四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

鉄人緒方貞子さん逝く92歳。東京五輪マラソンと競歩を札幌で・・・小池都知事怒る。鴻巣行田北本のごみ処理施設建設問題が重なる。

2019-10-30 20:16:34 | 日記
●元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんが92歳で亡くなられたと報道されました。とにかくすごい人でした。紛争地域に防弾チョッキを着て入り、難民救済に陣頭指揮を執りました。まさに現場主義のお手本なような方でした。写真は、2000年タイのミャンマー難民キャンプで子どもと談笑する緒方さんですが、この笑顔に救われた人はたくさんいたのでしょう。お疲れさまでした。ご冥福祈ります(合掌)。
 
 
●いいよ東京オリンピックがおかしくなってきました。マラソンと競歩を札幌で開催と突然IOCが決め、日本の組織委員会も追随です。東京都知事の小池さんが怒った。当然と言えば当然です。超熱い8月の東京の開催を、東京と日本政府は「温暖」という“ウソ?”をついて誘致した。それを分かっていて東京を選んだIOC。ドーハの世界陸上大会を見て、急きょ変更した。札幌は気象状況から見て東京よりまあまあマシでしょう。しかし、真夏の暑い日を選んで「日本代表」を選ぶMGCマラソン大会を行い2人が内定しました。日本記録を持つ二人のスピードランナーは暑さに後れを取りました。こういう状況を抜きに札幌へということでいいのかなーという思いはあります。東京も、札幌も、何より選手が納得するような解決を祈ります。
 
●これを見て、鴻巣行田北本のごみ処理施設建設地問題を重ねました。4月の選挙で、地元に建設を検討すると公約した行田新市長。この間、正副管理者会議でも建設地の検討を提案するが、「すでに決めた」と取り合わない鴻巣市長。本来なら11月議会に提出する入札に必要な財源である「債務負担行為」の議案の提出を見送りました。鴻巣市長は、それぞれの構成市の議会で「鴻巣市の建設地の確認」をしてくださいと言っているようですが、これまで「組合議会で議決していない」からこういうことになるように思います。これを決められるのは構成3市の議会ではありません。IOCは「調整委員会」で調整すると言っているように、ごみの焼却施設も「調整委員会」を設置して早急に調整した方が早いように思います。こっちは東京オリンピックほどテレビで放送されるような話題になっていませんが・・・政治家なら、政治の胆力を出してください。ちまちました「役人気質」では先には進まんでしょう。組合のことは組合議会が決めるんでしょうが・・・アンジョ頼みます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鴻巣行田北本市3市が進める「新ごみ処理施設概算費用」は611億円になりました。さあ!さあ!さあ!さ・・・どうする

2019-10-29 11:14:27 | 日記
●昨日、鴻巣行田北本環境資源組合議会の全員協議会が開催されました。当初は、11月定例会に「ごみ処理新施設建設費と運営費」の債務負担の補正予算を提出前の概要説明の予定でした。しかし、21日開催の組合正副管理者会議(構成3市の市長)で、議案提出を見送ることになりました。よって昨日の全員協議会は、私が議長として資料請求したごみ処理新施設建設費の概算費用額について報告・説明をいただきました。
 
●建設費(331億7千万円:税込)+運営費20年間(234億4千万円:税込)+周辺整備費(45.3千万円)の総額、最大で611億4千万円です。これまで公表されていた基本計画策定時(平成29年2月)の建設費約248億円+運営費(20年間)約170億円=418憶円を、193億4千万円うわまわっています。また周辺整備には、余熱利用施設の建設運営費(15億5千万円)、特別高圧線引込工事負担金(8億9千万円)、搬出入路・水路等整備費(15億9千万円)などです。建設費に含まれている土地の粗造成費(地層が軟弱であるため現在の表面から1.5mをすき取り、3mの盛り土をして県道と同じ高さにする工事費)は約31億2千万円、その他の土木工事14億6千万円との説明がありました。
 
●この金額の積算は、11社にアンケート(参考見積)を依頼し5社が回答した。回答した5社のうちから全項目に回答した2社を選び、そこから平均値を出したという説明でした。これが今後入札の裏付けとなる財源(債務負担行為)となるとのことです。これはあくまでも入札のための上限を定めた金額で、この金額は確定した整備費用ではありませんと強調されていました。14人の議員のうち、12人の議員が発言しました。これまで発言されることのなかった議員も積極的に質問しました。600億円(概算)を超える整備費を目のあたりにして、いよいよ各議員も本気モードになったのかと思いました。質問・答弁は1時間半に及びました。今後構成市の議会へ報告し、意見を確認していただくようお願いしました。
 
●この金額の25%程度が北本市の負担とすると、約150億円です。国の交付金が約26%と説明していました。特に土木工事費45億円、建設管理費(工事費の10%程度)20億円(見込み)、周辺整備費45億円の合計110億円は、国の補助金(交付金)の対象外?であり、全額地元負担です。今回の建設地条件によると思われる土木費(粗造成費)35億円と周辺整備費45億円の約80億円は、建設整備環境の条件の良い建設地であれば不要なる可能性があります。しかしながら、ごみ処理施設は迷惑施設(根拠のない神話?)で、地域から嫌われるということから、どうしても割高になる傾向がありますが、可動期限が迫った時期に概算費用、特に建設地に係る費用を出してくる手法はどうなんでしょうか…。これまで組合議会で何人かの議員から、建設地は軟弱地盤であることから土木費等の概算金額を求められていました。
 
