四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

北本市の現王園市政は、温故知新でなく「温故亡新」で、さらなる地盤沈下が進むのか・・・?

2018-09-21 19:01:50 | 日記

●今日で4日間(18人)の一般質問が終わりました。最後は、いつものように県議経験者の議員です。今回は、これまでの通告を反省して、件名を絞って減らしましたが、結局は水掛け論のようなかみ合わない議論でした。一問一答方式になって3年ですが、まだまだ議員の方に戸惑いがあるように感じています。それでは工藤はどうなんだ?と言われちゃうが自分は「・・・」というところです。まもなく録画配信されるでしょうから、よろしかったら拝見し、ご意見ください。

●今議会の一般質問を聴いて、現王園市政は「温故亡新」(温故知新)なんだなーと思いました。もう断定しています。理由。日高議員の西仲通線の質問で、必要な理由を昭和45年に事業決定したときの目的を述べています。48年前です。日高議員は答弁を聞いて、昭和から平成、そして来年は新号で時代は動いています。20世紀から21世紀、高度成長から成熟社会へ、人口増加から人口減少に、テクノロジーの進歩と社会大きく変化しています。昭和の亡霊をまだ生かしていこうというのだから驚きです。

●また、久保区画整理事業で、新しい市街地を形成し、新しいまちをつくる。と区画整理事業の目的を述べています。これも平成9年の事業開始の時の理由で、あれから20年過ぎ、いまだ事業は3分1で完成までまだ数十年かかる。経費も人口減少で税収が減るのに持ち出しは増えそう。北本駅周辺で空きや空き地が増えているときに、駅から多い久保地域にこれから宅地を供給してどういう結果になるのだろう。今日のある議員の答弁で、今後生産緑地が解放され宅地化が進むと不動産の流動が起きる可能性があると。地価の下落です。区画整理事業は、保留地処分金が重要な財源であるが、地価の下落は処分金を減らし、市が一般財源を投入しなければならなくなります。

●今日も市長や担当部長は、久保の区画整理事業を計画期間を変更してでも進めるという。まさに新しい時代から置き忘れた古い時代の公共事業を進める現王園市政は、「温故知新」(過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解をひらくこと)ではなく、過去からの引継ぎを忘れず、新しいことを亡くす「温故亡新」と言えます。北本市は中心市街地が地盤沈下し、新しい久保の街ができない中で、鴻巣市と桶川市の間でさらに埋没していくことであろう。具体的に指摘したが、そうならないなら「あとは見守る」しかありません。

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工藤日出夫一般質問終わりました。「〇〇」相手だと次の展望が見えない。また先送りか

2018-09-20 20:07:10 | 日記

●今日は一般質問の日。通告した区画整理事業の資金計画について質しました。区画整理事業の資金計画は、区画整理法第6条に規定され作成が義務化されたものです。平成9年に事業開始の時には、この資金計画に基づく事業計画で地域の権利者に説明したと思います。それから最初の施工期間10年が過ぎ5年間延長し、それでも完了しないことから15年間延長(平成37年完了)し、今年は22年目です。事業の進捗率39.5%ですから、現在の進み具合だと、あと40年間必要です。

●遅れたのはこの地域に、縄文遺跡が確認されその保存に時間がかかったからというが、それも一因かもしれないが、資金計画書見る限り「事業費の財源」が確保できないことだけです。国の交付金は、予算の3分の一。保留地の処分金はほとんどなし。財政が苦しい中で一般財源からの繰り入れでやっとここまでやってきた。デーノタメ遺跡(縄文遺跡)の保存方法が決まると区画整理事業は前へ進むと市長は言うが、一方で市の財政は大変苦しいと。国の交付金は、3.11で復興財源となっていることから要望の半分。しかも熊本地震、北海道の地震、関西の水害、近畿中国地方の災害と、国の交付金は今後も復興財源になるでしょう。

●区画整理事業は新しいまちができると市長は答弁したが、本来の北本駅周辺がスプロール化し、空きや空き地が増加しているとき、駅から遠いこの地域の区画整理事業で宅地を供給しても、買う人は少ないと市内の不動産関係者の言葉。未来の予測がない中で、今後70億円から80億円、市税収入が大きく減額すると財政計画を示した現王園市長。さらに保留地処分金であるが、新駅計画が無くなっていることから、地価は上昇せずむしろ下落の歯止めすらないという不動産屋さんの言葉。デーノタメの問題はあるが、区画整理事業は「ドロヌマ」です。市長は前面に出て、市の財政事情を地域の権利者とひざ詰めでは話し合うことを提案したが、反応はなかった。残念。

●東松山市は、仮換地を取り消し、公募の市民と専門家で検討し、区画整理事業を凍結し、行政計画で住環境の整備に変えたという。それを当時の市長が決断し、慢性的な財政投資を改善したようです。私は今日市長に、区画整理事業をこのまま続ければ、新たな市独自の財源が増える。それなら、他の成長分野に投資したが方がいいのではないか。このまま事業延長したら、地獄が先送りされただけ。若い議員や職員にとって、大きな荷物をさらに重くして先送り。あほくさ!

