四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

平成が終る。私の平成を簡単に総括。長文ですが読んでください。さてあなたの平成は・・・

2019-04-30 11:24:09 | 日記

●平成最後の日。テレビでは今上天皇の退位(皇室行事)について特集しています。戦争に巻き込まれることのなかった平成でしたが、自然災害の多い時代でありました。天皇は、国民に寄り添う象徴天皇の姿を求めた「旅」でもあったようです。お疲れさまでした。退位後は皇后と二人で、ごゆっくり御過ごされるといいですね。

 

●私にとっての平成は、マイナスからの復活(リカバリー)の30年でした。昭和天皇が崩御されたと聞いたのは、日高市(当時町)教育委員会に勤務していた時です。私の昭和の後半15年は、出版社(社会教育・生涯学習専門書)の経営が思わしくなく経済的に苦しい時代でした。その時に救いの神が三人いました。一人は市内に住むH氏。その影響で損害保険会社の代理店研修生になりそこで知り合った支社長S氏、その理解を得て生涯学習指導員として日高市教育委員会へ。それを誘った当時の課長補佐のW氏。この3氏のおかげで私の人生は大きく変わりかわりました。まさに地獄の分かれ道でした。

●私の平成30年は、大きく前半の15年と後半の15年に分けることができます。前半の15年は、中曽根内閣の臨時教育審議会が生涯学習社会への移行を提唱し、一気に生涯学習が自治体政策になりました。日高市の生涯学習指導員で実績を積み、コンサル事業が軌道に乗り、全国的に忙しく仕事をしました。この経験が今でも役に立っています。世論調査の分析やマーケティング手法、自治体政策の立案や計画の作り方に関係し、地方自治体のプロジェクトにもアドバイザーで関与させていただきました。

●北本市では、社会教育委員の会委員長など審議会の委員、市民団体の設立(生涯学習市民会議、青少年育成市民会議、まちづくり観光協会)に関わり役員をしました。青少年育成市民会議では瀬戸内海の無人島にサバイバルキャンプや太鼓の創設への関与(現在のかばざくら太鼓)、社会教育委員では桜のきたもとを提言し、国の天然記念物のカバザクラ(学名)のクローン栽培による後継樹の苗木の作成(平田正昭氏が主導)、観光協会では女性起業家育成塾や現在秋の風物詩になっているねぶた運行の企画プロデュースなど、当時の新井馨市長と一緒に活動しました。

(無人島キャンプ:由利島)

●平成15年の市議会議員選挙に立候補し当選。その後今年21日の選挙で5回目の当選です。今日は、今4期目の任期の最終日です。平成の後半は北本市議会議員として政治の活動となりました。私の理想は、市長は執行機関の長。議会は議事機関。これを二元代表制と呼んでいます。良く、長と議会は車の両輪という人がいますが、これでは二元代表制になりません。なぜ憲法で、長と議事機関の議員を直接選ぶか。それは、議会は長をチェック&バランスで暴走を抑制し、民主主義を機能させるからです。議員が長に厳しい質問や指摘をすると、「いじめている」とか「じゃまをしている」と、議員を非難し市長を擁護する市民がいますが、それでは議員は不要ですと言っているのと同じです。

●議会が決めなければ長は何も執行できません。言葉を裏返しすると、議会の決めた責任は何物にも代えられない「重い責任」があるということです。議員にその自覚があるのでしょうか。長が提案したのだから賛成とか、長に賛成するように頼まれたからと、まれに聞きますが、これでは主権者たる市民(選んだ人)を裏切ることになる場合もあります。今朝の新聞の投稿に「政治家は“忘己利他”精神が要求される」とありました。自分の利益を忘れ、市民の利益(幸せ)のために励め」ということだそうです。瀬戸内寂聴さんが仏教の根本思想として語られたようです。

●私はこれまでの16年、生涯学習の理念である、「学ぶ目的を持ち、学ぶ手段方法は学ぶ側に主体を置き、その成果を皆で共有する」生涯学習社会の実現のための教育行政を目指してきました。議員になっても、自分のための政治ではなく、市民の生活、子どもの未来に向けた市政になるよう、執行部に対してある時は賛同し、ある時はアンチテーゼを恐れることなく発言してきました。生涯学習も、議会も、主体は学ぶ側、市民です。

●そして公約は、自分の努力でできることを原則に、①議会終了後に報告会の開催。②議会レポートの発行と配布。③駅立ちで通勤通学者に市の政治を知らせる。④賛否は常に市民のため、北本市の公益のため、納税者の納得を基本に、是々非々で判断してきました。議会レポートは現在144号ですが、100号記念の縮刷版を発行しました。10冊ほど残っています。読んでみたいと思う方はメール(メッセージ)ください。 

h-kudo@mtd.biglobe.ne.jp

(100号縮刷版) 

●明日から令和。私の5期目の任期が始まります。選挙の制度から、これまでの議会はリセットされ、明日からまっさらな議会になるのです。令和がどのような世になるかはわかりませんが、新人の議員と一緒に、新しい時代にふさわしい北本市議会になるようように頑張ります。

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今朝は、初夏の花が咲くマンションプレイロットでのラジオ体操からのスタートです

2019-04-29 09:32:39 | 日記

●おはようございます。10連休の3日目です。高速道の渋滞が続いています。今朝はマンションのラジオ体操からのスタートです。プレイロットに、初夏の花がいっぱい咲いています。マンション住民有志が手入れしています。ありがたいことです。

 

●ラジオ体操の後は、ウォーキング、そして深井グラウンドでストレッチと、ようやく通常の朝の生活が戻ってきました。グラウンドは、少年野球の子どもたちが試合のために集まっていました。いい気候の季節です。このいい季節の連休に、何の予定もありません。ひたすら休養です。疲れをとって5月7日の議員協議会から新しい議会に臨みます。

