四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

小田島氏が言う「国難誘致解散」に納得。保守対保守の選択だけでなく、多様性ある選挙に。逢坂誠二さんに注目

2017-09-30 17:16:08 | 日記

●9月も今日で終わり。今朝はラジオ体操の後、マンションにポスティングしました。昨夜のニュース番組で、現代評論家の小田嶋隆さんが、今回の解散総選挙を「国難誘致解散」と表現しました。安倍総理は、国難であるから総選挙をすると、解散の大義を言いましたが、小田島氏は、「国難誘致解散」と断じ、これまで経験したこともない選挙になると言いました。私は政治評論家や研究者でありませんので、正確なことは申し上げられませんが、これまで国政で一度政権を担い、痩せても枯れても「政党」として交付金を受けてきた民進党が、「選挙怖い」と、逃げ出すように出来たばかりの「希望の党」に雪崩れるとは予想だにしませんでした。しかし、選挙は勝たなければな要らないし、政権交代は必要であるのは現実問題としてあるでしょう。それでも選挙があります。必ず投票に行きましょう。

 

●しかも、右だ(右翼・保守)、左だ(左派・革新)と区分し、改憲か護憲か。集団的自衛権行使か、専守防衛か。戦争か、平和か。と議論を2分割にし、あたかも憲法を守り、戦争のない平和なくにづくりを主張することが、間違った政治だという風潮にはいささか首をひねります。自分は、左でも右でもない。憲法を絶対変えないとも言わない。軍事行動は、自衛のために使うのが原則であるが、それもまた時と場合による。終戦の時に3歳であったことから、母親におんぶされて「防空壕」に逃げた記憶があります。進駐軍からチョコレートをもらったことはあったかなー。

●安保法制も、憲法改正も、北朝鮮の挑発に気をとられてだと、ちょっとタイムという感じです。なぜ、平時の時に、乱世を想定し、冷静に議論しないのか。なぜ外交努力をしないのか。軍備は外交手段の備えとして必要です。何より、今度の選挙は戦後初めて保守対保守を選択する選挙です。どっちを選んでも最後は保守を統合すれば「大政翼賛会」になる可能性が想像されます。右派か左派かとい単一の選択でなく、リベラルな政治もきちんと選択肢の中にあるようにしないと、多様性のある社会はできないように思います。そういう意味で、小田島氏の言う「これまでに経験したことのない選挙」かも知れません。

●ニュースによれば、民進党の議員で、北海道函館市周辺を選挙区とする逢坂誠二さんは、希望の党には申請しないで、無所属など別の選択しようと検討しているとか。逢坂さんとは、ニセコ町長の時代からの知り合いで、地方自治を実践した国会議員で、リベラル的な考えも含めてシンパシーを持っています。逢坂さんは、町長時代「街づくり基本条例」を全国に先駆けて制定し、徹底した住民目線の行政運営をしました。住民自治は民主主義の学校とも言われ、住民が成熟し、自治が深まることが、政治の安定と地域の成熟になります。そういう意味で、逢坂さんには何としても国会に行ってほしい。田舎の知り合いにお願いのコールをしなければ…。

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議会レポートをポスティング。途中会った市民からホテルできるの?いらないでしょうと言い寄られることが多い・・・

2017-09-29 20:18:26 | 日記

●今日は前から、住民の相談の約束があり、議員会の行政視察に行けませんでした。相談は相続です。2年前から相談に乗っています。複雑に絡んでいますので、交通整理が重要なのですが進みません。この件を聞きながら、9月議会での、駅前の市有地の定期借地権設定契約を思い出します。借地権と建物に第三者の抵当権設定を禁止する条項を加える。建物に市が抵当権(解体費用分)を設定する。ための契約変更の決議を出しました。否決されました。詳しくは後述します。

