●1週間ぶりの投稿です。ブログを休んでいた中で、息子と二人で浦和に住んでいる実兄と義姉を訪ねました。選挙の報告を兼ねて家族等の近況を確認しました。兄は87歳ですが、とても元気で「これはかなわん」と安心して帰ってきました。子ども頃は兄弟が多く、食べ物が少ない時代でしたので家族の少ない人がうらやましかったが、今となっては男の兄弟は兄一人になりました。こっちも80歳を過ぎました。元気なうち、北海道の両親のお墓参りに行こうかと話しました。
●今日は、選挙後の初議会(臨時会)が開催されました。主に議会の構成を決めるのが初議会の仕事です。空席の議長には滝瀬議員、副議長には今関議員が選挙されました。その後議席の指定があり、私は8番になりました。また常任委員会は建設経済常任委員会にきまりました。休憩時間の間に各常任委員会の正副委員長を選任し、新しい議会の構成は決まりました。いよいよ6月8日から始まる予定の第2回定例会に向けてスターしました。
●三宮市長から議案提出説明の中で、2期目に向けた方針が語られました。特に目新しいものはなく、私的には、「これまでの北本市は希望に満ちた上り列車であったがこれからは“ふるさと”へ戻る下りになる」という趣旨の発言に、思わず「エッ」とリアクションしました。"ふるさとへ戻る下り”というフレーズですが、北本市民の高齢者にとって「戻るふるさと」はあるのかな~と自分のことに重ねながら聴いていました。
●さて、この8年間は、市長選挙辞退で多くの仲間の信頼を失い、ご批判を受けながらも市議会議員として当選させていただき、三宮議長(現市長)の時に議会運営委員長に。同時に「第五次総合振興計画基本構想前期基本計画」策定特別委員長兼務。さらに新庁舎等の建設に係る随時監査報告を受けた「新庁舎等調査特別委員長(100条委員会)」を兼務、3つの委員長を務めました。そして4年前には議会選出の監査委員と行田鴻巣北本の3市による新ごみ処理施設に係る「環境資源組合議会」議長。2年前には議長に当選させていただき、コロナ禍の中での議会運営に対応しました。実に充実した時間でした。
●そういう意味でも、今任期のスタートは「議会」を客観的に見、次の議会の姿を「自分自身に問う」機会にしようと、一人会派で役職とは縁のない形になりました。議員の若返りや議論の活発化、議会の権能発揮、定数削減など市民から指摘されています。議会は、法令だけでなく、長い時間の中ではぐくまれてきた「先例」という智慧?の結集が大きな役割をしています。民主主義の砦でもある議会ですが、時代が変わっても、人が変わっても、「議会基本条例」を制定しても、先例は生きています。