四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

大晦日。長寿橋を渡り勝願寺へお参り。百の縁にご縁があるように105円賽銭箱へ。タモリさんの「新しい戦前が・・・」に

2022-12-31 15:13:49 | 日記

●2022年も今日が大晦日。コロナ禍の中での一年でした。市議会議長としては、議員各位や事務局職員の協力で4回の定例会を滞りなく開会できました。来年3月の定例会で実質的に議長の職は終わります。もうひと踏ん張りです。

●今日午前、買い物で鴻巣駅前のルミネまでウォーキング兼ねて行ってきました。途中で広田屋人形店前の「長寿橋」を渡ってきました。はいポーズ。また、勝願寺に年越しのお参りをしました。今年一年、いろいろありましたが、家族含めて自分も何と乗り越えられそうで「御礼」の意味と「来年への願い」を込め、100の縁とご縁があるように、賽銭箱に「105円」納めさせていただきました。仁王堂の前ではいポーズ。仁王様に今年の感謝と来年のお守りをお願いしました。

●政治は先行き不安定の様子。岸田内閣は支持率低下でも、自民党内では内閣交代の動きがありません。考えるに、旧統一教会や防衛費増額(某国からの圧力か)など、戦後の国の根幹を揺るがす状況で、権力闘争する力もないのかも知れません。「キシダラッキー」かもしれませんが、日本アンラッキーの可能性もあり、目が離せません。タモリさんが、「来年以降“新しい戦前”がはじまるかも」の一言は含蓄があり、妙に納得しました。自分は、戦中の怖さと戦後の混乱を知っています。その後の高度経済成長と平和な日本こそ、いま「不易流行」の中で忘れはならいことです。

●私は専守防衛とは、「抑止力」と考えています。抑止力とは、攻撃すると攻撃した方が損をすると思わせることです。それには武力の近代化は必要ですが、武力だけでなく、経済力、科学技術力、文化力、外交力を相互に発揮する「総合力(国力・政治力)」だと考えています。今「不易」は戦争への反省による平和国家を伝統として守り、「流行」は平和の近代化へと変化させることです。来年が、日本の、北本市の「不易流行」元年でありたいと念じ年末のブログとします。良いお年をお迎えください。

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朝は紅富士、夕は黄金色の空にマッチ。議会が「市長は議会に説明責任果たせという決議」なんか変ですよね。岸田総理もそうですが・・・

2022-12-27 18:57:35 | 日記

●写真は、わが家のベランダから見えた紅富士です。朝は紅富士、夕がたは茜色の空とちょっとぜいたくな気分です。

●閉会した今議会で、議員提案で「市長に新ごみ処理施設整備について市民及び議会に説明すること」という決議が可決しました。私は議長席で提案理由を聞いて、「こういう決議をしなければ市長は説明責任を果たさないのか」と愕然としました。議会が議会への説明を求める議会決議です。すでに建設経済常任委員会協議会が、「建設予定地の決定に建設コスト等の調査をしたのかなど、決定に至った経緯を求めた申入れ」も拒否しています。三宮市長は議員時代特に議長の時には先例に関係なく思いつくままの言動でした。市長になったら態度が真逆になるとは…期待が裏切られたとの思いを持つ議員が多いということでしょうね。自分も期待していたぶん残念な思いですが…。

●国の政治も混迷しているようです。岸田内閣4人目の大臣辞任(更迭)また杉田総務政務官も過去の発言やNSNへの投稿が批判され辞任となりました。岸田総理は問題にある大臣や議員に「丁寧に説明」を連発していましたが、ほとんど実行されず、「丁寧な説明」ということばの信頼をこれほど損なった政治はこれまで見たことがありません。最もここ10年間ぐらいの自民党政権は、これと同等のことが多く政治への信頼が大きく揺らいでいる印象を強くしています。

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メリークリスマス!議会報告会を開催しました。市民の皆さんと意見交換できました。重要課題について詳しく説明しました。

2022-12-25 19:31:52 | 日記

●メリークリスマス!といいても私キリスト教の信者ではありません。我が家は仏教(浄土宗)ですが、それも熱心な信者とは言えない体たらくです。昨夜は家族の望年会兼クリスマスイブを楽しみました。議員はとかく家族に苦労を掛けますので、姫に対する礼を兼ね望年会としています。

●昨日今日と二日間、年末の議会報告会「わいわいサロン」を開催しました。昨日は文化センターで午後、今日は北部集会所で午前でした。両方合わせて30人位の参加者でした。

(24日文化センター)

(25日北部集会所)

私から12月定例の報告と、特に三宮市長が進める「久保区画整理事業の見直し」と「新ごみ処理施設建設に係る建設地問題」について詳しく報告しました。この2件の問題は、今後の北本市政にとって長期間にわたって極めて重要でかつ市民が直接的に影響を受けるテーマだと見ています。両事業に共通しているのは、事業開始の25年から35年前は北本市が人口含め成長期であるのに、見直後または新整備後の30年間は人口減少等減少期にあるということです。

●スタートの起点で見える将来の風景が、これまでと全く違うことです。私は5期20年議員として問題提起してきましたが、我々はどこかで昭和の「高度成長期」の影を引きずっているように思います。もう昭和ははるかに過ぎ、時代の進展のスピードで言えば平成の前期も過去になっています。政治は常に未来を想像し次の時代を創造しなければなりません。特に人口減少がもたらす「ストレス」は、我々の想像の及ばない過酷な結末に至る可能性があります。明日以降、この2件について、現実と未来について私の予測と展望を述べさせていただきます。報告会でもご意見を頂きました。この2件は全市民に長期間にわたって影響を及ぼす難題で、全市民による討論会の開催が必要かもしれません。