●最後になったが、今回の一般質問で、区画整理事務所の職員には財政の実績の計算など大変なご苦労を掛けた。この質問が、極めて事実に基づくものになったのは、私の要請に快く応じていただいた結果です。感謝です。久保の今後の事業進展を見守ります。

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今日の一般質問。自治会とコミュニティ、いよいよゲンダイ的課題のようで。明日私質問します。

2018-09-19 19:56:45 | 日記

●今日の議会一般質問2日目。北本市のまちづくりという通告。圏央道のインター周辺の開発。上尾道路予定路線周辺の開発について、桶川市や鴻巣市の取り組みに比べ、北本市の取り組みが消極的。市長は国や県に毎日訪問し、人間関係をつくれという趣旨。なるほど…。しかし北本市には国や県から職員を派遣してもらっています。この人たちがどういう働きをしているか。2年の参勤交代に、多額の人件費を払っているのに、さらに毎日市長が県庁に出勤してどうなるのかとの思いがありましたが、桶川市や鴻巣市に比べ地盤沈下しているという指摘は「そのとおり」と聞いていました。まあ、プライマリーバランスを堅持しようとしたら、将来に向けた開発のための財政投資はなかなか…。

●自治会とコミュニティも質問と答弁が興味深かった。自治会は民間人の自発的な組織、それに行政が係るには一定の距離感が必要です。答弁が苦しんでいるのがわかりました。区長業務が自治会長に委任している現在は、「自治会」でなく「官治会」になっていると思います。このことが仕事を増やし、役員のなり手不足につながっているかもしれません。私のマンション自治会も、今後任意団体として再編するため、自治会員の募集し直しが予定されています。入る人が減ったらどうしようという意見が多いが、私は100人しかいなかったらそれで活動する。行政の下請けをしなければ、会員のためだけの事業を楽しくかつ生活に役立つことをすればいい。それを見て入りたい人がいたら大歓迎する。そういうことです。

●コミュニティ8圏域も、導入にあたって当時の社会教育委員の会議に諮問された。私は、小学校区を第二次生活圏とするという構想にかみついた。第二次生活圏の構成要件が、おおむね小学校区では、将来学校が無くなったらどうするか。また第二次生活圏とは、例えば入院できる病院がある。生鮮3品(肉、魚、野菜)の店がある。郵便局か銀行がある。などの生活維持の要件が必要だろうと。元々コミュニティは「普遍性」(すべての物事に通じる性質)のある考え方と言われている。コミュニティを、個ミュニティと言った仲間がいたが、実に言い得て妙である。

●明日は自分の一般質問の日。もう少し準備があるので、「知ったかぶり」は明日以降とします。

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今日から議会は一般質問。注目の新教育長「教育」を語る。外科医の本田先生の講演会開催。

2018-09-18 22:18:16 | 日記

●今朝は日高議員と、駅東口桶川寄りで駅立ちしました。市民の力の機関紙を配りました。議会は今日から一般質問。高橋議員と保角議員が新しい教育長に質問しました。「教育の目的」や「学力」、「生涯学習」、「教育の方針」についてでした。大変長文を読んでいましたが、あまり記憶に残るような内容はなかった。期待というより、何を?という関心でした。ドラッカーやクーベルタン、孔子などの言葉がたくさん出でいました。聴きながら、「博学」の人なんだなー…と思いながらも、欲を言えば「自分の言葉」で語って欲しかった。学校の全校集会で校長先生の「ありがたい」お話を聞かせていただきました。それも議場で…

●市役所のホールで、市内の市民団体のパネルが展示されていました。覗くと「種の仲間」のコーナーがあり、10月13日の講演のチラシが置いてありました。元済生会栗橋病院で外科医の本田宏先生の講演。2月に市民の力でお呼びしたところ大変好評で、またまた先生の講演を聞くことができます。今回のテーマは「がんになる性格とならない性格」です。自分は、議会にいるだけで「がん」と言われることがありますが、これは性格でしょうね。是非聞いていただきたいです。資料代200円だそうです。

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きたもと道産子会の親睦旅行、無事に帰ってきました。明日からまた議会に集中します。

2018-09-16 19:53:36 | 日記

●道産子会の親睦旅行、事故もなく帰ってきました。昨日市役所を出発、先ずは昼食が日光で、そのあと霧降高原の大笹牧場。何度も行っていますが、何より大好きな「ソフトクリーム」です。早速いただきました。ご機嫌です。

 

●その後、奥日光川俣温泉に向けて山道を走り夕方一柳閣に到着。夜の宴会はカラオケ大会でした。翌朝、旅館から5分ぐらいの所にある「間欠泉」を見に行きました。60分に一度吹き上がるということで、一緒に行ったメンバーは見ることできずに帰ってきました。私は朝食の後足を運び、運よくバッチリ吹き上がる瞬間を見ました。15メートルぐらい吹き上がっていました。

 

●帰りの昼食もまた日光で、食後に東照宮を見に行きました。途中日光輪王寺の護摩堂に立ち寄りおみくじ引いたら「大吉」でした。「今日の出の勢い」と書いています。すっかり気に入っています。(わっはは)

 

●道産子会は、気兼ねなく「北海道弁」で話します。「うまっしょ」(おいしい)、「まあいいんでないの」(そこそこいいのではないか)と、すっかり子供のころに戻ります。それでも震災のことを皆心配していたのは共通しています。さあ、明日から議会の一般質問の最後の準備です。

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