四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

ひと月ぶりの投稿です。参議院選挙です。投票率がなぜ低いのか。地方議会に女性を含め多様性を。

2022-06-28 17:16:10 | 日記

●ひと月の休業でした。6月議会も終わり、議長の公務をせわしなく行っています。最近の政治状況や社会の動きを見ると、長く生きてきた自分にとっては「やりきれない思い」を強くしています。戦後、混乱した社会を高度成長という奇跡で復活したニッポン。その動力の一人として働いてきたもののとして、今立ち止まって社会の風景を見ると「こんなはずでは・・・」///愚痴になります。

●参議院選挙真っ最中です。投票率が下がって久しいです。3年前の北本市長・市議選挙でも初めて50%(48.6%)を下回りました。平成15年4月、自分が最初に立候補した市議会議員選挙は63.3%でした。定数26名に36名が立候補しました。多士済々の顔ぶれでした。石津市長が初当選した選挙でした。市民に改革のマインドがありました。立候補者が多いということが投票率を上げる要因かもしれません。それと北本市の場合は市長選挙とダブルで行いますから、市長選挙の立候補者に魅力がある人同氏の戦いになれば有権者のインパクトは強くなるでしょうね。

●そういう意味で言うと、候補者と争点に魅力があり、事前の選挙結果が微妙であれば、人々の関心も高まるのでしょうね。当事者として5回選挙に出て今思うことは、1回目は市議選の立候補者が多いということと、市長選挙が石津氏対現職の加藤氏という新旧交代が問われていました。自分は、3月になっての出馬表明でしたので、出遅れ感はありましたが、特に不安はありませんでした。むしろ石津氏の改革マインドに共感し、自分もこれまでのコンサルの経験を活かしたいとの思いで走り切りました。26人中の24人目で当選しました。

●投票率は、H15年63.3%、H19年59.2%、H23年53.9%、H27年55.1%、H31年、48.6%と、16年間(5回)で、15%下がりました。もっと女性の議員が必要です。赤ちゃんを育てながら、親の介護をしながら、障がい者の親や関係者など、もっともっと多様な人材が、とくに生活者目線、生活者の実感のわかる人が「意思決定の場」にいるべきです。もっともっと多様性が必要です。働きながら議員活動ができることも必要です。北本市議会は6人の女性議員がいます。私議長選挙の所信で、「女性議員が活躍できる議会」の必要性を述べました。来年の市議会議員選挙はそうなるといいなー・・・。

●次回国政等について書きます。

コメント (2)
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