●10月5日(南部公民館)、7日(文化センター)、9日(北部公民館)で、会派市民の力の議会報告会を開催します。これまで文化センターと北部公民館が主に会場でしたが、これからは地域の公民館にお邪魔することにしました。先ずは南部公民館です。是非ご参加ください。

 

●ここ数日、議会レポートをポスティングしています。(https://www.kudohideo.jp/gikaireport-shimin022/)

途中市民とお会います。十数人から駅前のホテルのことを聞かれます。「ホテルは本当にできるの」と、「できるでしょう」。「市長がやりたいと聞いているが、議会は賛成の人が多いの」。「はい10人が賛成しています」。「うちの近所の議員は反対ですよね」、「いいえ、賛成しています」。「どうして?自治会を一緒だったので選挙で応援した。その後何にも報告ないから分からないけど賛成なの」と大変な怒りでした。こんなにホテルに疑問を持っている市民が多いのにどうして議員は賛成派が多いのか。ポスティングした地域の議員は賛成派が多いのだが。

●さて、相続の相談と定期借地権の契約です。この相続の難しいのは、相続人がいろいろな地域に分散されていることと、何と言っても中心人物が、現金、保険証券、土地の権利証を持っていることです。したがって相続金額がいくらなのかは誰も知らない。お前に1割でどうだ、2割でどうだというが、金額は分からない。弁護士を入れたがらちがあきません。この話を聞いて、市有地の借地権を思い出しました。市の土地(借地権)に第三者が抵当権を設定し、借地権者に事故(倒産など)があり、この土地の借地権が第三者にわたったら、これは大変なことになると、議会の質疑でも答弁しましたが、市は契約書に書き込み、弁護士にも相談したと言い、賛成派議員はそれを信じています。平時ならそれでいいが、一旦何か異変があれば、「現物を押させた」ものが強い。これが現実です。そういう危険を厳しく想像し、リスク回避に向けた契約こそ、市長と議会議員に与えられた責務ではないでしょうか。

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ブログ3週間ぶり。定例会終わり、26日は日高議員と駅立ち。会報22号発行添付。国会解散民進党も解散か

2017-09-28 19:36:12 | 日記

●3週間ぶりのブログです。何となく休んでいたが、この間に議会は終わり、わたわたしているうちに国会は解散、小池新党旋風で、民進党は吹っ飛んでしまいました。今週は、26,27日の二日間日高議員と駅立ち、会派市民の力の報告レポート第22号を配布しました。22号は以下添付したものですが、私のホームページの方が読みやすいです。そちらにアクセスください。https://www.kudohideo.jp/gikaireport-shimin022/

 

●9月議会は、決算認定のほか、市長が臨時議会での「問責決議」を受けて、市長給料を10%6カ月間減額の条例を提出しましたが議会は任期中と修正しました。6月議会に市民が提案した「市長の学歴詐称疑惑」の請願は、趣旨採択になりました。継続審査で委員会は、新聞社に平成15年の履歴書の保存を問い合わせました。埼玉新聞から回答があり、提出された履歴事項に「放送大学教養学部(修了)」となっていたと回答がありました。また、ホテル事業者へ市有地(駅東口駐車場跡地)を定期借地権設定契約に、不備が多いことから契約書第30条により「記載のない事項を協議」とあることから、契約の変更を求める決議を提出しましたが、否決されました。これでは市民の財産を確実に守れない。そんな思いを尽くしました。詳しくは、市民の力の議会報告か市議会ホームページの録画をご覧ください。http://smart.discussvision.net/smart/tenant/kitamoto/WebView/list.html?latest=1

●国会が解散し、10月22日選挙があります。大義がないとか、いろいろであろうがいずれにしても解散総選挙です。そのとたんに小池新党「希望の党」が立党した途端、他の政党が特に民進党からの離党者が続出。ついに実質解党となったようです。この党は政権を失ってから、その総括することなく、その場しのぎの対応でここまで来て、ついに命脈が尽きたということであろうか。それにしても選挙は当選してこそであるから、分からんわけではありませんが、日本会議という戦前思想をめざしていると言われる小池氏が率いる政党で生き延びたとしても、問題は当選後、さしずめ政権取れない時にもう一度ゆる戻しがあるように思います。

