”スローガン”集ですね｝と。

●区画整理関係の傍聴したされた方が、「議員の質問と執行部の答弁を聞き、これでは問題は解決しない。事業のこれまでと住民の実際が理解されていない」と厳しい口調の苦言を頂きました。もうすでに25年が過ぎ、R7年完了予定と言われているのに、さらに30年も延長するなどいい加減にしてもらいたいと。傍聴された人が8人。議員の質問と執行部の答弁に不満でした。市民の疑問にきっちと対応した質問ができるように訓練が必要と思いました。議員だけでなく、市長に対する苦言も多くありました。