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年賀状の時期今年は大事な友人を数人亡くしました(悲)。ウェークアップ日本人!岸田総理「詭弁と欺瞞」の説明で、原発推進と反撃力向上とか。

2022-12-23 16:40:35 | 日記

●年賀状を完成させました。毎年この時期喪中のハガキを頂きますが、今年の数枚ありました。今年は自分にとって大切な方が数名亡くなり気落ちした一年もありました。議長になってから古い時代の議員の訃報もあり、議会を代表してご焼香する機会もありました。そろそろ今年の総括が必要な時期ですが、議会が終わったばかりで手がついていません。自分の議会レポートも手付かずです。

●国際政治も国内政治も、そして地方の政治も混迷が深まっている印象を強くしています。コロナパンデミックやウクライナ戦争、民族・宗教に係る紛争も依然として発生しています。ここへ来て岸田内閣は立て続けに重要な課題を国会での議論を避け、内閣だけで決めています。先ほどSNSでプーチン大統領は「詭弁と欺瞞のトンチ論法」とのコメントがありましたが、岸田総理の記者会見での説明も、プーチン大統領並みの「詭弁と欺瞞」ですよね。原発の稼働延長や新設方針についても「脱炭素」という理由ですが、確かに石油燃料の火力発電より炭素の排出はないが福島原発事故のように「放射能」と「廃炉等」の危険は数倍深刻です。

●中国や北朝鮮そしてロシアを想定しているのでしょうが「専守防衛」を基本に「適基地攻撃」(反撃力)のためにアメリカから古い武器を調達するという。まさに詭弁と欺瞞です。その防衛費を40兆円以上増やすという。しかも時代遅れの「トマホーク」を整備する。ある評論家は、アメリカの武器在庫一掃セールに加担したのか問う批判は、ある意味的を射ているかもしれません。何より、敵基地攻撃は国際法の先制攻撃にあたる可能性もあるとか。80年前の真珠湾攻撃を再びと思い起こされウンザリしています。自分は戦後の物資不足の中で育ちました。平和で豊かな暮らしこそわれわれ日本人が求めたものではないでしょうか。詭弁と欺瞞を見破るためにも、ウェーアップ日本人です。

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健康診断そこそこ歳相応。新ごみ処理施設建設候補地を比較検討の請願不採択。首長ら執行部に旧3市のトラウマが・・・ⓑ

2022-12-21 19:28:18 | 日記

(広島県の和田さんから贈られました)

●定例会も終わり、今日は定期検査の日でした。「変わりなし」ということでひとまず…年相応の健康状態です。毎日1万歩ウォーキング、10分1,000歩以上が健康維持のペースとか。私は10分でおおよそ1,200歩のペースです。血液検査で、腎機能の数値に「先生リンの値が…」と質問したら、「工藤さん何歳まで生きようとしているの?」と言われ「100歳まで」と言ったら「それなら透析の可能性はないですよ。血液検査の標準値は20歳から30歳の平均ですから高齢者も一緒というのはね…」ということでした。自分の年輪とよく相談し、「丁度“いいかげん”に付き合うのが最善かな」と思うこの頃です。

●昨日の本会議で市民が提案した「新ごみ処理施設建設地を比較して決めて欲しいので中部環境資源組合に意見書の提出を求める請願」(不採択)ですが、議論を聴いて想像したことですが、「比較検討」する裏に旧3市で「行田市長が小針と比較検討し安い方に決めて」との提案で最終的に原口市長(当時)はそれをせずに白紙にしました。そのトラウマがあるのかなー…?と思いながら聞いていました。それは現在の2市1町の首長(組合執行部)の共通の認識になっており、議員にも影響しているように思いました。また、「施設の老朽化が進んでいる。新施設ができないとゴミ難民になる、桶川のようになったら大変だ」という意見もありました。 

●施設の老朽化問題は、普通であれば今の施設が建設されたときからの問題で、これまでも右往左往の状態で15年以上続いています。当初は現在の2市1町で検討したが、管理者の吉見町長が比企郡市に拡大し、それを嫌った当時の原口市長が行田市を引き連れて離脱、鴻巣市に建設地という思惑(私の見立て)で動き、それに北本市も参加「行田鴻巣北本の3市で組合を設置」6年に及ぶ検討(約7億円使った)したが、行田市長が選挙で変り新しい石井市長が「行田市小針にある建設地(土木工事等整備済み)も建設コスト積算し比較して安い方に」という提案を拒否して白紙になり、元の2市1町に戻ったという経緯です。当時も市民が旧3市の時にも「建設コストを積算し比較を」と請願を出しています。今回の請願もその流れの一環でしょうから、市民の不信感は今後も続いていくと思われます。

●ごみ処理施設は迷惑施設と言われ、住民感情を考慮してどこの首長も避ける傾向があり、土地のあるところに集まるが、最後は利害(地元要望等負担)で調整がつかず白紙・解散が多く見受けられます。一見今度の2市1町の調整が順調に進んでいるようですが、マグマが地下にたまることのないように、市民に丁寧に具体的なエビデンスをもって説明(相互理解)を行うことが必要と思います。決議の提出者が「鴻巣市や吉見町の財政状況は分かりませんが、北本市の将来負担を厳しく見積もり、最終の予算で最大の効果と」というもっともな意見を申していました。住民のみなさんは、しっかりと自分のまちの将来を自分の意思で厳しく政治を見つめていただきたいと念じています。

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