●いよいよ組合議会、それに関わる組合議員は、しっかり腰を入れて構成市の市民の負託に応えることが求められます。私も議長として、議員各位が適正かつ適切な判断ができる環境の整備に尽力します。一人一人の議員の判断が、鴻巣市民、行田市民、北本市民の生活環境に直結する重大な局面です。やりがいのある、議員冥利に尽きる場面に出会いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝の富士山Goodです。ラクビーの母国イングラントNZを撃破!気候変動なんでしょうけど、大型台風襲来で被害拡大。

2019-10-26 20:07:53 | 日記
●今朝の朝焼けの富士山です。これから富士山がきれいなります。


●今日夕方から、ラグビーワールドカップ準決勝、イングランドとニュージーランド戦が行われました。ワールドカップ三連勝を目指したオールブラックスのニュージーランドは、ラクビーの母国イングランドに完敗でした。19対7でした。オールブラックスはワントライが一杯一杯でした。イングランドのデフェンスとラインアウトが、ニュージーランドを上回っていた印象です。こういうチームに育てたエディー・ジョーンズHCの手腕と言えるのでしょうね。桜ジャパンも、ジェイミー・ジョセフHCの残留を決めたようですが、果たして・・・
 
 
●台風21号の余波?の影響は、またまた千葉県を襲いました。埼玉県にも被害が出ました。茨木県、栃木県、福島県、宮城県と太平洋沿岸を豪雨で襲撃しました。土砂災害で死者も出ています。ここへきて、15号、19号、21号とひと月の間に3度です。これまでの常識を変える自然現象です。ここ3年ぐらいはっきりと異常気象です。東日本大震災、熊本の震災、北海道の震災、西日本豪雨など、起きると「想定外」で済ませるが、被害された方から見たら、「人災」に近いものです。これから作る公共施設や土木事業で、「想定外」とは言えません。はっきりと「人災」です。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また台風の余波か?猛烈な雨が降っています。埼玉県、千葉県などの関東の河川が危険です。

2019-10-25 21:18:00 | 日記
●台風19号の猛威が過ぎたと思ったら、今日も台風21号の影響か、すごい雨と肌寒い一日になりました。午後外に出たら、夏様式では寒く、カーディガンを出してきました。地球そのものが、異常気象になったのでしょうか。これからは、土木も建築も、あらゆる工作物は、これまでの安全基準では、待たないように思います。特に高度経済成長に整備した公共インフラは、新しい基準で見直しことが必要のように思っています。私が最も関心のある、3市によるごみ処理新施設も、これまでの基準を見直し、あらゆる建設条件をクリアにしなければならないと思っています。
 
●明日26日は、ラグビーワールドカップ準決勝、イングランドとニュージーランド戦が行われます。日本の活躍もあり、ラクビーの面白さ、スポーツの持つ哲学のようなものが感じられ、興味をそそるようになりました。優勝候補のニュージーランドとラクビーの母国とも言われるイングランドのゲームは、レベルの高い戦いになるでしょう。イングランドのHCエディー・ジョーンズは、前回大会では日本のHCを務め、南アフリカを破る快挙を起こしました。今大会、日本がベスト8になるきっかけをつくった名コーチと言えます。どういう展開になるか、楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソフトバンクは強かった。選手を育成する力の差です。議会制民主主義の危機はイギリスでも、アメリカでも、香港でもそして日本でも・・・

2019-10-24 20:48:29 | 日記
●昨夜のプロ野球日本シリーズ。ソフトバンクが巨人を破り4連勝で日本チャンピョンになりました。4戦テレビ観戦でしたが、ソフトバンクの強さだけが目立った試合でした。工藤監督は日本シリーズの戦い方を知っています。何より、投打守の選手(駒)がそろっています。巨人は毎年、トレードで実績のある選手を買いあさるが、チーム作りの戦略が見られず、ポイントポイントで使える駒(選手)がいませんし、原監督の打つ手も的を外していました。勉強になりました。
 
●イギリスのEU離脱が迷走しています。元々国民投票に無理があったと言われています。イギリスは議会制民主主義の本家です。直接民主主義(国民投票)の結果が出ても、細部では議会が大きな影響力を持っています。今まさにイギリスは、直接民主主義と間接民主主義(議会制)のはざまで苦悩しています。ジョンソン首相は総選挙をしたいようですが、日本の国会のように首相に自由な解散権は与えられていません。安倍総理のように、自分の都合だけで国会を解散し、民意を確認することはできないようです。
 
●アメリカは大統領制ですが、トランプも次の選挙に向けていろいろと議会とやり取りがあります。ここでも議会はそれなりに機能しています。中国や北朝鮮のように、議会があって無き存在の国は、先進民主主義の国の制度はないと思います。唯一あるのは日本の地方議会です。ほとんど首長の意向に沿った議会・議員になっています。ちょっとでもそれに反旗を示すと、議会でプカリプカリと「唯我独尊」になります。長年の経験で、とにかく馬と鹿のトップと礼節に富んだ部下と思考停止を装った議員と欲と二人ずれの利益団体(人)の「ONE TEAM(ワンチーム)」なると、何でもありになってしまいます。イギリスのジョンソンもトランプも、日本ならもっと力を発揮できたろうに・・・。
 
●明日は、あるおとぎのムラの話を書きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする