●大晦日。今日は床屋さんで、整髪しさっぱりしてきました。その後は桶川や坂戸市の知人を訪ね、年末のあいさつ。先ほど帰宅し、ベランダから今年最後の夕日をパチリ。今日西の山に落ちた夕日は、明日元日の初日の出になり戻ってきます。
●夕日に向かい、今年一年の様々なことを一つひとつ思い出し反省と感謝しました。そしてこれからの自分の役割を強く心に刻み、2016年の歩みを誓いました。私の名前は「日出(ひいずる)おとこ(夫)」と、親からいただきました。明日の元旦に見る「初日の出(ひいずる)」に、2016年の74回目のスタートとなります。
●今年2015年は、1月19日の市長選挙出馬会見から4月2日の「市長候補者一本化による出馬辞退」の2カ月間、たくさんの人の献身的な応援に支えられ、また大きな期待をいただきました。また、貴重な浄財をいただきました。それだけに出馬辞退は、多くの人を失望させ、信頼を失うことにもなりました。しかし、最も大きな目標であった「現職の当選阻止」新市長誕生という大仕事が成就しました。
●しかし、私にとっては大きな決断でした。決断に当たり、ここまで応援していただいた一人ひとりのお顔が浮かび「つらかった」ことは、生涯忘れることができません。いや、忘れはならないと認識しています。また、出馬辞退を説明したときに、女性だけでなく、男性の「涙を流した姿」を見た時の思いは、72年生きてきた自分の心が揺らぎました。心の中で自分も涙が流れました。それだけに、市議選立候補に変えることは気持ちの葛藤がありました。すべて私の「不徳」の致すところでした。
●ぎりぎりの判断で市議選に出馬し、これまで経験したことのない成績で当選させていただきました。これも献身的に支援していただいたスタッフと、市民の皆さんの理解のたまものです。新しい市長とともに、新しい北本市議会を作ることが私に与えられた責任と、肝に銘じました。三宮議長の誕生で、私が議会運営委員長に互選され、議会改革が動き出しています。議会は間違いなく、市民に向き合い、市民とともに歩む議会に前進しています。
市政も現王園新市長は持ち味を発揮し、石津市長による独善的で思いつきの市政を一掃し、新しい北本市の長期ビジョンを描き出してくれるものと期待しています。
●今夜は家族3人で、女房が用意した「おせち料理」をいただきながら、今年一年、多くの皆さんのご支援・ご理解、ご協力と、また、いただい苦言を肝に、反省と感謝の「一杯」をしたいと存じます。
ありがとうございました。来年も、皆さんからのお力を借りながら、奮闘します。ご一家ご健勝で、素晴らしい新年をお迎えください。