●今朝の新聞に、前北本市長だった石津賢治氏が、戸田市副市長を辞職したようです。来年実施される市長選挙の出馬を検討しているようですが、政治家の出処進退はいろいろあるなー。北朝鮮問題が選挙の争点であると、これは怖い。ミサイル実験が頻繁に行われている状況の中です。国民が冷静にな判断ができるのか。テレビマスコミがあおるとまたあとで後悔するかもね…?これからまた、ぼちぼちブログ書きます。3週間分のネタたまっています。

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市長、臨時会で受けた問責決議を受け給料10%減額の条例提出。明日7日は請願2件審査。

2017-09-06 18:20:00 | 日記

●昨日は総括質疑。私は決算カードからの指標の変化や平成28年度の目玉予算であった、人口減少対策の事業の成果、また国の地方創生補助金を受けた市内消費事業などについて取り上げました。内容については、まもなく録画が配信されますのでご覧ください。

●今日は議案質疑でした。追加議案で、市長が臨時会で「問責決議」の可決を受け、市長給料を10%減額する条例が提出されました。内容は、東京新聞が報じています。アクセスしてください。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201709/CK2017090602000187.html

私は、712日の議決された問責決議を重く受け止めたなら、議会の途中の追加議案でなく、冒頭で提出すべきではなかったか。記者会見で取り上げられるのを避けたのかと質しました。市長は、市民生活を優先に市政に取り組んでいるので、追加議案になった。市民への告知は記者会見でなくとも、議会で議論しているので問題ないという答弁でした。再質疑で、10%減額だけでなく、公約の撤回、議案の撤回、市政運営の混乱を含めての問責であるのだから、辞職して出直し(信を問い直す)を考えなかったのか質したが、具体的な答弁はありませんでした。

●明日から委員会審査です。午前9時から総務文教常任委員会では、6月議会の否決した議案を臨時議会で議決したが、議会は自らの議決に尊厳持つべきという請願が提出されています。紹介議員になっています。また、午後1時からは、建設経済常任委員会で、駅東口駐車場廃止、ホテル建設に対する見直しを求める請願が提出されています。この2件の請願は、議会の地方制度の根幹にかかわるもので、どうなるか注目です。

●さらに11日の総務文教常任委員会は、午後1時から、現王園市長の学歴詐称疑惑について、市長が出席して開催されます。新聞社に調査依頼した返事をもとに審査されます。一部新聞社は、平成15年の市議会議員選挙に提出された履歴書があり、卒業となっているという情報があります。真意は、常任委員会で明らかになります。傍聴されるといいように思います。

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議会は明日から再開。明日は平成28年度決算に対する総括質疑です。

2017-09-04 20:17:43 | 日記

●明日は、総括質疑です。自分は会派市民の力を代表して2番目の登壇です。決算カードにの変化や歳入(市税)の増加、歳出では目玉事業の成果(評価)について質します。行政評価は数字に出すことが難しいものがあることや、評価が出るまでに時間が必要なものがあります。しかし、単年度予算で行っているわけですから、単年度における評価(チェック)は必要です。特に単発の補助事業は、次年度への連動がないものも多く、思い付きで行ったとしたら、税金の効率的運用にはなりません。

●今日もテレビは、北朝鮮の水爆問題が大きなテーマになっています。戦争の危機が言われていますが、そんなに簡単に核を使うことがあるのか、にわかに信じられない気持ちです。それにしても、北朝鮮がここまで核実験を成功させ、世界の脅威になるまで、国際社会は何をしてきたのでしょうか。国連は、機能しないのでしょう。外交のむずかしさが改めて思い知らされます。

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