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昨日現王園市長の退任式と新聞報道。何の感慨もなし。代わってよかった・・・ただそれだけ

2019-04-27 09:12:51 | 日記

●今日から10連休。平成の世も間もなく終わり、新しい令和の時代になります。私の日常も落ち着きを取り戻しつつあります。選挙事務所の整理整頓も終わり、大家さんへの返却もできます。公費負担の書類の提出も、昨日選挙管理委員会へ出しました。あとは選挙費用の報告だけです。光熱費等の請求が来ていませんので、それらがそろった時点で行います。

●今朝の新聞埼玉版に、現王園北本市長の退任式の記事が載っていました。私にとっては、重い荷物を背負っての4年間、次の議会で現王園市長とだけは議論したくないと思っていましたので、大変結構な結果だと思っています。次の三宮新市長の力量は未知数ですが、現王園市長よりは議論できると見ています。最初から多くを期待しても・・・せめて政策合意したことについては協力します。焦ることなく着実に確実に市政を運営してもらいと思っています。

 

●副市長も30日で退任ということで、昨日あいさつに行ってきました。2年前に上田知事が北本市の副市長に推薦しました。その時、現王園市長について「ガバナンスがない」と私に話していました。そういう思いがあったのならと思うと・・・しないのが普通ですよね。彼の今後に幸多かれと祈ります。2年間お疲れさまでした。人生が政治の都合でほんろうされる・・・この世界でよくあることだとしても、「人生いろいろでは済まん」と思います。

●これで三宮新市長時代の幕開けです。どういう市政運営をするのか、興味と心配が交錯しています。先ずは人事でしょうが、注目を浴びているのだから説明のつく、キラッと光る人事を願いたいと思っています。基本人事下手の政権は、多くを望めないというのが定石でしょうから。現王園市長は、当選した翌日からアクセスなし。彼ら一度も相談されたことはないし、個人的に説明を受けたこともありませんでした。何度かこちらから申し上げたことがありますが、「・・・」とだんまり込んだままでした。

●4年前の選挙で、私の選対幹部と結んだ一本化の協定書も、当選後の6月議会でのある議員の質問「一本化の協定内容は」を受け、当時の秘書が私に「どういう内容ですか」と聴きに来ました。それはハンコを押した文書をそれぞれ持っていますから市長に聞いてくださいと申し上げたら、「無くしたので分からない」と言っているとのことでした。それなら自分が私の所へ来なさいと申し上げましたが、来ることもなくひたすら秘書がお願いに来ましたので、控えを渡しました。こういう人間だと改めて思いました。その後学歴詐称だ、定礎石だ、女性副市長問題など、政治が荒れていきました。市長が代わったことは良かったと思います。まあ、4年間お疲れさまでした。1,700万円の退職金で優雅な老後を送ってください。

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選挙の喧騒も終わり、まちに静けさが戻りました。5月7日の議員協議会からスタートです。

2019-04-25 09:37:44 | 日記

●今朝の駅立ちで、4つの昇降口でのあいさつは終わりました。選挙の喧騒も収まり、まちに静けさが戻ってきました。選挙ポスターの掲示板の撤去も急ピッチで進んでいます。自分の事務所の片付けは、もう一息です。昨日は議会控室の私物の整理をしました。5月7日の議員協議会から新しい議会がスタートします。

●まもなく10連休。どこへ行く予定もありません。体を休めて本でもじっくり読もうと思っています。元ある県の議会事務局長を経験された方と話す機会がありました。「地方議会は自治体の最高の意思決定機関」だが、議員の数を半分ぐらいにし、事務局スタッフを増員した方がいい。執行部から出向させるような現在のやり方では、これ以上の独立した議会にはならないよ。また執行部(首長)は、「議会の決定したことを、法令を基本に合理的に執行する」ものだから、政策は議会がしっかり議論して決めるものでしょう。それには政策スタッフとして事務局の強化が重要であると。

●その通りと聴きました。憲法で言う「二元代表制」はそこに本質があると思います。現在の議会(議員)は、市長の政策に依存し追認機関になっています。せめて執行(行政)のチェックが重要であるが、それも充分できていないことが見受けられます。しっかりチェックすると、反市長派とレッテルが張られてしまいます。政策を市長(執行部)に依存、議案を追認、チェックも放棄していたら、議会(議員)不要の声が出るが、幸いに今は、その声は小さい(ほんと?)のでしょうか。年間2億円(予算の1%未満)の議会費、多いか少ないかの議論は別に、民主主義のコストとしてその質の向上は避けられないように思います。幸い、若手の有望格が初当選しましので、一緒に勉強していきます。

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5回目で初めで「だるま」に目を入れた。昨日今日と駅に立ちあいさつしました。やる気充満!

2019-04-23 09:21:34 | 日記

●5回目の当選で、だるまに目を入れました。この達磨は心友の平田さんが、手彫りで作ってくれたものです。昨日目を入れました。自分は、これまでダルマに目を入れたことはありませんが、今回は心友が心込めて手彫りで作ってくれました。

 

●昨日(22日)の午前10時から市役所会議室で市議会員選挙当選証書授与式がありました。5回目ですが、いつも気持ちを新たに責任の重さを実感しています。

 

●昨日、今日と駅立ちしました。選挙直前や選挙の時には大勢いましたが、昨日は数人、今日は駅東靴桶川寄りには私一人でした。ほかの昇降口前にはいらっしゃると思いますが、いつものことですがなんか白々しいですね。大勢の通勤者から声をいただきました。月が変わったらレポートの配布を始めます。

 

●あいさつ回りと事務所の後片付けと、超忙しくしています。今日明日中には事務所は整理整頓して返却しなければと。街宣車は返却しました。

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