塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 百人一首 内裏和歌合

2018-01-15 05:48:21 | ミュージアム巡り_2020
 次の書物は、「内裏和歌合」(主催者:村上天皇、成立:天徳4年
・960)。
 こちらの書物は天徳4年3月に内裏の清涼殿において行われた歌
合を記録したもの。大規模な歌合だったようで、参加者の服の色ま
で趣向が凝られたと伝えられ、後世の歌合に影響を与えている。
 開かれた頁には、壬生忠見と平兼盛の披露された和歌が記され、
両者の勝敗が定まらない中、村上天皇が自ら兼盛の”しのぶれど”と
つぶやいたことで決着したことが出ている。

 展示物は和学講談所旧蔵で、写年と書写者共に不明。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)
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